試合中の波の大きさに船酔いのような試合。最後までフォアのミスに泣く(2019全米オープン3回戦 vs. デミノー レビュー)

2019 US Open (Grand Slam)
Alex de Minaur def. Kei Nishikori[7], 6-2,6-4,2-6,6-3

3rdセットから4thセットにかけて良い時間帯もあったのですが、それが出るのが遅すぎました。
2セットダウンでは、先行されると大きなプレッシャーがかかってしまいます。
そしてリードした相手は、大きな勇気をもらうことができます。
その場面が4thセット3-3のゲームでした。

まずは敗因は最初の2セットです。
そこについては後ほど分析するとして、この4thセット3-3の場面を振り返りたいと思います。

この時間帯はもともと錦織が流れを握っていました。
3rdセットで調子を上げ、4thセットは最初のサーブをブレイクされたものの、すぐさまブレイクバックしてその後のキープもすんなりでした。

しかしこのゲーム(デミノーのサーブ)ではミスを連発して40-0とされてしまいます。
そのまま落とすと、次のサービスゲームでミスができなくなってしまいます。
いくら良いプレーをしていても、ほんの僅かなミスであっという間に崖っぷちになってしまうからです。

錦織はここで、それまでの強気を崩さずプレー。
2本のバックハンドで40-30まで戻すと、プレッシャーがかかったデミノーにミス。
次のポイントも追い込んでロブを上げさせますが、ここで痛恨のスマッシュミス。

ここですよ。
難しいロブではありましたが、スマッシュは長年の課題。
課題をクリアしていないと言うことなんです。

敗因分析をしていたら、スマッシュに手を付けるべきだと分かるはずなんですが。
批判はあんまりしたくないのですが、ロブを上げてくると言うことは追い込んでいるので、そこでポイントが取れないのは本当にもったいないです。

このゲームを取ったデミノーは雄叫びを上げます。
そこまで追い込まれていたということでもありますが、確実に勇気を与えてしまいました。

錦織のミスが多かったせいか、デミノーは2ndセット以降、ディフェンシブなプレーに移行していました。
(1stセットは攻撃的だった)
2ndセットは引き続き錦織がミスしたのでそれでもデミノーが取れました。
しかし3rdセットは錦織のプレーが良くなったので、錦織が取りました。
デミノーは困っていたと思います。
ミス待ちでOKだった経験からどうしても錦織のミスを期待してしまって、オフェンシブになれない状態だったと思います。
しかしこのキープがデミノーに勇気を与え、錦織にプレッシャーを与えてしまいました。

セットカウント1-2でなければ錦織もそのプレッシャーに対処できたかもしれません。
しかしこのスコアでは1ブレイクが即、敗戦濃厚になります。
デミノーは数ゲームだけ頑張れば良いので、ここでオフェンシブな気持ちを取り戻すことができました。

そして、その気持ちの差が結果に出てしまいました。
復活したはずのフォアに再びミスが出て、敗戦となってしまいました。

2セットダウンというのは、やはり圧倒的不利だということです。

ではなぜそのような状態に陥ってしまったのか。
私には、何が悪かったのかは論じることはできますが、なぜ悪かったかまでは正直、よく分かりません。
一つ考えられるのは手首・肘の痛みです。
影響はあったと思います。本人も「100%でない」と言っています。
しかしプレー出来ないほどではなく、強気のハードヒットはしていましたのでどこまでの影響があったのかは分かりません。
ただ、手首・肘のせいだけにしてはいけないような気がします。

早めの決着を目指して攻撃的プレーをするのは間違っていませんが、攻め球が甘く入ったり、ミスが多かったりする状況に早めに修正をかける必要があったと思います。
3rdセットでフォアのテイクバックと弾道を変えて成功しましたが、その修正をもっと早く出せなかったかな、と。

