錦織テニスの集大成!一秒たりとも目を逸らすな!(2026 木下ジャパンオープン 大会プレビュー)

大会情報

大会名: 木下ジャパンオープン
カテゴリー: ATP 500
サーフェス: ハード
開催地(時差): 東京(時差無し)
ドロー数: 本戦32、予選16
獲得ポイント: 優勝 500/準優勝 330/ベスト4 200/ベスト8 100/2回戦 50/1回戦 0

出場選手情報

主な本戦出場選手

錦織圭(WC)
島袋将(WC)、坂本怜(WC)
アルカラス、フリッツ、ティアフォー、ホダル、ムゼッティ、
ルード、ポール、バシェロ、ダビドビッチフォキナ、ベレッティーニ、
シャポバロフ、ルネ

主な予選出場選手

望月慎太郎(WC)、ダニエル太郎(WC)、西岡良仁(WC)
フィス、ミケルセン→本戦入り、ムナー、マイクシャク、ウーゴカラベリ、ギロン

想定対戦相手

ドロー未発表

過去の成績

リンク集

  • ATPサイトの大会ページ
  • 大会公式ページ
  • シングルスドロー

大会プレビュー

最後の大会を前にした私の想い

ついに、ついに時が来てしまいました。現役最後の大会、ジャパンオープン。
5月の引退発表から続く、失恋のような、あるいは大切な人を亡くしたときのような胸の痛み。
はたまた体の奥から湧き出てくる感謝の念。
「いつかはその時は来る。長年よく戦ってくれた。」と自分に繰り返し言い聞かせ、落ち着いたかと思えば、ツイキャスで偉大な足跡を振り返る際に再び流れる涙。
日常に忙殺されながら、幾多の感情と向き合ってきました。
夏になると北米ハードコートシーズンへのエントリー発表に湧き、ワシントンで感動のATP本戦勝利。また涙。
そのまま思い切って全米の地へ。本戦出場は叶わなかったものの、全盛期を思い出させるプレー。最後のグランドスラムで輝いてくれました。
そして、あと数日で、東京の地で錦織圭の長い旅が終わります。

いや、まだ終わっていません。最後の1ポイントが終わるまで応援の手を緩めてはいけません。勝てば次もあります。
記者会見では、「あまり期待はしていない」と前置きしつつ、「悔いなく終われるようにしたい」と錦織は述べました。
これは、錦織流の全力宣言です。あまり強い意気込みを語るタイプではありませんが、コートに立ったら勝負師。コートに立ったら最後まで勝利を目指す。
それが錦織圭。この大会も、気負うことなく、いつものように、また旅が続くかのような自然体でコートに立ち、それでいて諦めない錦織劇場を披露してくれることでしょう。

プレーの展望

全米では予選決勝で坂本に敗れたものの、間近で見た1回戦、2回戦ではツアーレベルのプレーを見せてくれたと思います。
ここ数年、速度が出なかったサーブは180km/h台を連発するまで回復し、力強さを取り戻しました。
もう一つのウェポンがフォアハンド。前に入る動きに迷いがなく、ウィナーを量産。宇宙開発(フレームショットで上に飛ばしてしまう症状)も少なく、安定感のバックハンドに攻撃力のフォアハンドとバランスよくプレーしました。
リターンもタイミングよくクリーンにヒットしており、目の覚めるようなリターンエースも度々放ちました。

課題は、ショットではありません。試合中の波と体力です。
1回戦オフナー戦では完璧な1stセットの後、トーンダウンした2ndセットと、近年の錦織によくあるパターン(1st良すぎると、2nd失速する)。
2回戦アントニウス戦でも1st 4-0までウィナーの嵐でしたが、その後ミスを重ねるなど、試合の中でどこかで波が出てしまいます。

それでもオフナー戦ではファイナルで修正し、アントニウス戦でもミスを食い止めてストレート勝利。
全盛期でも試合途中に波が出ることはありましたが、このように高確率で食い止めてきました。食い止められなくなってきたのが、故障が増え実戦機会も限られた、近年の傾向でした。
ここにきて再び、修正力が戻ってきたのは良い兆候だと思います。

体力に関しては、坂本戦で前の2戦より動きが悪かったことを見ても、現状、3試合が限度でしょうか。
オフナー戦はファイナルまで行ったとはいえ各セットのスコアは競っておらず(6-2,1ー6,6ー2)、試合時間は1時間49分。アントニウス戦も1時間17分と試合時間は短く、さらに坂本戦は雨で1日順延されていましたから、今大会の1回戦で、仮に勝ったとしても試合時間が長くなったら、2回戦から影響が出るかもしれません。
こればっかりは、しょうがありません。36歳で、ここ数年は故障期間も長かったので、ハードなトレーニングをしたくてもできなかったでしょう。
その代わり、3球目から攻めショートラリーでポイントを取るプレースタイルを意識するようになってからもそれなりに長くなり、その技術は向上してきていると思います。
体力の衰えを技でカバーして欲しいです。でも、最後は錦織のトレードマークである逆境での精神力、錦織劇場が頼りでしょう。応援が、それを後押しします。

ドロー発表は、明日の28日です。

いつ行けば錦織に会える?1回戦はいつ?

明日の28日、そして翌29日は予選が行われますが、錦織圭の公開練習も行われます。チケットが必要です。
28日はルネ、29日はムゼッティと練習します。

1回戦は、30日か10月1日です。10月1日のセッション2に錦織の1回戦が入るのではないかと予想する人が多く、このセッションのチケットが最も入手困難となりました。
しかし、過去の経験上、予想しても当たらないことが多いです。
デイセッションにも、試合は入ったりしています。

ただ、昨年と同じであれば9月30日(本戦初日)の方が、10月1日(本戦2日目)より試合が少ないので、その意味で10月1日の方が確率が高そうです。
一方で、アルカラスが現在、レーバーカップでプレーしており、おそらくなるべく遅いセッション、すなわち10月1日のセッション2を希望してくるでしょう。
そうなると、10月1日のセッション2に錦織とアルカラスの両方を果たして入れてくるだろうか?という疑問が湧いてきます。
その場合、9月30日のセッション2にも可能性が出てきます(目玉選手の分散)。
でも、10月1日のセッション1に錦織、セッション2にアルカラスというパターンもないとは言えないと思います。
9月30日のセッション1でいきなり錦織というのは考えにくいかな・・・とは思いますが、これは単なる私の素人予想ですので、逆フラグ神でもありますので、当てになりません。
要するに、よくわかりません。

長々と講釈しておいて、盛大に外すのが私ですので、あまり参考にしないでください。

錦織は、10月6日の決勝の日に引退セレモニーを行います。
なので、9月28日、29日、9月30日or10月1日、10月6日の4日間が、確実に錦織を拝むことができる日です。
勝ったら、さらに増えます!

1 個のコメント

  • プレビュー有難う御座います。
    タイトルにも中の記事にも涙しそうです😭

    現役最後のプレーをこの眼にしっかり焼き付ける積もりです。錦織自身が楽しんで少しでも満足できるようなプレーができるように祈ってます。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。