錦織圭、芝シーズンはイーストボーンからウィンブルドンへ

まず、数日前のことなのでご存知かとは思いますが錦織圭がウィンブルドン本戦のワイルドカードを獲得したことをお知らせしておきます。

これまではプロテクトランキング106位を使用してのエントリーで、予選からの出場になる予定でした。プロテクトランキングを使わなくて済むことは非常に大きいです(ただし、ワイルドカードも年間5枚まで。今回使用すると残りは3枚です。)。

また、予選は本戦と別会場なので予選で敗退してしまうと本当の意味でウィンブルドンの雰囲気を味わうことにはなりません。本戦からの出場になったことで、ドロー次第ではオープニングマッチでフェデラーと対戦という可能性もあるわけで(確率1%強)、そうなるとテニスプレイヤーの夢の一つであるセンターコートでのプレーが実現してしまうことになります。
(ちなみにこの一文は、1回戦でフェデラーに当たりませんようにという願いが込められています(逆フラグ頼み)。)

ここでちょっとすいませんが関係ないことを一つ。この記事は現在、電車の中でiPadを使って書いているのですが、となりのお姉さんのガン見がすごく、耐え切れません。お姉さん、すいませんがこの文章が目に入ったら、チラ見程度に抑えていただけませんでしょうか。

さて、そのウィンブルドンに向けて芝で実戦経験を積まなければなりませんが、今週のクイーンズ1回戦で敗退したことにより1試合のみで本戦を迎えることが心配されていた錦織圭ですが(そのため、ウィンブルドンは予選からの方がいいのでは?という意見もあった)、公式ブログの本人コメントにより、来週のイーストボーンに予選から出場することが明らかになりました(おしえてくださったえみっちさん、akiraさん、白ごはんさんありがとうございました!)。

次はEastBourneの予選に出ます。
今週末の土曜日からになると思います。
応援よろしくお願いします;)

クイーンズ1R – 錦織圭公式サイト|KEINISHIKORI.COMより)

イーストボーンは32ドローのATP250大会で、今週のクイーンズと同じくエーゴン(Aegon)がスポンサーになっています。

クイーンズ(ロンドン) Aegon Championships
イーストボーン  Aegon International

です。紛らわしいですが覚えましょう。テストに出ます(本当に出ます…この意味分かる人?)。

大会に関する公式情報は以下で得ることができます。

これで芝の実戦経験も補うことができそうです。そして、1回でも2回でも勝てばまた自信がついてくることでしょう。応援しましょう!

39 件のコメント

  • 団長、電車の中で記事Uぷですか~?すご~い!ビックリしました^^
    本当、芝に慣れるためなんでしょうね!
    あと、トップ選手との対戦が続いて本人が相当まいっているみたいなので、そのケアの意味合いもあって予選からの参戦かな?

    ところで質問なんですが、イーストボーンの予選はPRを使わなくてもエントリーできたんでしょうか?
    どこのサイトで調べたら良いのかわからず、他人頼みで申し訳ないです^^;どなたか教えてくださ~いm(_ _)m

      引用  返信

  • しばらく公式サイトの更新がないと思っていたら、やはり気持ちの整理をしていたようですね。元気が出てきたようでよかったです。

    少し前の記事のことですみません。サラソタCHはWC使用になるんですか。前週優勝でSEのエントリーになっていたような気がします。

      引用  返信

  • i Pad もう使ってるのですか⁈
    隣のお姉さんの件、どうなりましたか?
    思わず声に出して笑っちゃいました!
    ところで、ガスケ戦は相当悔しかったみたいですね?トップ選手との差、ここという時の差!
    少しずつ差を詰めてくれると信じて
    皆さんと一緒に応援したいと思ってます。

      引用  返信

  • ほらね、ipad持ってたらもてますって!まあガン見ってのはもてたうちに入らないのでしょうか。普通はちら見でしょ。それをガン見。やっぱもてる・・・。
    ipadほしいなぁ。

    さてさて、圭くんウインブルドンの前にまた試合ができるのはよかったですね。
    楽しみですね。

      引用  返信

  • 250大会は本戦と予選のエントリーは別れていません。EastbourneへはPRでも現ランキングでもエントリーしていませんでした。ですから基本的に参戦できません。それが予選からにしろ参戦できると言うことはWCを得ることができたと言うことだと思います。するとWCを使った最初の大会になります。