ストロークのクオリティを決めるポイントはスピード、深さ、角度、バリエーション、回転量、タイミングの変化・・・など多数ありますが、スピードを重視しすぎていたように思います。
西岡がデミノーを攻略したときはフォアのループボールをバック側に運んだ配球が効果的だったそうです。
同じことをする必要は必ずしもありませんが、今日もデミノーのバック側への攻撃は比較的効いていましたし、もっと深さや角度で攻めてもよかったかもしれませんね。
ともかく、何が効いて何が効いていないかに対する理解が今日は悪かったと思います。
調子が悪すぎて修正が難しかったのかも知れませんが。

サーブについては、手首・肘の影響がもっとも大きく出るショットなのでしょう。
スピード、コースとももっと上のレベルが欲しいとおもってしまいますが、ここに限っては体が許してくれなかった可能性が結構あるので、厳しい批判は控えます。
ただ、1stサーブのポイント率54%は、2ndの50%と大差なく、1stサーブが入ってもほとんどアドバンテージがなかったことが苦戦の大きな要因だったとだけ言っておきます。
強く打てなくてもコースをもっと突くことはできたのではないかな(サーブの確率は気にせずに)と思います。
ただ、190kmh以上のサーブもときどき打っていたので、まったく打てないわけではなかった。
場面を選んで強いサーブ、それ以外はコースを突いたサーブ、とメリハリをつけることも可能だったと感じます。

デミノーは、期待通りのさすがの強さでした。
しかし付け入る隙はありました。
DFが多かったですし、守備的になりすぎる場面もあった。
ミスの少なさとコートカバーはツアートップクラスですね。
しかし錦織のミスの原因は、それによるものとは考えられず、錦織自身の問題だったように思います。
1本しっかり左右に振ったら錦織がポイントを取れていましたが、安定してその状態を作り出すことができませんでした。

悪いところを書いていったら終わらないくらいの試合だたtのでこの辺にしておきますが、私は希望を捨てていません。
今の状態は、前哨戦含めてはっきり言って悪いです。
体も100%にしてほしいし、データ分析を取り入れたり、戦術面でも不満がある。
ただ今日の試合出もそうだったように、試合をあきらめてはいませんよね。
ラケットを投げつけてしまいましたが(褒めるつもりはありませんが)、勝ちたい気持ちはちゃんとありました。
まだ衰えたとは思いません。
去年も衰えた、もうダメだと言われながら後半戦の活躍がありました。

時は刻々と過ぎていき、年末には30歳を迎えますので、
「1位に君臨してテニス界を支配する」といった未来はなかなか想像しづらくなりました。
少しずつ、上下の振れ幅が狭まって、「錦織圭の実力はこのくらい」というのが想像しやすくなっています。
それでも今の状態は、「錦織圭はこのくらい」からすると大きく下回っていますし、平均へ回帰することは難しくない、
平均に回帰したら、押しも押されぬトップ10プレイヤーだし、GSやマスターズを優勝する可能性は、決して減っていないと思います。
100%の状態に戻すこと、そして、必ずやってくる少々の運というか、「錦織のターン」を逃さないことが重要です。
今回も、錦織が100%の状態であれば、「錦織のターン」になりえるチャンスでした。
これまで、運のなさもありましたがチャンスを活かせてないのも事実です。

しかし錦織ほどの選手がGS、マスターズを1回も優勝できないなんて、ありえない!
絶対にチャンスは来ますし、そこは疑っていません。

短期的には心配ですし、戻すには少々の時間が必要かもしれません。
しばらくは期待値を下げていいかもしれません。
でも中長期的には必ず戻してくると信じて、応援を続けます。

なんか今日は駄文です。まとまりなし。
まだ沢山、書かなければならないことがあります。
今日はこの辺にして、断続的に書いていきます。

明日はデータやスコアを分析してみようと思います。お休みなさい。

80 件のコメント

  • 先のコメント(2019/08/31 22:23:48 )の追伸です。
    試合後のインタビューで「しっかり休んで体を治して・・」と言ってました。側で見てたり想像していたよりは体は万全じゃなかったのかもしれません。過去の錦織選手のテニスが「らしくない」時は、後々になって「実は体が万全じゃなかった」ことが判明、ということがしばしば有った、ということが私の印象としてあります。
    もちろん全て体が原因だと言っているのではありません。
    体に全ての原因を求めるのは無理があるとも思います。
    でも体が万全であれば、きっとテニスの状態も違っていたと信じたいです。

