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#32008
たくや

    nakaさんがコメントを頂いたので(僕宛てじゃないですが)返したいと思います

    僕自身もこの話を初めて聞いた時は、半信半疑というか疑のほうが強かったので、あまりこれを言いたくなかったのですが、言います。あくまで全部を受け入れろとは言いません。理解しろとも言いません。ただ頭の片隅にもしかしたらそうかもしれないな、ぐらいに置いといてもらえるといいです。nakaさん以外の方も半信半疑でいいです

    錦織は僕は彼のチームの筋トレで強くなったわけではないと分かっています。なぜなら本質的な身体能力である、筋肉の柔らかさが格段に上がったからです。特に上半身が。上半身が柔らかくなれば、下半身も当然柔らかさが伝わって柔らかくなります。
    皆さんスポーツは筋力でするものだと考えていると思います。ですが、実際は運動量をいかに作るかにかかっています。力と言うと、一瞬しか発揮できません。それが力です。それは違う!!と思う方もいるかもしれませんが、そうなんです。ちょっと調べてみてください
    運動量と言うと、水の入ったポリエチレンの袋がこっちに飛んできて、慣性を持っていると考えてください

    慣性とは物がその空間にとどまろうとする力のことです例えば、タイヤを手で転がすときに、最初はゆっくりしか動きませんが、徐々にほっといても勝手に転がっていくと思います
    バットを振るときも、よく「バットを加速させていく」と言いますね。そういうことです
    ですから運動能力が高くなればなるほど、この運動量を操れるかどうかが変わってきます。
    バランスをどれだけ崩せるかどうかによって、そのエネルギーを生み出せるか決まるのです
    イチローなんかはすごい姿勢で打ちましたねーって解説が言うのはあれだけ崩れて良く全身をコントロールできるなと言うことを感じていると思います。
    腰や下半身がどれだけ柔らかいかで上半身まで崩せるかが変わります逆もしかりです
    筋肉自体が柔らかければ、軸が通って、体幹から動けます
    。特に今年のクレーのあたりを見てもらえれば分かりますが、試合中しょっちゅう体をほぐし続けています。他の選手とは比較にならないほど上手に、腕、肩、手、などをほぐしています。トップの試合では爆発的に緊張するので、無意識にアスリートが苦しいから、苦し紛れにほぐすことで、よくなるのは典型的です。書いていて説明が多すぎると思ったのでここまでにしますが、2014年と今年では全くこの柔らかさが違いますほぐして作り出せる運動量が潜在的に多くなり、腕が伸びる範囲もかなり伸びました。