フルセットにもつれながらも最後突き放して勝利!(2012バルセロナ1回戦)

2012 Barcelona ATP 500
2nd Round
Kei Nishikori [8] def. Mikhail Kukushkin, 6-3,4-6,6-0

第8シードのため2回戦からの登場となった錦織圭の緒戦の対戦相手は、最近好調なククシュキンでした。

3度目の対戦となり、フルセットにもつれましたが最後は6−0とベーグルを焼いて快勝です。

ライストをチラ見程度の観戦しかできませんでしたが、勝つために要所を押さえたテニスだったと思います。

決して絶好調ではなく、フォアが浅くなる場面、ドロップショットがなかなか決まらないなど苦戦しました。

ククシュキンは2ndセット終盤でショットの深さと威力が増し、ファイナルセットも競ったゲームが多かったですが痛いところでミスが出て錦織に最後、突き放されてしまいました。

1stセット第8ゲームのブレイク(これで5−3)そしてファイナルセットの最初の競った2ゲームを取ったことが錦織の勝因でしょう。

昨年まではとにかくランキングを上げたかったし、一戦一戦が本当に勝負という感じだったのですが、ランキングの上がった今年は「上位ラウンドでいかにいいテニスをするか」が焦点になってきています。

そういう意味で今日のような試合は、細かい内容うんぬんよりまずは勝つこと、そして大会の雰囲気とコートの感触をつかむことが非常に大事な試合でした。

楽な相手ではないしもちろん内容も大事なのですが、苦戦しながらも本当の意味でのピンチ(「負けそう」という場面)は迎えませんでしたし、要所を締めることが出来たのでいい試合だったと思います。

修正すべき点は1stサーブが良く入ったにも関わらず得点率が低かったこと、フォアハンドの深さなどでしょうか。

ドロップショットは・・・、ドロップショットそのものよりもドロップショットが効く場面を通常のストロークでどれだけ作り出せるかどうかだと思います。

タッチが必要なショットだけに余裕のある場面で使いたいところです。打たされるドロップショットは精度を欠くばかりでなく読まれて逆襲されてしまいますので、積極的に使うことはいいと思うのですが、まずはストロークを深く打つことではないでしょうか。

スコア推移(スコアリング by Namicchiroさん)

Set1 6-3

G1 圭 1-0
G2 ク ×○×○×× 1-1
G3 圭 ×○○××○○○ 2-1 (11122212)
G4 ク ○○×○××○×○×○×○×× 2-2
G5 圭 ○×○×○×○×○○ 3-2 (11212112??)
G6 ク ×○××○○○××× 3-3
G7 圭 ○○○○ 4-3 (1111)
G8 ク ×(×○)×○○×○○○ 5-3
G9 圭 ×○○○×○ 6-3 (??1121)

Set2 4-6

G1 ク ○××○×× 0-1
G2 圭 ○×○○×○ 1-1 (12?1DF1)
G3 ク ○○×○○ 2-1
G4 圭 ×○(Ace)××○× 2-2 (?1?1?)
G5 ク ×××× 2-3
G6 圭 ○○×××○○○ 3-3 (1111121)
G7 ク ×○××○○×× 3-4
G8 圭 ○○×○○ 4-4 (11111)
G9 ク ○×○×○××× 4-5
G10 圭 ×××× 4-6 (1111)

Set3 6-0

G1 ク ○×○○×○○××○○○ 1-0
G2 圭 ×○××○○×○○×○○ 2-0 (121??12221?2)
G3 ク ×○××○○○○ 3-0
G4 圭 (○○×)××○○○ 4-0
G5 ク ×○××○○○○ 5-0
G6 圭 (○×)○×○(Ace)○ 6-0

6 件のコメント

  • 記事の更新、ありがとうございます。
    ライストが大事なところで固まったり、3セット目でククさんがMTOをとったあとは、試合が映らなかったりで、きちんと見れなかったのですが、不思議とセットオールになっても、負けるという気がしませんでした。でも、ライスコでは3セット目も、先にポイント先行されたり、ジュースになったゲームが多かったですね。でもそういうゲームをとりきることが、勝利を招いたんですね。
    時々、圭くんが首をかしげながらの試合でしたが、それでも勝ち切ったことに、ひとつ上の段階にあがってるんだな、と実感した試合でした。

      引用  返信

  • 今日の試合は、なんだかスッキリしないまま終わってしまいました。
    確かに、ちゃんと勝ったから良かったのですが…
    圭くんが勝ったというより、ククシュキンが負けてくれた感じ?
    (MTOをとっていたので、足の影響があったかもしれません。)
    とはいえ初戦をなんとかしのいだので、
    コートにも慣れ、徐々に調子を上げていってほしいと思います。

      引用  返信

  •  団長さん、忙しい中、レビューありがとうございます。

     しかし、今回ばかりは、いろんなところでドロップショットの
    ことが書かれてしまっているようです。

     私も同感ですが・・・

      引用  返信

  • おめでとうございます!
    バーゼルのときも、ククシュキンは
    「簡単には勝たせてくれない相手」
    (とにかく、最後まで喰らいついてくる)という印象
    でしたが、今回もそんな感じだったようですね。
    それでも振り切って勝ったのだからエライ!
    掲示板のみなさん、ありがとうございました。
    ライスト見られなくても、ここがあると
    後からでも堪能できて、本当にありがたいです。
    早いとこベルダスコさんのところまでいって
    (ベルダスコさんが来るかも、まだわからないですけど)
    去年の全豪のときからの圭くんの進化振りを
    はっきりと見せつけていただきたい!
    というのが、今大会の私の楽しみのひとつです。

      引用  返信

  • 今日は、朝からお客様の来訪が3件も続いてもうくたくたでした(>_<)
    試合も全くチェック出来なかったけど、鬼門の一試合目を突破できて何よりです(*^.^*)
    1回戦byはうれしいけれど、試合をする選手は大変みたいですものねぇ!!
    明日は粘り強い相手だけど、圭のパフォーマンスも上がりますように(‘-^*)ok
    頑張れ〜

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。