      引用  返信

  • あじゃこさん、ありがとうございます。

    団長さん、先程の私の質問箱のテーマに、あじゃこさんのコメントのラスト3行を付け加えて、ご検討下さいますよう。

      引用  返信

  • 下団さま
    デ・ミノー選手について御指摘された「相手の力を利用するカウンターの上手さ」と「自身から打っていく展開には綻ひ、隙が多い」という2点ですが、実は西岡選手もシンシナティの試合後にその2点を示唆したコメントを残していました。

    言い方としては「相手の速さを利用する」と「自分からハードヒットで速い球を打つタイプでは無い」って感じでしょうか。そう考えると今後はIW・ウィーンそしてクレー辺りでの対戦は楽しみですし、芝ならこの関係がどうなるのか注目だと思います。

    一方で彼とはタイプの違う錦織選手ですが、彼もスローな展開は出来る器用さはあると思いますし、個人的には昨年フォアの強打を自重気味だった時期に緩めのフォアのストレートを相手のバックに深めに打ってその後の展開を有利に持っていったやり方、あれを多用したらもっと展開的優位が出来たのでは?って思ったりします。

    あのやり方自体、今年はあまり使っていない印象があり「勿体無いなぁ」って思いますし。

    それでもエントリー&レースランクでトップ10にいる事自体、すんげぇ〜事なんですけどねぇ。(ここが大事!)

      引用  返信

  • 錦織選手側の問題も多少はあった試合でしたが、デミノーは記者会見で「チームで練り上げたゲームプランを実行できたのが勝因」と自信を持って語りました。デミノーが指摘した点は、錦織選手が記者会見でそのまま敗因に上げていたことで裏付けられています。深くいい球で返球することに徹し、キープはもちろん最初からブレークに集中する。当たり前のことに見えますが、これができる選手は少ないです。
    「様子見でスタートすることが多い」錦織選手に対し「最初のサービスゲームをブレークするゲームプラン」を実行したデミノーが目論見通り先手を打ったことになります。
    クラン戦もデミノー戦も、錦織選手側の戦略は素人目にも疑問が多かったです。チーム錦織のゲームプランに問題があるのか、プランはあっても実行できないだけなのか、どちらかというと今大会は後者だったと思います。細かい理由は省きますが、錦織選手は本人もよく振り返るようにこの点が昔から課題ですね。
    第4セットのスマッシュミスは、何度かビデオを見ましたが、個人的にはデミノーが錦織選手が前に詰めているのを確認してからバックサイドにロブを上げたので、苦しまぎれではなく確信を持った選択だったと考えます。転機はその直後のデミノーが飛びついたボレーの方だと思います。錦織選手は次に備えて戻るステップをしっかり踏んでいないので、デミノーが届くと思っていなかったのでしょう。
    あとは、隠れた敵は日本人女性(多分同じ人1名)のとんでもなく甲高いキンキンした金切り声の応援。耳障りなだけでなくタイミングもいつも悪かった。再三オンエアでもマイクが大きく拾えるほど大声だったので、応援がとても気になるタイプだと語る錦織選手は集中を削がれて本当に気の毒でした。日本人ファンのテニス後進国ぶりが今大会も錦織選手の足を思い切り引っ張り、とても残念です。

      引用  返信

  • さま
    シンシナティから全米まで見た印象としては肘痛で感覚を取り戻すのに時間がかかり北米シリーズに間に合わなかった、そんな印象を受けました。

    ただミスが多いとは言えフォアのハードヒット自体は出来ていたと感じましたし、逆にフォアを置きにいく形になってしまった方が不安が増大する事を考えると現状にまだ救いはあるのかなぁと。

