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風さんが見つけた、「ショット時は伸び上がって左右に重心移動という形になっている様に見えるので、これが巧くいくほどスピードも出るのかも」
とおっしゃられましたが、これは高岡英夫さんのいうところの側軸になります。
ですが、僕はこういうすぐに名前を付けて風さんがわかったことをかんたんにまとめる感じになるのは好きじゃありませんし、なるべく自分の見たままの感覚が大事だと思っています。
僕もなるべくそういったことは、自分の中で次の日忘れないように、メモだけを取って、それがどういうことかを考察するようにしています。(必要以上に他の人から情報を得ると、それでわかった感じになってしまうので)
ですから、そういう観察で、錦織の動きがわかったということはとてもいいことです。
側軸は一番真ん中の僕がよく言う「センター(中央軸)」が強いと、側軸も育っていきます。
側軸を上手く乗り換えているんですね要は錦織は
運動で試合中にやるべきことはテニスで様々状況が変化していく中で、何をすべきか?ということです
錦織が言ったコメントでいえば「ゆっくりした感じのラリー」、「クズネツォフと正面から打ち合うのをあきらめた。」「相手のいいところを消した(修造さんはファブリーズテニスと言ってました)」「どんどん打っていった」そして「テイクバックを早く構えた」
先程の側軸の乗り換える話は錦織の身体意識の話なので、彼が持っている素質、フィジカルがすごかったということになります。上半身の柔らかさにしてもそうです
ただ・・・、よりテイクバックを早くすることによって、より今の錦織にとって理想的な運動ができるようになった。その結果として、側軸の乗り換えもより良くできたのは間違いないと思います。
面白い話ですが当然側軸も中央軸(センター)も身体意識で、極意なので、意識して鍛えるんですが、例えば今錦織が、僕のこの書いた分をそのまま読んで「へーたくやがなんか言ってる。側軸を意識して打ってみよう」と言って打つよりも、自分にとっていい運動をする方法(今でいえばテイクバックを早くした)ができていれば、そちらの方をやってもできる場合があります。
ちょっといったんここまでにします
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