錦織圭上限値上げた!ゾーンに入ったアンダーソンから3MPを凌いで奇跡の逆転勝利!(2017ジュネーブ準々決勝)

2017 Geneva (ATP 250)
Quarterfinal
Kei Nishikori[2, WC] def. Kevin Anderson, 2-6,6-4,7-6(6)

 スコアが示すとおりの大激戦、内容も、ファイナル終盤にゾーンに入ったかのように豪打をことごとく入れてくるアンダーソンに対抗し、ディフェンス力を上げ自らの上限値を久しぶりに上げました。序盤のまずさがあったので最高の試合とは言えませんが、勝負強さという面では今年一番の試合でしょう。ATP 250の試合でこれだけ熱くなったのは久しぶりです。体へのダメージが心配ですが、それ以上に収穫が大きかった試合でした。

 アンダーソン、凄かったです。いきなり220km/h台のサーブを連発し、リターンもガンガン攻めてきました。ストロークでも早い段階での勝負ショットが速く深くコートに突き刺さり、ショートラリーでのポイントを重ねていきました。ストロークでなかなか優位に立てない錦織を見るのは珍しいです。
 それでも1本だけ多く返せばもう少しアンダーソンのミスが見込めたと思います。そんなに連続してあのレベルのショットが入ってくるはずはないと思えました。
 それを証明するかのように、2ndセットはディフェンスで粘りが出始めた錦織ペースで試合が進みました。コーナーを狙ったサーブの確率を落としたアンダーソンは、このセット、1stサーブのプレースメントが甘くなりました。錦織は手が届く範囲に来たサーブは高い確率で返球し、ラリーに繋げ、徐々にストロークの主導権を握っていきました。
 ただ、良くなりながらもブレイクは1つに留まりました。攻め球のほんの1,2本のミスによって2ブレイクアップはなりませんでした。ここがファイナルセットの苦戦の布石となりました。

 1stセットの内容は正直、あまり良くなく、パワーに押されて対抗手段を見つけられぬまま迎えた2ndセットでした。ビッグサーバー相手にブレイク先行されたら、セットは落としてしまうことは覚悟しなくてはなりません。しかしそのセットのうちにキープできる目処は立てておく必要があります。それができず、2ブレイク目を喫して取られてしまいました。結果、2ndセットでの気持ちの切り替えが上手い錦織の良さが十分に発揮されたので事なきを得ましたが、非常に危険でした。

 ファイナルはお互いにキープをしっかり行い、レベルの高い試合となります。2ndを取られてずるずる行かず、再び1stセットの勢いを取り戻したアンダーソンは見事でした。それどころか尻上がりにどんどん調子を上げていき、ゾーンと言ってもいい状態に。全てのショットをハードヒットし、ほとんどが入ってきました。
 4−4アンダーソンサーブの0−30という、錦織にとって大チャンスからのサーブ4連発、そして次のゲームでリターン3連発。計7連発のビッグショットであっという間に3MPとなってしまったときは、負けを覚悟しました。負けたとしても悪くはない内容でしたが、それでも負けは負け、いくらアンダーソンが好調でも、62位。ATP250のQFという、今の錦織にとっては小さな舞台ということもあり、言い訳できない状況でした。しかしこの大会に「勝ちに来た」錦織。諦めずサーブをきっちり入れ、弱気にならず打ちきってピンチを切り抜けました。試合はどんどんヒートアップし、アンダーソンの強打の冴えに対抗するかのように錦織のディフェンス力が上がっていきます。傍目には最後までどちらが勝つか分からない試合でしたが、錦織は自身の勝利を信じていたように見えました。手首も今の所大丈夫そうだし、気力が充実してきていることが嬉しいです。

 相手にこのレベルのプレーをされたら、どうしても対抗しきれずに力尽きてしまっていたのが最近の傾向でした。昨年バーゼルのチリッチ、今年ブリスベンのディミトロフ、ブエノスアイレスのドルゴポロフなど。仕方ないという思いと、それでも何とか上手く凌いで・・・とも思わずにいられませんでしたが、今日の勝利で大きく状況が改善したと思います。これこそ錦織圭の勝負強さです。