    就任初年から中々大変なミッションとなってしまった坂井トレーナーの手腕が問われますね。

      引用  返信

  • やはり肘の状態が大きかったように思います。ゆうたさんの「昨年フォアの強打を自重気味だった時期に緩めのフォアのストレートを相手のバックに深めに打ってその後の展開を有利に持っていったやり方、あれを多用したらもっと展開的優位が出来たのでは?あのやり方自体、今年はあまり使っていない印象があり」というご指摘きと、ゆうたさんの「ミスが多いとは言えフォアのハードヒット自体は出来ていたと感じましたし、逆にフォアを置きにいく形になってしまった方が不安が増大する事」というご指摘を合わせて考えると、圭くんは意識して緩めのフォアは打たずにハードヒットを心がけていたのではないかと思いました。
    私の想像ですが、検査等は受けているでしょうから大きな問題はなく、痛みがあるのは手首の事で肘に負担がかかっているからではないでしょうか?だとすれば、肘に負担がかかりにくいフォアのフォームを模索する必要があるのではと思います。
    陣営もいろいろやっているとは思いますが、外から見ていると、少し固まってしまっているように感じてしまいます。外からの風を入れてほぐしてみる事も良いのかなとか考えるのですが。

      引用  返信

  • 地位に相応しい振る舞いと実力を兼ね備えた大坂なおみにアッパレ!

    バンジー、ショッピングデート三昧の錦織には喝だ!!!

      引用  返信

  • ゆうた さん、はい、錦織選手は、ギルバートコーチの教えの「ウィニングアグリー」の引き出しも身に付いています。
    ただ、それだと長丁場の戦いも覚悟せねばなりません(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    全豪、全仏で4Rまでの激闘で疲れ果ててしまい、QFで大会の優勝者に圧倒されてしまいました。
    それもあって、攻めを重視しているのかと思います。
    全英では、芝コートということもあって上手くいきました。
    ただ、今年の全米のコートは表面がザラザラしているとの情報もあり、遅めのようです。
    そこで攻撃を重視し過ぎてしまいますと、強打で優位を築ければ良いのですが、カウンターで深く返されてしまいますと、
    強打した分、体勢が崩れる→深い返球に対して僅かに構えが遅れる→それがフットワークの最初の一歩が遅れる、遅れているように見える
    となってしまうかと思います(。´・ω・)?
    今シーズンは、体重も少し落としたようですし、色々と模索しているようにも感じます。
    それは、グランドスラムで優勝するための、選手生命を長くするためのものだと思います。
    改悪になる可能性もありますが、日本男子が誰も到達したことのない境地での模索なので、長い目で見ていかないと・・・ですね(`・ω・´)ゞ

      引用  返信

  • これからは肘が痛いことが当たり前になっていくかもしれません。
    その場合、プレースタイルの変更はありでしょうか。 
    今の状態だと粘る相手にゲーム単位では、攻め切れる時はあれど試合単位では攻め切れないような気がします。
    今の状態が当たり前になってしまったらですけど。

      引用  返信

  • 初めてのGS観戦に来ています。
    この試合はコートサイド席の前の方でサーブを打つのをまっすぐに見れる位置だったのですが、技術的な事はよく分からないのですがトスがいつもより低く位置も前でした。
    良い時のサーブとは違うなと練習中からも思っていました。
    試合前練習も2度、目の前でも見ていましたが好調ではなかったと思います。
    肘の痛みがあったせいで感覚が悪くなり、その修正が間に合わなかったという事が負けた1番の原因なのかなと思いました。
    現地では外国の方もたくさん錦織選手に向けて声援を送ってくれたのが嬉しかったです。

    目の前で負けた姿を見たのはとても辛くてしばらく放心状態でした。
    でも初めて訪れた全米オープンは想像を超える規模とお祭りのような雰囲気、たくさんの人、たくさんのスタッフ、上手く伝えられませんが思っていた以上に素晴らしい大会で、こんな大会で活躍し続けている錦織選手を改めて尊敬しました。今年は残念でしたが。