    Queen’sのときの錦織選手のブログに事務局に本戦PRは無理だろうと諦め、予選にはPRを使いたくないので予選のWCをお願いに行ったら、本戦インを告げられたとありました。今回もきっと大会事務局にWCの申請に行き、認められた連絡が入ったものと思います。そこでどうしているんだろうと心配しているわたしたちに早速ブログで大会公式の発表前に参戦の報告してくれたものと想像します。WCを得られたことももちろんですか彼の姿勢が嬉しいですね。

    Eastbourneはドロー32と250大会の普通の規模で、小さいですからエントリーのカットレベルは高いです。予選からでもPRを使ってもエントリーはできないほど高いです。ですから当初、Queen’sに絞って計画建てていたものと思います。しかし、不完全燃焼に終わったので急遽Eastbourneへの参戦をトライしたのだと思います。

    今年、WCを得た大会はDelrayとMaiamiとSarasota CHがありました。しかしDelrayはPRが有効になり、Maiamiは参戦を辞退し、Sarasota CHはSEが認められ、まだWCが使われていません。同じようにWimbledonもWCを得ていますが、PRのエントリーになるかどうかは未だ微妙です。どちらにしても本戦インは確かなのです。

    以上で、関連したことを説明できたでしょうか?

      引用  返信

  • Ipadを持っていたら女性にモテモテという記事を見ましたがどうやらそのようですね。
    EastBourneの予選楽しみです。

      引用  返信

  • ケイメヒコさん、詳しい説明ありがとうございます!
    >250大会は本戦と予選のエントリーは別れていません。
    そうなんですか~@0@ 全然知りませんでした^^;
    しかも、エントリーはもう締め切ってあるのですね、なるほど!
    忘れっぽいので、覚えていられるかどうかわかりませんが、
    勉強になりましたm(_ _)m
    PRが減らなくて良かったです。^^)/
    これでウィンブルドンまでのお楽しみが増えましたね。
    毎日寝不足になって、みんなの泣きがはいるくらいの活躍を待ってますよ~≧▽≦

      引用  返信

  • ケイメヒコさん、早速のていねいな説明ありがとうございます。
    こうなってみるとウィンブルドン本戦インが早々と決まったのは大きかったですね。予選のことを考える必要がなくなったので、イーストボーンで芝の試合経験を積むことができます。

      引用  返信

  • しかし錦織選手のドロー運はいいのか悪いのか・・・
    先のことを考えたら良いことなのかな?
    ウィンブルドンですごいことやらかしそうな気がします。

      引用  返信

  •  ケイメヒコさん

     重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、18:47:15の
    コメントにおいて、以下の2点について修正させてください。

    ①Eastbourneへは、5/03付の649位でエントリーしています。
    http://www.tennisteen.it/notizie/entry-list/9457-atp-entry-list-14-20-giugno-2010.html

    ②Eastbourneの予選へは、PRなら充分にDAできたはずです。
     現時点で119位の選手までのDAが確定しています。

     一般に、ATP250クラスの予選のカットオフRKは高くなく、今週の
    Halleで623位、クイーンズに至ってはシングルスポイント0の選手
    までDAしていました。

     したがって、Eastbourne予選へのWC獲得は確定的とはいえず、
    今なおWCorDAで微妙な状態が継続しているものと推察します。

      引用  返信

  • コリコリさん
    今、リンク先を見ると5/24付の246位で予選DAになっていますね。
    ランキング的にチャレンジャーレベルだから予選突破してほしいですね。

      引用  返信

  •  えみっち さん

     全英予選のエントリーリストと見間違えていませんか?
     イーストボーンのリストは、上から4つ目の段です。

      引用  返信

  • コリコリさん

    ご指摘ありがとうございます。

    >クイーンズに至ってはシングルスポイント0の選手までDAしていました。
    0ポイントの人の参戦はWC以外無いと思ってましたので、これは、ちょっと信じられないのでQFのドローシートで確認しました。WCもなく28人が埋まってました。でも0ポイントの人は居ませんでした。
    0ポイントは居ませんでしたが、一番低い人は今年の初めにフューチャーで1ポイント取得したランキング1737の人でした。

    250やCHへの参戦はドローの日か前日までに大会事務局でサインインしなければ自動的にアウトになると思います、エントリーしていても事務局への何の連絡もなければアウトですから、ランキングの極端に低い人もエントリーできる可能性があるわけですね。

    でも、OUT109でDAできるかは、ドローの時になってみなければ分かりません。多分、WCの申し込みをして、了承を得られているので、ブログに参戦を公表したものと思われます。当然、そのときにドローにDAできる状態ならWCを使わないと思います。