 懸念材料はやはり体力の消耗です。明日も試合があり、勝てば土曜日も試合。日曜日から全仏です。さすがに考慮してくれると思うので日曜日に試合は入らないかも知れませんが、タイトなスケジュールには違いありません。ここでファイナルタイブレ、2時間半超えの試合をした影響がどう出るか心配です。

 明日の対戦相手はM. ズベレフです。
 ネットプレーの名手であまりいないタイプなので怖いですが、いろいろなタイプとの試合は錦織の試合勘ゲットに大いに役立つことでしょう。今日の試合でだいぶ、戻ったと思いますが。

 以上、ATP250にも関わらず鼻血出そうになってしまった試合でした。鼻血に値する試合でしたが、この後もっと鼻血な試合が待っていそうな気がするので、今回は我慢しますw

69 件のコメント

  • もしかしたらタイブレで負けていた方が賢かったのかも知れませんが、今の錦織にはこの勝利が必要だったのだと思います。とても嬉しい勝利でした。

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  • 久しぶりに錦織劇場を見た気がします。
    3つマッチポイントを握られた時には、もうだめかと思いました。
    痺れる試合、素晴らしい試合でした。
    これだから錦鯉はやめられません。

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  • 団長さん、早速のレビュー有難うございます!
    いやあ、締まった素晴らしい試合でした。ファイナル4-5ラブフォーティーからの錦織は神でしたね。去年のモンフィス戦思い出しました。
    来週に向けてすごく大きな意味を待つ試合になった気がします。今夜は良く眠れそうです!

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  • ナイスゲーム。
    賛否両論あるだろうけど、今はこういう試合を制することが大事だと思う。

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  • 応援しているだけなのに、こんなに疲れた試合は久しぶりです。
    今日ですべてが終わるさ、今日ですべてが報われる、
    今日ですべてが変わるさ~♪
    が、TB中流れていました。
    アニマル圭、負けず嫌い王、天性の勝負師、勝負への執念が戻ってきたようです。
    それが何より嬉しい!
    今日も自然な笑顔が見られましたね^^
    しかし、アンダーソン選手、最後まで集中が切れず素晴らしかったです。
    心より、感謝。次、がんばってください。こんなランキングの選手ではないですものね。

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  • いやー、疲れた・・・。

    しかしアンダーソン良すぎです( ̄◇ ̄;)

    でも今日のアンダーソンは「ゾーンに入ったトップ20」ですし、それに勝ち切った錦織選手はある意味ジュネーブにきた意義を得た様な気がします。

    体のケアが最優先ですが、でも次も勝って欲しい。

    しかし220㎞台連発のサービスって・・・全仏を越えて全英の予行演習も出来たのでは?( ̄▽ ̄)

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  • 45ptを取って全仏で360ptを失うことになっても得るものがあったということですか。

    しかし、ジュネーブのコートはよく弾むし、速いですね。

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  • マッチポイントを握られてからの逆転勝ちは、去年のオリンピックモンフィス戦以来ですかね?
    なんで勝てたのか、なんだか不思議なくらい、アンダーソンが持ち味を出してました。
    全豪で実現しなかったMズベレフとの対戦が観たかったので、今日は勝てて良かったです。

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  • アンダーソン選手、すごかった。こんなに攻撃的なプレーができるのかとびっくりしながら観戦していました。
    今までも今日のようなプレーを狙っていたのでしょうが、途中で集中力が切れ、主導権を失っていたと思うのですが、今日は最後まで集中を切らしませんでした。
    サービスゲームでは錦織選手のリターンの次のショットから、リターンゲームではリターンショットから、あるいは、リターンで有利に立った上で4球目のショットから、先手を取って攻撃してきました。それが試合終盤までことごとく入ってくる!団長さんの言うように、終始ゾーン状態だったのではないかと思うほどでした。
    しかし、そのアンダーソンに勝ち切った。今日の一勝は本当に価値ある一勝だと思います。

    本命は全仏とはいえ、本人にその意思があるのなら、優勝を目指してほしいと思います。がんばれ、圭!

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  • 今年、はじめてのカキコです。
    いやー。勝負強さが久しぶりに見られた一戦、熱戦でしたね!
    1stのデキからは想像できなかった展開とプレーぶり。最後まで諦めずにひたむきにプレーする錦織は、今年に入って一番観て良かったなーって素直に感じれました。
    間違いなく今年では一番の試合だった!

