2010全豪オープン3日目レビュー:クルム伊達公子敗退

2010全豪オープン3日目:1月20日 男女シングルス1回戦、2回戦

本日のヤマトナデシコ

女子シングルス1回戦
○ヤロスラワ・シュウェドワ(カザフスタン) 6-4,6-2 ●クルム伊達公子

これはもう相手を褒めるしかない。

52位というランキングにいるということは、それだけのものを持っている選手と言うこと。

解説の話によると、当たった時は非常に怖い選手でヤンコビッチを破ったこともあるそうな。

シュヴェドワの良かった点

  • コースの変化をたくさんつけてきた
    • 伊達さんは読めなくなった
    • 特にバックのストレートの攻めが早い
  • ドロップショットなどの揺さぶり
  • 強力なサーブ
  • 強気に攻める姿勢

伊達さんのテニスも悪くなかったと思う。絶好調とまでは行かなかったけど、やることはやっていた。

本人は前哨戦で早く仕上がりすぎたというようなことを言っていたみたいだけど、全豪が最大目標とは言え、前哨戦だって大事な勝負の場所。勝てるなら勝つに越したことはない。

結果として手ごたえも感じたことだし(見てるほうも感じた)、良かったと思う。

森田あゆみとともにグランドスラム1勝が遠い感じだけど(年4回しかないし)、結果が出るのは時間の問題だと思う。

なぜならテニスの内容がいいから。

体もフィットしていて、動きも昨年中盤までと比べると良くなっている。

実はウィンブルドンでウォズニアッキに惜敗したとき、見ていて限界を感じたのだけどその限界をあっさり突破している感じ(私の予想なんていつもながらそんなもんです・・・)。

強い相手と当たっても粘りを見せるし、勝っちゃったりする。勝負強さは、全スポーツ、男女ともを含めた日本アスリート史上最高レベルだと思う。

しかし、今回負けたことでも分かるように、当たっている上位選手をねじ伏せるだけの圧倒的な実力があるわけではないのも確か。

これからも勝ったり負けたりを繰り返しながら、ときどき大きな仕事をやってくれる、そんな感じになると予想します。

(いい方向に裏切ってほしいですが)

5 件のコメント

  • 素晴らしい記事を有難う御座います。

    第1セット第4ゲームが山場でしたね。

    シュヴェドワは、穴がなかったです。

    私には、まだまだ足りないものがある。

    伊達さんの言葉、心に沁みました。

    今度は、パタヤビーチとフェドカップ。

    来るべきドラマに今からわくわくです。

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  • WOWOWが錦織復帰の緊急放送をしてくれると・・・
    全豪見ていたらそんなお知らせがありました!!!
    たぶんSAPだと思います。2月12日放送と言ってましたから。
    WOWOWさん、ありがとう!!!

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  • てにすはーとさん

    第4ゲームを取れば3-1でプレッシャーをかけれたかもしれないので、キーポイントでしたね。
    序盤はシュウェドワもダブルフォルトしてくれたりしてたんですがね。尻上がりに良くなって、あのプレーができるならトップ10だと思いました(が、毎回できるわけではないので52位なのでしょう。)。

    Ba3さん

    すんばらしい情報だ!
    今日、詳しく記事にします。
    ありがとうございました。

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  • 試合全部を見ました。
    伊達さん、負けてしまったけれど、凄いなあと思います。
    昨年は、カネピ相手に善戦はしたものの、トレーナーを呼んだり
    体力面の不安がありました(予戦上がったこと自体凄かったが)。
    あまり勝てなかった頃は、1セットは良いプレーができるが勝利に結びつかない感じでした。
    それが、アメリカのDrにみてもらったとか何とかで、以後はケイレンも起こさないようですし、1試合どころでなく、大会通じて良い
    コンディションを保てるようになり、韓国で優勝。
    岐阜の大会から始まったchallengeが、GSストレートインまで来て、さらに目標を上げているので本当に驚きます。
    前哨戦でこれだけ試合をこなしながら、ダブルスまでエントリーして…やはり過去にGSの2週目を戦っている人は並みではないですね。
    フェドカップも楽しみです。

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  • 伊達さんがシドニーで破ったペトロワを相手に、クライシュテルスが1ゲームしかとれずに敗退しましたね。
    ミス連発でびっくりしました。
    こんなことは滅多にないでしょうが、スポーツの難しさを感じました。

    ところで、国別対抗戦って、みなさん興味あるんですか?
    ナダル、ロディック、モレスモあたりはすごく大切にしているようですが、フェデラーやウィリアムズ姉妹など「ツアーのほうが重要」と考えるトップ選手が多いので、興味が沸きません。

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。