      引用  返信

  •  ケイメヒコさん

     こだわるつもりはありませんが、前の私のコメントで、

    >クイーンズに至ってはシングルスポイント0の選手までDAして
    >いました。

     と記述した根拠を示しておきます。

     まず、以下のアドレスのクイーンズ予選ドローより、ラストDA
    がブラジルのAndre Saという選手で、ダブルスRKが63位であること
    が分かります。

    http://www.atpworldtour.com/posting/2010/311/qs.pdf

     続いて、同選手に係る下記アドレスのRankings Historyより、
    クイーンズのエントリー週である4/26付のシングルスRKはランク
    外、即ち0ポイントであることが確認できます。

    http://www.atpworldtour.com/Tennis/Players/Top-Players/Andre-Sa.aspx?t=rh

     要は、実質ランク外の選手をDAさせることになるが、たまたま
    ダブルスでは高ランクの選手だったので、参考にそちらのRKを記載
    しておいた、というのが真相だと思います。

      引用  返信

  • コリコリさん

    分かりました。

    Andre SaはCilicとダブルス組んでいた人ですね。今日負けてしまいましたが。

    ダブルスのポイントでもシングルスのエントリー自身はできそうですが、シングルスのエントリーはしていないし、エントリーしているかどうかは絶対条件だと思います。たまたまドロー時に居たと言うことでしょうか?それで、エントリーさせたというのは信じられません。エントリー無しから参戦できるのはWC以外にないと思います。

    WCのマークはついていないけど、他の予選参加者に比して極端にランキングの低い人が3人居ます。ちょうど普通の予選のWCの数と一緒ですね。
    特例でDAさせたのではなく、主催者の自由になるWCを与えたという方がわたしには理解しやすいです。

    予選のドロー表には予選WCの表示が無い場合が多いのではないでしょうか?

      引用  返信

  • コリコリさん
    すみません。見間違えました。一番上を見てしまいました。
    DAできるといいけど、やっぱりWCかなぁ。

      引用  返信

  • 初めてカキコします。 よろしくお願いします。
    エントリー上の詳しいことは全くわかりませんが、アンドレ・サって、何年か前にウィンブルドンのシングルスでベスト8に入った選手ですよね?
    芝での実績を主催者に評価されたのではないでしょうか。

      引用  返信

  • マスケンブログより。ウィンに挑戦する男性全員の写真あり。
    にしこりは相変わらず照れ隠しかおちゃらけ表情でw
    http://www.tennis-navi.jp/blog/masuken//019282.php

    しかしマスケンさん、ウィンブルドンにはしっかり仕上げていきたい、ってまるでご自身が出場するみたいな書きっぷりですw
    気合入ってますね。

      引用  返信

  • ぐーがーさん
    >何年か前にウィンブルドンのシングルスでベスト8に入った選手ですよね?
    仰る通り2002年にQFまで行っている人です。

    >芝での実績を主催者に評価されたのではないでしょうか。
    はい、こういうことが適用されるのはWCだと思います。
    DAはその時のエントリーリストから機械的操作に寄るはずです。

    しつこくて済みませんが。
    今回のQueen’sのQFドロー表にWCが表示されていないのは希なケースのようです。
    HalleにはWCの表示があります。Queen’sの過去のQFのドロー表を2002年までさかのぼって見てみましたが、全部にWCの表示があります。2004年以前は予選も56ドローだったようです。
    今年のQFドロー表では全員がDAによって構成されていると見るよりも、WCの表示ミスしていると見る方が妥当だと思います。

      引用  返信

  • まさか テストって あのテストですか?
    たいへん難しかったです。
    やっぱりそろそろきましたか。問題作
    るの大変ですねー。圭君に関する事以外もでそうですね。この間
    のを良くみて研究しときます。
    | (さすがに苦しい・・・)

    ますけんさんデ杯の時も、いつもうれしそうに選手と練習してますよね。

      引用  返信

  • 土曜の予選は、応援したいけれど、ドローとかライスコとか見られますか

      引用  返信

  • えみっちさん、ありがとうございます。まだでていないだけなのですね。

      引用  返信

  • ついにOOPが発表されましたね。
    1回戦の相手は Haydn Lewis (BAR) (1160位)
    Court10で10:30AM開始の第2試合です。
    ということは夜の8時過ぎからでしょうか。

      引用  返信

  • BFさん ありがとうございます
    圭君 シード5 になっています?
    と、いうことは WC ではなくなったの?