    観ている側も、錦織自身も吹っ切れた印象がしました。
    このまま全仏に直行してくれないかなーって思いますが、ここからは勝ち残った者にだけ与えられる試練ですね。
    精一杯これからの戦いを応援したいと思います!
    錦織、お疲れ様でした!
    まずは、次戦に向けてしっかり身体のケアをしてください。

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  • 手首大丈夫だった!
    勝ち切るところを久々に見せてもらえました。
    批判は多々ありますが、収穫あったのではないでしょうか。
    250.500,1000をライブでお届けのうたい文句にひかれて
    スポナビライブを契約したのに素知らぬ顔の中継無し、😡
    こちらで情報頂けたおかげで観戦出来ました。感謝です。

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  • 去年は13試合(そのうちビッグ4とは3試合)戦って全仏入り。
    今年は最大でも8試合です。
    体は問題ないと思う。

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  • なんか、とにかく錦織選手の自然な笑顔でこの試合が終わったことが嬉しいです!

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  • お初にお目にかかります。いつもこのブログを拝見させて頂いて今日感動しっぱなしなので思い切ってコメントさせて下さい!!

    今年はこういう展開の試合になったときに先にミスをしたり、あっさりエース決められて負けちゃうイメージがあって、、最近では負けそうになったら期待値を下げて心のダメージを抑えていたんですけど….

    あんな挽回する錦織くんを見れて今日は興奮冷めやらぬでジュネーブ出た甲斐あった!!ってほんとに思いました😭

    最悪明日あたり体力も考えて棄権したとしても絶対この挽回力を思い出したのは全仏に繋がると思います!!もちろん出たら全力応援です!!

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  • 今晩は。
    団長さま、早速の新スレ立て&記事有難うございます。

    錦織選手、アンダーソン選手戦勝利&SF進出おめでとうございます。
    久々の錦織劇場。団長さまの仰るように、ゾーンに入ったかのようなアンダーソン選手相手にMP3本を凌ぎ、TBに持ち込み、最後は勝ち切る。フェデラー選手の言った「勝者のメンタリティーは持っている。それをいつでもどの試合でも出せるマインド・セット」を見事に体現してくれました。「いえーい!」も出ましたし、解説から「Super Tennis!」も頂きました。私も今季一番の見応えある内容だったと思います。

    しかしアンダーソン選手、さすがは元トップ10選手。もう少しで定着って時に故障で不調に。今ちょうど復調過程ですね。今季もっとも調子が良かったのでは?
    そんな選手を最後は振り切ったメンタリティーに、今大会優勝を期待してしまう自分がいます。次はズベレフ兄選手との初対戦。これまた楽しみです。

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  • 団長さま、みなさま応援お疲れ様でした。
    勝ててよかったです!

    メルボルンのディミトロフは別として、ソック、デルポトロ、きょうのアンダーソンも、力でねじ伏せようと豪打してきてますね。
    パワーサーブやキックサーブとともに、これも新たなニシコリ対策になっているような。。
    団長さまご指摘のように、最初にポンポンとゲームを取られるのでなく、これを防いでいかに早く自分のペースに巻き込めるかが体力消耗を防ぐカギになる気がします。

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  • いやぁ~、本当に、こんなに勝負強い圭くんを見たのは久しぶり\(^o^)/
    体力面は心配ですが、この試合は自信になったんじゃないかな。
    最後の方は、チャンコーチも拍手してましたものね。
    これで手首の痛みが出なければ、もう迷いなく、自信を持って全仏に臨めそう。

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  • あ、トップ10て、アンダーソン選手の事だったんですね。。。とほほ。
    それも元トップ10。聴き取れたのが、トップ10という単語のみでした、と言うおそ松さん😚

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  • 圭、圭の居場所にお帰り~❗😆💕✨❤️⤴️⤴️
    みんなが待ってたよ~❗😍😍😍💪💪⤴️⤴️❤️⤴️⤴️