    それから錦織選手の2回戦後、お財布を落としてしまったんです。それも会場を出てから気がついたので片言の英語でお財布を落とした事を伝えてもナイトのチケットを持っていないので中にさえ入れてもらえず、セキュリティが厳しいこともあると思うのですが、何人ものスタッフに辺り、何とか4人目の人が分かってくださり中に入れてくれて、ルイ・アームストロングスタジアムの落し物の事務所に行き、スタッフの方に名前を聞かれ、入っていたカードの種類、いくら入っていたかなど詳しく聞かれた後、机の下からサプライズのプレゼントを渡すように笑顔で私のお財布を差し出してくれたんです。周りにいたお客さんも試合に勝った時のような歓声と拍手でよろこんでくれました。
    本当に驚きました。心の中では出てくるはずはないと諦めていたので。
    私の名前やカードや現金がいくら入っていたかをスタッフの方は頭に入っていて、迷わず出してくれた事も驚きで、また落としてから1時間位しか経っていなかったのに届けられていたことにも驚きました。

    全米オープン、素晴らしい大会です。

      引用  返信

  • のりのりさん、
    現地からの書き込みありがとうこざいます!

    アメリカで、それもニューヨークで、落としたお財布が届けられる、なんてすごいですね!
    全米オープンを観戦に来るような人達は心の余裕があるのかな。あと、なんかもらってしまっても、そのせいで贔屓の選手が負けてしまうような縁担ぎも気にしてたりして。
    観戦していた席で落としていたなら、熱心に観戦されていたのりのりさんの姿を近くの方が見ていたのかもしれませんね。
    いずれにしてもよい経験でしたね。
    私も来年行きたいな〜

      引用  返信

  • 個人の意見ですが
    復活直後のサーブの改良の肝は足の引き寄せをなくしたことではなくトロフィーポジションの肘の位置を高くした点にあります。
    最近の錦織のサーブはそのときより若干肘の位置が低くなってるように見受けられます
    またそのことによりトロフィーポジションからインパクトにいくときによりパワーが必要となるためラケットが身体との連動から若干遅れ、肘や腕に負荷がよりかかってるように見受けられます

      引用  返信

  • ゆうたさん
    確かに肘痛で練習不足を取り戻せなかったことはあると思います。
    でもそもそも痛み自体がまだかなり残っていて、「無意識のうちに痛みを避けようとしてフォアが乱れる」ということがあるのかもしれないと感じています。
    あなたのおっしゃった
    >「昨年フォアの強打を自重気味だった時期に緩めのフォアのストレートを相手のバックに深めに打ってその後の展開を有利に持っていったやり方、あれを多用したらもっと展開的優位が出来たのでは?」
    に私も同意します。
    というか復帰して間もない頃、「まだゆっくりしたゆるいフォアしか打てなかったと思われたそのフォア」は意外に相手のタイミングを外すのに有効だったりしたこともあった印象がありました。「あのフォアを上手く混ぜて相手のタイミングを外すことができればなあ・・。」などと思ってしまいます。素人ゆえの暴論かもしれませんが。。
    私はデミノー戦は錦織選手のテニス脳が巧く機能しなかったと感じています。テニス脳が機能していたらきっと全く違った展開になったかもしれないと思います。
    (なぜ巧く機能しなかったのか?とも感じています。理由を求めすぎかもしれませんが、「原因は必ずある(見つからないだけ)」と考えてしまう性分なので)
    コンディションの問題やミス多発の問題もあったので、勝てたかどうかについてはなんとも言えませんが、負けたにしてももっと競っていたのではないか?と思っています。(そしたらもっと悔やしいかも?・・)

    今回の3回戦敗退は錦織選手自身がいちばんショックだと思うのですが、
    応援する自分も気持ちの落ち込みをなかなか消化できないでいます。
    今後、ツアーファイナル出場へ向けて粘りを見せてくれると信じて応援したいと思います。

      引用  返信

  • 錦織選手お疲れ様でした!
    今日もドキドキしながらみて、逆転を期待させる3セット目からのプレーにワクワクしました。デミノー選手ははじめから自分のプレースタイルを全力で出してくるのに対して、錦織選手は今後のことも考えてのプレーだったように感じました。そこに、今までの体験が見えた気がします。チームが色々な思いを込めてるなって感じました。とても嬉しかったです。結果はまだでてませんが、錦織選手ほどの人はGSを必ず制覇すると信じてます。

