だいあんさま、禮さま、クレベールさま、ほか現地観戦の皆さま
日本選手の試合のない時間帯で、もし観戦に迷われたら是非とも次世代選手を偵察ください！ 昨年のAOでデ･ミノール選手がブレイクしたかの如く、このRGでブレイクしそうな次世代３選手です。
1人目はおフランスのコランタン･ムーテ選手19歳[WC]。
1Rでカルロビッチ選手にストレート勝利でビックリ。
彼はおフランス次世代１番手で2016末ジュニア･ランク９位。その時の４位が綿貫陽介選手20歳。2017のトララルゴン決勝でハンガリーのソンボル･ピロシュ選手に勝って優勝、AOジュニアのSFでピロシュ選手に苦杯という、ピロシュ選手と常に切磋琢磨な選手です。
ちなみに２番手はジョフリー･ブランカノー選手で、３番手がお馴染みマキシム･ジャンビエ選手。
２人目はスペインのジューム･ムナール選手20歳[Q]。
1Rで同国大先輩のフェレール選手をフルセットで破る下剋上。
彼はナダル･アカデミー所属で、トニおじさんから訓導を受けるスペイン期待の星の次世代１番手。昨年はデ杯スペイン･チームにも帯同し、またもや綿貫陽介選手的アプローチ。
今回の下克上は、フェレール選手がジュニア誕生等プライベートがご多忙であったとはいえ大したものでは、と。
ちなみに２番手は、昨日ツィツィパス選手に惜敗のカルロス･タベルネル選手[Q]。さすがスペイン、次世代もクレーで予選をきっちり勝ち上がります。
３人目はイタリアのマテオ･ベレッティーニ選手21歳。
1RでLL復活のオッテ選手に逆転勝ち。
彼は2017末のイタリアU21のナンバー1（ポイント的に）でしたが、ミラノF出場できず。WC争奪戦決勝でナンバー２のジャンルイジ･クィンツィ選手に競い負け。クィンツィ選手はミラノF出場後、というか今季、フランカヴィラCHと先週のメストレCHで優勝。こりゃマテオ君相当悔しいはず。
不運続きのマテオ君でしたが今回、ツォンガ選手OUTで本戦繰り上がり、対戦相手のルー選手OUTでLLのオッテ選手に変更、と見事幸運に変換です。
さあ彼ら３選手、2R以降快進撃なるか。
テニス大国のラテン３か国では次世代が続々成長、ナンバー３あたりまでがGSに果敢に挑戦。予選や本戦にWCを頂けるとはいえ立派なもの。日本の高橋悠介選手や綿貫陽介選手もぜひ続いて欲しいと思います。
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