    ホントに、ジュネーブに出て良かったですね❗(っ`・ω・´)っ❤️←めっちゃ得難い経験を、たっぷりしてますよ~❗😤😤😤💨❤️⤴️⤴️

    今日は帰宅が間に合って、ジュネーブ初応援でした❗✨😍✨❤️⤴️⤴️
    いやあ、ひさびさに良いもの魅せていただきました❗😆😆😆❤️⤴️⤴️

    このまま突き進んで、忘れていた“優勝🏆”の味をぜひ❗💪💪💪🤣🤣🤣❤️❤️❤️⤴️⤴️

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  • 嬉しくて眠れない。
    ドロップに頼ることなく、強気で打った方がやっぱりいい。
    チャンコーチに釘刺されたかな?
    やっぱり圭くんは、諦めないメンタルと粘りが素晴らしい。

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  • 団長様  出しましょう、鼻血!
    久々の錦織劇場です。YouTubeでライブ配信していることに気付かなかった自分に腹を立てています。せっかくシンさんが情報を出してくれたのに、トホホです。もし、観ていたらきっと鼻血を出しちゃいましたよ。多くのファンがそう感じた試合だったのではないかと思います。(^^)

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  • しびれる勝利でした!おめでとうございます!明日はディフェンスはほどほどにガンガン攻めまくってほしいです^_^

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  • 今晩は。
    ジュネーヴとは無関係ですが、前スレで話題沸騰の錦織選手RGモデル。デザインはユニクロのパリ・チームだそうで。ファッションサイト「Fashionsnap」より。
    <ルメール率いるユニクロパリR&Dセンター、錦織圭の全仏オープン着用ウエアをデザイン>
    http://www.fashionsnap.com/news/2017-05-25/nishikori-lemaire/

    ルメール氏は、昨年2016秋からユニクロのディレクターに起用。何とラコステ&エルメスの元デザイナー! 2016.06のニュースです。
    <ユニクロがルメールをアーティスティックディレクターに起用、パリ発新ライン「Uniqlo U」今秋デビュー>
    http://www.fashionsnap.com/news/2016-06-09/lemaire-uniqlo-paris/

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  • 連続投稿失礼致します。
    新ウェアあれこれ。
    錦織選手は元ラコステ、今ユニクロのデザイナーのウェアを着用し、ジョコビッチ選手はユニクロからラコステにウェアを変更する。元をたどれば2人は一緒?(笑) 
    もしやジョコビッチ選手のラコステ移行はルメール氏の仲介? ユニクロとは円満な発展的契約終結ですね。何かとご縁のある2選手です。

    ジュネーヴつれづれ。
    ボール・パーソンの子供たちはよく訓練されていましたね。某MSの、見た目重視のモデル起用は茶番にしか見えません(笑) ゲーム間に流れる音楽も、NEYOにB・マーズ、C・クロス等と私の「どストライク」でジュネーヴ、大好きになりました。
    ただ気になるのが、終始コートに舞っていた白いふわふわ。虫?綿?湖の噴水のしぶきが飛んでくる? ナゾです。

    さてバブリンカ選手。クェリー選手に1set down。2setはキープ合戦。いやいや侮れない彼のこと。ましてやフォト・セッションに一緒に参加のケイが勝って、オレが負けてたまるか!とばかりに、きっと持ち直してくるでしょう。それを期待して。

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  • 昨年の秋ぐらいから、決勝での連続敗退に加えて、得意のフルセットでの競り負け、トップ15にほとんど勝てない、といったことが続いていたので、これまでの停滞感を吹き飛ばすという意味では、どれだけ疲弊しようが、ここで優勝して全仏に向かってほしいです。ベスト4や決勝で負けるが一番もったいないです。

    全仏は・・これまでの累計試合数が少なくても、連続して(競った)試合をすれば体力的に苦しくなると思いますが、調子自体は多少上向きになるかもしれません。今も過度な期待はしてないですが、怪我なく2週目に残れれば上出来だと思っています(むしろ、今年は全英がチャンスかもしれません)。