      引用  返信

  • のりのりさん、
    初のGS観戦、良かったですね💕
    錦織圭選手の試合はもちろんのことですが、
    Twitterでも拝見していましたので、お財布紛失の件は、こちらも感激してしまいました!
    ゆきんこりさんのTwitterにも、USOはフユーソーが多いから、とありましたが、禍転じて、初のGS観戦が素晴らしい体験となられたのは、本当に良かったです。
    私もなんちゃって、ではなく、本当の観戦がしたいものです😝

      引用  返信

  • ウィンブルドン以降、100位以下に対してしか勝てない状態ですね。
    それは錦織君本来の実力ではなく、相当フィジカルが悪い証拠だと思います。
    フィジカルに問題ないのに負けが続くより全然いいと思いますよ。
    ですから、体調が戻ったら、また元のように活躍できると期待しています。

      引用  返信

  • のりのりさん
    現地観戦レポありがとうございます。
    外国の方も沢山声援を送ってくれたのは自分の事のように嬉しいですよね。
    外国にも錦織選手のテニスに魅せられた方が沢山いるってことですね、誇らしいです。(^^)
    それと財布が出てきてよかったです。ニューヨークも捨てたもんじゃない。

    だいあんさん
    体調が思わしくないなか観戦レポありがとうございました。

    貴重な現地観戦レポが読めるのは鼻血ブログの特典だと勝手に思っています。
    皆様に感謝 m(_ _)m

      引用  返信

  • 辻野さんのご推測に賛成です。あの力弱いサービスとアンフォースト・エラーの多さを見ていると、肘かまたは腕の調子がよろしくなかったのでは、と。怪我とまでは申しませんが。。。

      引用  返信

  • ラッキーわんこさん
    辻野さんが「本人は言いたくなかったのだろうが、肘や腕の調子があまり良くなかったのではないか。」と記事の中で仰ってますね。
    私も肘、手首などの状態は私たちが伝え聞く以上の痛みなりがあって、
    影響はあったのではないか?と感じています。
    もちろん「全ての原因を体の痛みや状態にしてしまうのはよくない」という意見もありますし、実際それだけが原因ではないでしょう。
    でも「体の状態に依る不調」という側面は否定できないと思います。
    体が戻れば本来の錦織選手のテニス自体も戻ってくる可能性は高いのではないかと思います。

      引用  返信

  • 粛々と。さん
    ラッキーわんこさんへのコメントを投稿したら、
    あなたのコメントが投稿されていました。
    私もまったく同感です。

      引用  返信

  • のりのりさんの現地観戦レポ+落とし物発見エピソード、素敵です! 
    錦織選手の「サーブのトスが低かった」点についても同感です。

    昨日は仕事が休みだったので、デミノー・ショックを引きずりながら、イブニングセッションを観戦しました。出張先はニュージャージーで、会場のあるクイーンズからはかなり遠いので、週末はロングアイランドシティ泊にしました。会場最寄のメッツ・ウィレッツ・ポイント駅まで地下鉄7番線1本、20分強で行けるので便利です。

    すでに報道されているように、大坂なおみvsココ・ガウフ、素晴らしい幕切れでした。
    なおみ選手が合後に見せた人としての品格、思いやり、謙虚さ。
    ほぼ完全アウェイだった会場を、感動と称賛の嵐に変えたふるまいでした。

    ガウフ選手は第2セットから動きが鈍くなり、ダフォ連発。初めての大舞台で、地元観客の熱烈応援の重圧もあったでしょう。サーブのモーションに入ってからの声援が何度かあり、そのせいもあって腕が縮こまってしまったかもしれません。私の隣に座ったアメリカ人観客も、一部の人々の配慮に欠ける応援に怒りをあらわにしていました。

