錦織圭がNitto ATP Finalsでラウンドロビン通過できるための条件まとめ

現在の状況

Nitto ATP Finalsのラウンドロビンも佳境。各選手が2試合を戦い、Lleyton Hewitt Groupは次のような状況になっています。

 アンダーソンフェデラー錦織ティーム勝敗得失セット得失ゲーム
アンダーソン
6-0,6-1

6-3,7-6
2-04-025-10
フェデラー×
6-7,3-6

6-2,6-3
1-12-221-18
錦織×
0-6, 1-6

7-6,6-3
1-12-214-21
ティーム×
6-7,3-6
×
2-6,3-6
0-20-414-25

上位2人が準決勝に進出できます。錦織は1勝1敗でラウンドロビン通過のボーダーライン。
ここで、他の人たちも色んな所でさんざんっぱら(この表現最近マイブーム)やっていることではありますが、錦織圭が通過できる条件についてまとめてみます。

各選手がラウンドロビン通過するための条件

これは、毎年誰かが作成している、分かりやすい表でまずは見てもらうのがよいでしょう。ATP公式のものを貼り付けます。

【追記】錦織目線での分かりやすい表を作りました。
1位通過の可能性はないので、2位だと○、3位以下だと×です。
ATPの表の、”HIGHEST % GAMES WON”のところでは錦織に可能性はないので、×にしています(後述します)。

【追記終わり】

これを細かい数字抜きでざっくり説明しますと・・・

・錦織はティームから最低でも1セットは奪いたい。フルセット負けでもアンダーソンが勝てば2位になれる。
・ティームに勝てば可能性はぐっと高まる。しかしフェデラーがアンダーソンにストレート勝ちすると、かなり厳しい。

フェデラー/アンダーソン戦の結果にものすごく左右されます。

錦織はティームに勝ちさえすれば、ストレートでもフルセットでも、そんなに状況は変わりません。
フェデラーがストレートで勝つか、フルセットで勝つか。この差が非常に大きいです。

錦織、フェデラー、アンダーソンが三つ巴で並ぶ場合

錦織、フェデラーが共にストレート勝利した場合、アンダーソン含めた3人が獲得セット率 .667で並びます。
この場合、獲得ゲーム率の勝負になります。

現在の獲得ゲーム数と、率は、

錦織 14-21 .400
フェデラー 21-18 .538
アンダーソン 25-10 .714

と錦織が不利。

そこで、錦織 def. ティームの得失ゲーム数と率を縦、フェデラー def. アンダーソンの得失ゲーム数と率にした表を作ってみました。

例えば12-0は6-0,6-0を意味します。
12-2なら6-2,6-0/6-0,6-2/6-1,6-1の3パターンがあります。
表の中の2や3は、順位です。
2位になれるパターンは背景を赤にしています。

ちなみに1位になれるパターンはありません。

フェデラーの調子が復活してストレート勝ちし、この表が適用される状況になれば非常に厳しい状況になることが分かります。

2ゲーム以上取られると、3位が確定してしまいます。

厳しい状況でも諦めてはいけません。
そしてまずは、錦織がフルセットだろうが何だろうが、勝つことでしょう。
ラウンドロビン通過と関係なく、単純にティームに勝ちたい、世界一に、グランドスラム優勝に近づきたい、そのために勝ちたいということですね。

錦織、フェデラー、ティームが三つ巴で並ぶ場合

上記とは別に、ティーム 2-0 錦織、かつアンダーソン 2-0 フェデラーの場合に、1勝2敗のティーム、錦織、フェデラーの獲得セット率が並び、2位争いが獲得ゲーム率勝負になるパターンがあります。

この場合は、最も接戦の、錦織 6-7,6-7 ティーム という結果においても、

錦織 26-35 .426
ティーム 28-37 .430

と、ティームを上回れないので、錦織は3位以下が確定してしまいます。

やっぱり、基本はティームに勝って、アンダーソン/フェデラーの結果を待つというパターンでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

 テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。