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  • 興奮が冷めやらないので、少し書かせてください。
    私には、この前の試合でサインをねだった女の子が勝利の女神様のように思えるんです。
    去年、メンフィスで「これからは勝ってもどれくらい嬉しくないかだと思う」
    のようなことを書いてましたよね。
    それくらい強い思いで、より高いステージに立つことを目指し、
    疲労にも痛みにも堪え、ジョコマレーからの厳しい指導を受け続けました。
    そこで得たものはプライスレス(古^^)でも、深層に受けたダメージは大きかった。
    だから、今季、ダッシュしようとしたのに、こんなはずでは・・・の連続。。。
    高い志は尊いけれど、時に身も心も拘束して固まってしまう。
    そこで、この温かい小さな大会に出ることで、原点回帰を図った気がします。
    試合後、ベンチでホッとしている時、女の子に気づき、エンド席まで歩いていった。
    投げ込まれたサインボールにサインして喝采を浴びて嬉しそうでした。
    そういうシーン、思いつめたように闘ってきた時には見られなかったように思います。
    試合に勝つ喜びは、相手のランクや大会の大きさには関係ない。
    勝ちたくて、負けたくなくて、ただ頑張ってきた。
    それが原点であることを思い出せれば、勘を信じたテニスも戻る!
    今日の粘りは、本当に、お帰りなさいって感じでしたよね^^
    長々失礼しました。

      引用  返信

  • 今晩は。
    錦織選手の一問一答が出ました。タイトルの言葉には続きがあります。決して弱気発言ではありませんので。日刊スポーツさんより。
    <錦織が死闘制し4強「半分、負けたと思っていた」>
    http://www.nikkansports.com/sports/news/1829613.html

    残り「2試合」いいテニスをしたいと。これは…。そのつもりですね(笑)

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  • @NORICHAN さま、
    ジュネーヴのコートに舞っていた白いのは、たぶんプラタナス(かポプラ)の綿毛だと思います。春先のヨーロッパ(パリ)は、桜、マロニエが咲き、その後シーボルトが長崎から持ち帰ったとか言われる桐の花が咲き(桐の花はそのままボタッと地面に落ちます、日本国パスポートに用いられていますね)、今の時期白い綿毛がふわふわ舞っています。

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  • 今シーズン、周囲の心配を他所に
    これから錦織が快進撃を見せるとしたら、
    「思えばあの試合がきっかけだったなぁ」
    と後から言われるような試合でしたね!

    ・・・これは、仮定の話ではなく、予言です。

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  • ポリ袋様
    短いコメントの中に、沢山の思いが詰まっているような感じで、素晴らしい一言をありがとうございます。
    貴方のコメントは、本当にタイムリーで、同感の一言であります。

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  • マッチポイントを凌いだのは、多分ですが昨年のバーゼルのミュラー戦以来じゃないですかね?
    それにしても錦織選手スゴイです!今回ので全仏に自信を持って挑んで欲しいです!@のぶ

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  • ATPのファイナルのページが早々Nitto ATP Finalsとなっています。全仏が終わって今シーズン前半を折り返したらそろそろレースの行方が気になってきますね。錦織選手は現在14位ですが、ナダル、フェデラー、ティーム、A.ズヴェレフ、ジョコビッチ、マレーの面子を考えると、残り2つの椅子をゴファン、ワウリンカ、ディミトロフ、ツォンガ、ラオニッチ、チリッチ、キリオスらと争う構図でしょうか。5位ゴファンからは600p離されてますが、この夏以降の爆発で十分逆転可能だと思います。

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  • 錦織vsアンダーソン ハイライトをYouTubeで観ることができました。
    https://www.youtube.com/watch?v=yAGV6NcfKnY
    アンダーソン選手のフォアハンドは、強烈でしたね。ネットプレイも冴えていて、負けてもおかしくない内容でした。しかし、競り勝ったことに今回の収穫があります。それから言うまでもありませんが、やっぱり、錦織選手のバックハンドは、世界トップレベルであることは間違いありませんね。

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  • おめでとうございます!!
    このコートは、高く弾み・☆・
    全仏はどのようなコートなのでしょうか?
    早くいってなれてほしい!
    複雑な心境です。

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  • おはようございます。
    熱い試合を夜中に見ると 寝つきの悪い事が多いのですが、昨日は応援に疲れてしまって 即爆睡状態でした。
    ジュネーブ滞在期間が長くなっても 体力消耗しても、勝つ事で勝つ感覚を取り戻して 自信につながりますように。
    楽しませてくれてありがとー!次もね!!