    ナイトマッチ第2試合、ルブレフvsキリオス。
    ストレートで決着といっても競った試合展開で、面白かったです。二人のビッグサーブが炸裂しあい、ネット際の攻防も白熱する中、キリオス選手はウィナー量産、ラブゲームのキープも多かった。しかし、ルブレフ選手は辛抱強くリターンし続けました。怪我する前より強くなっていました。第1、第2セットはともにタイブレ、第3セット第6ゲームでブレイクをもぎ取り、そのまま押し切りました。

    この試合を観ながら、錦織選手にあんなサーブがあったらどんなに強いか、とうらやましくてたまりませんでした。今回は肘の状態も万全ではなかったでしょうが……高身長の選手と同じようなビッグサーブは望めないにしても、シュワルツマン、コールシュライバー、ゴファンといった小柄な選手のサーブも参考にしつつ、なんとかできないものかと思っています(鈴木貴男さんも175センチしかないのに220キロの効果的なサーブをよく打っていましたよね)。

    ツイッター「だいあんだい」に、1回戦、3回戦観戦時と、全米オープン会場内外で食べたものの写真をアップしましたので、お時間のあるときにのぞいてみてください。これから、ロングアイランドシティで撮った他の写真も投稿するつもりです。

      引用  返信

  • サーブの不調が敗因だとは思いますがミスそのものが原因で負けたとは思いません。
    テニスの一連の動作の起点はサーブから始まるのでサーブに迷いとかあると
    一連の動作のリズムが悪くなりミスが増えると思う。
    今後、錦織選手が活躍浮上するにはサービス力の向上安定は絶対必要不可欠。
    多くの選手は怪我とか痛みを抱えながらやっていると思うので
    理由にはならない。
    休む時はしかっり休んで上手く付き合っていくしかない、
    頑張れ錦織。

      引用  返信

  • 風さん、コメントありがとうございます。
    というわけで、私はチチパスやズブレフの方がよっぽど心配です。

      引用  返信

  • 怪我とか関係なく単純に力の衰えでしょうね。
    30歳前後のスポーツ選手によくある衰えの仕方です。

    「なんかうまくいかない」→ 結果、力の衰えだった。
    香川選手なんかもそうです。
    大抵の選手はこのまま盛り返すことができずに終わります。
    錦織選手はどうでしょうか。

    ただ錦織選手は日本人として未知の領域に挑み続けてくれました。
    日本のテニスファンには夢のような時間だったでしょう。
    しかも入れ替わるように大坂選手が出てきたので、日本のテニスファンは本当に恵まれていますよね。

      引用  返信

  • 30歳って数字は日本人がこだわっている、いやむしろ「縛られている」って言った方が正解かもしれませんね。

    医学やトレーニング技術などの進歩でテニスに限らずスポーツ全体が長寿化傾向にある今、30歳辺りで区切るって言うのも・・・「日曜朝のカツ好き爺さん」でさえも言わない「2000年代まで(もしかして昭和までかな?)の遺跡」の様なモンかなっと。現にそれを実証できるものは何も無いですし。(ここが大事)

    ただ、錦織選手ファン方々の現在抱えている不安の正体って案外この「30歳の呪縛」かもしれませんし、その不安な気持ちを否定する気持ちは分からなくはないですが。

    実際に衰えがあるか否かは後年にならないと分かりませんが、錦織選手自身が「20代最後のGS」に対して沢尻エリ◯さん並みの「別に・・・」的な回答(※個人の見解です)をするくらいこだわっていない様ですし、今後も変わらず応援するってところでしょうか?(これが1番大事!)

      引用  返信

  • 上のコメントが一部誤りがありました。

    誤)その不安な気持ちを否定する気持ちは

    正)その不安な気持ちは

    ここ訂正しないと真逆な解釈に勘違いをされますからね😅😅😅

      引用  返信

  • >しかも入れ替わるように大坂選手が出てきたので、
    >日本のテニスファンは本当に恵まれていますよね。

    大坂なおみとは比べようもない。
    頑張っては欲しいが、パワーテニスで日本人的な
    強さではないから、試合を見てて面白くはない。

    ニシコリさんにはまだまだ期待している。
    将来的には望月慎太郎君に期待。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。