      引用  返信

  • 発見しました。 
    錦織圭選手 201位で出場です

    ttp://www.atpworldtour.com/posting/2010/741/qs.pdf

      引用  返信

  • Aegon Internationalのホームページまではいけるのですがそのあとoopを見るにはどこに行けばいいのでしょうか

      引用  返信

  • blueittiさん、のでoopは、見ることはできましたが、そこまでどうやっていったのか教えてください。

      引用  返信

  • BF さん、ありがとうございます。皆さんが、いつもentryの情報などすばやく提供してくださるので助かっております。どういうルートでこういうurlにたどり着くのか、自分でも探せないものかな、と思うのですが、なんともITオンチなので・・・

      引用  返信

  • chachaさん。
    上のURLは、ATPのHPからバーのTOURNAMENTSをクリックして、右のFind a TournamentでEastbourneを選ぶだけですよ。
    エントリー情報は、Mens Tennis ForumでUpcoming TournamentsのAEGON Internationalをみるとありますよ。

      引用  返信

  •  これは、久々にナイスドロー(死語?)ですね。
     また、予選とはいえ、錦織にシードが付いたのは初めてではない
    でしょうか?

     まず、予選決勝までの2つは1000位以下の選手にしか当たらない
    ため、勝敗をあまり気にせずに芝の感覚の吸収に専念することが
    できると思います。やはりシードが付くと楽ですね。

     その後の予選決勝の相手は、順当なら第3シードのKunitsyn
    (105位、28才)となるでしょうが、Kunitsynは調子を落として
    いるので、昨年の本戦で16強入りしたGoodall(350位、24才)
    辺りがくるかも知れません。

     いずれにしても予選決勝は勝負となりますが、他の山に比べれば
    予選勝者となるためのハードルは低く、緊迫した状況下でゲーム感
    を養いながらも結果的には勝てるのではないかと思っています。

     ここまでは、「まさに狙い通りの予選出場」といったところだと
    思います。

      引用  返信

  • お騒がせのケイメヒコです。

    EastbourneはDAになり、5番シードになりました。

    初戦の相手はHaydn,LEWIS (BAR )選手です。
    彼はバルバドスの24歳で、現ランキング1160位と言うことですから、錦織選手のエントリー時点で648位はDAできてました。そして現ランキング201位がシード5位になりました。

    予選Finalは第3シードのKUNITSYNになりました。彼に勝って12ポイントゲットし、本戦に臨みたいものです。

      引用  返信

  • エントリ状況から予選のDAも厳しいはずでしたが、殆ど100位台の選手が消えてることから、WBの予選で出られないのかな。この大会はWB本戦DA組みか、WB予選落ち組みな人以外出れないってことね。
    まぁ、圭気付けにはナイスなドローではないでしょうか。

      引用  返信

  • chachaさん 見つけられて良かったですね :D
    BFさん お世話様です。

    で、 chachaさんへ
    同じリンク先に ライブスコアもありましたので、
    そこで 応援しましょう!

    それとも 
    ライブストリームとか あったら嬉しいんだけど・・ ね 

    >コリコリさん
    >他の山に比べれば予選勝者となるためのハードルは低く、

    うれしい情報、ありがとうございます
    切に願います!
    がすけ戦の後遺症を払拭して、WBで大活躍して欲しい!

      引用  返信

  • OOPも出てました。
    12日土曜日ロンドン10時半からの2試合目です。
    日本時間12日午後7時前後の開始でしょう。
    コート10ということですから、カメラはあるのかな?

      引用  返信

  •  ケイメヒコさん

     日本と英国の時差は8時間あるので、午後7時前後の開始はない
    と思います。

     同コラム上で既にBFさんからもコメント(at 7:05:29)があった
    ように、日本では午後8時前からスタンバイしておけば大丈夫だと
    思います。(但し、現地の天候はノーチェック)

      引用  返信

  • Haydn,LEWIS・・・
    ハイデン・ルイス?読み方全然わかんないんですけど・・・(>_<)
    わかんないので、フード断念するかも~

    バルバドスって・・・アルバトロスみたいw
    へ~中米、英国文化の国なんですね。圭くんを通してミニ学習~w

      引用  返信

  • Bluettiさん、BFさん、ありがとうございます。ライスコ観戦します。
    ヘイデン・ルイスかな、炎天下五ゲーム遊んできたので、さすがに疲れた、ルイスは、ないけどアイスがあるから、ルイスの類推でアイスをたべます。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。