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  • 対戦相手のサービスが調子良く、強力なストロークで攻められ、押され気味な試合展開になってしまう錦織選手を、これまで数多く見てきたと思います。
    パワーに対抗できず、ミスも出て、劣勢な状況になってしまう。
    リターンゲームから試合を始める錦織選手のプレイスタイルからして、しょうがないと思います。
    そんな厳しい状況でも、なんとか打開策を見出し、粘って接戦に持ち込み、最後には勝利を勝ち取る。
    世界ランキング4位まで上がることできた最大の要因は、類いまれな勝負強さ。
    今年ようやくその勝負強さが出たのではないかと、ピンチや逆境で発揮する底力が見られたと。
    体力面の心配はつきませんが、とにかく応援あるのみです。

      引用  返信

  • おはようございます。昨夜の錦織選手の逆転劇で渇きかけた心がしっかり潤いました。願掛けも兼ねていつも錦織選手の試合中はコメント欄にはカキコしません。もちろん願いが毎度叶うわけではないのですが…。
    昨夜は何度も書きかけては手を止めてを繰り返しました。しびれましたね。本当に昨日のアンダーソン選手はチャンスとあらばガンガンぶったたいてきましたから、もうこれは…と諦めかけては「お?これはイケる?」の繰り返しで勝ったと同時に精魂尽き果てバタンキュー。トイレに起きてきた息子に呆れられました(^◇^;)。
    次は大熊(ってほどじゃないけど子熊ではないですよね?)のミーシャズベレフ選手ですね。友達の北海道土産でもらった熊肉の缶詰開けてみようかな?

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  • よく勝ちきったと思います。

    3rdsetでは、ブレークされそうでされない。負けそうで負けない姿を見ることができました。

    体力面の消耗はあるのでしょうが、それ以上に精神面の収穫があったかと思います。

    今日勝てば、全力でトロフィーを獲りにゆき、アゲアゲで全仏に臨んでほしい。

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  • 団長さんの記事も、皆さんのコメントも胸に沁みます。
    さて、ズべレフ戦の応援フード。「味噌、滑れ、麩」以外に思いつかない……
    micchiさん、皆さん、よろしくお願いします。

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  • これまでの不安を一掃する、錦織選手ってやっぱり強いなと思わせてくれる試合でした。ジュネーヴのSFですが、ズヴェレフ兄、この7日間で6試合目(4日目のダブルスはWO?)です。よく疲れないな。スタッツ調べてみると、かなり調子良さそうですね。錦織(ククシュキン、アンダーソン)とズヴェレフ(5試合、本戦ハーセ、イズナー、ジョンソン)のサービスとリターンの平均値は以下になり、調子は互角と言って良いかと思います。特にズヴェレフはQFのジョンソン戦でサービス1s&2nd合わせて僅か13pしか失いませんでした。錦織選手はアンダーソン戦の第1セットのスタッツが極端に悪かったですが、第2&3セットはすばらしかったし、サービス&リターン共調子がよいと言って良いかと思います。ズヴェレフ兄、AOではR4でマレーを破っているし(R4で錦織選手に勝ったフェデラーにQFで負け)、シーズン初めの50位から30位前後までATPランキングを上げてきています。侮れない相手ですが、初対戦なのですね。ズヴェレフ兄弟がツアーで対戦したことってあるんだろうか。
                    錦織(ヴェズレフ)
    第1サービス率         63%(67%)
    第1サービスポイント率     81%(77%)
    第2サービスポイント率     56%(57%)
    第1サービスリターンポイント率 33%(36%)
    第2サービスリターンポイント率 42%(49%)

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  • 次はネットプレーのズベレフ兄さんとう言うことで
    朝は納豆〜(ネット王)食べて出勤します(^◇^;)

      引用  返信

  • アンダーソン戦、接戦をモノにして試合勘思い出せたかな。
    次のズベレフ兄さんには要所を締める戦いをしてサクッと勝って欲しい。全仏5セットだから、1週目は省エネで勝つ練習をしないとね。

      引用  返信

  • zhong-tao :

    45ptを取って全仏で360ptを失うことになっても得るものがあったということですか。

    しかし、ジュネーブのコートはよく弾むし、速いですね。

    今回の決断を疑問に思っていらっしゃるのか、それとも、「と、いうことですね」とおっしゃっているのか区別できませんが、ここは重要なポイントだと思うのでコメントします。
    (コメント返信ではありません。考え方について)

    確かにジュネーブの45ポイントのために全仏の360ポイントを失うことになったらもったいないです。
    しかし結果そうそうなっても仕方ないという割り切りの元に参戦していると思います。
    体力、怪我の不安というデメリットがありながらも、それ以上のメリットがあると判断した、言い換えればジュネーブをパスしても全仏でいい結果が得られる目処が立たないと判断してということだと思います。

    その判断自体には賛否両論あって当然だと思いますが、参戦という決断を下した今、結果がよくなくても陣営は後悔する必要はないと思います。

    事前に確率はわかりません。

    賛否両論あるということは、当選確率が30から70パーセントくらいのクジを引くようなイメージと思います。その状態でクジの結果だけ見て「ほらやっぱりそうだった」と言ってもあまり意味がないと思います。
    30パーセントを引いたのかもしれないですから。70パーセントの方の決断をするのが合理的ですが、それでも十分、外れるということです。ましてや事前に確率がわかるような類の決断ではないですから、結果に対して後付けであれこれ言っても仕方ないかと思います。

      引用  返信

  • トップハーフで勝ちあがってるクズネツォフが怖い。前回対戦時のフラット強打凄かったですよね。
    ランキングも大事だが、目で直接見てすごいと感じる選手は、やはりどこかで結果を出してくるなあと感じます。

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  • ズヴェレフ、兄さんが33位で、弟がトップ10てマレー兄弟並にすごいな。

      引用  返信

  • お早うございます。
    準決勝カードが決まりましたね。錦織選手のズベレフ兄選手との初対戦(しかも撥ねるクレーで)は非常に楽しみですし、団長さまの仰る不気味なクズネツォフ選手と、調子いいんだか悪いんだか相変わらず読めないバブリンカ選手との対戦も興味深いですね。あ、クズネツォフ選手、LL躍進?のシュテベ選手をストップさせたのか。

    禮さま
    白いふわふわの正体有難うございます。プラタナスの綿毛ですか。ロマンティックです。が、花粉症の私は住めそうにないなと(笑)
    RGのドロー・セレモニー情報も有難うございます。5/26と解っていたのですが時間が解らず助かりました。呟いていたのですね。

    そうすると本日のタイム・スケジュールは…。
     日本時間17:00~ RGドロー・セレモニー
     同   18:30~ ダニエル選手、RG予選決勝
     同   18:30~ 加藤選手、RG予選決勝
     同   20:30頃 土居選手、ニュルンベルグ・シングルス準決勝
     同   21:00~ 錦織選手、ジュネーヴ準決勝
     同   23:30頃 土居選手、ニュルンベルグ・ダブルス準決勝
    本日、RG予選は決勝だらけ、ツアーは準決勝だらけですね。
    錦織選手はもとより、ニュルンベルグの土居選手にもご注目。特にシングルス、対戦相手は大会第1シードにて前回覇者のキキ・ベルテンズ選手です。
    ちなみにニュルンベルグも棄権者続出で5人! 男子も女子もクレーで棄権、ホントにクレーは危険ですね。

      引用  返信

  • 昨日はもう見れませんでした。ショック死寸前でしたので。
    プロであるなら結果が全てかもしれませんが、今彼はプロセスを重要視しているかもしれない。
    と言い聞かせようと思っていたところ、勝ちました。
    圭おめでとう。

    次はミーシャですね、マレーに勝ったミーシャ。あのプレースタイルはなかなか最近見ないですね。
    どんな試合展開になるでしょうか、楽しみです。

    団長の考え方すごいわかりやすいです。

      引用  返信

  • 今更ですが、団長さまの考え方って、誰かを応援するお手本だなって思いました。
    私は端から初GS制覇はWB派ですので、体力勝負の全仏には?だったので、
    ジュネーブ出場には即賛成票を入れてましたが、
    もし、自分が全仏を見に行けるのであれば、100%、体力温存して~~~でした。
    ファンと言うのはそれほど身勝手で(私だけかもですが)
    実は今日だって10時過ぎまで帰れないので、密かに雨でも降って開始が遅れないかなぁ~、なんて、ボールが重くなるのは不利だって分かっていても、見たいが勝ってしまう。
    自分でも情けないです。
    良い時も悪い時も、終始錦織選手を信じて応援してこられたからこそのコメント、凄い!
    私も、せめて帰れるまで試合が延びて~、何て思わず、
    リプレイ見りゃいいんだから、サクッと勝っちゃって~~~って、念じることにします!

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。