錦織圭の手首故障に関する情報・考察等集約記事(2017年10月18日更新)

 錦織の故障に関する情報をこの記事に集約します。

 新たな情報、未掲載の情報がありましたらコメント欄でお知らせください。
 他の記事のコメント欄に貼られたものでも可。ただし、著作権侵害をしているページ(例えば、ほぼ海外英語サイトの内容のパクリであるとか)かどうかには十分注意をお願いします。怪しい場合は、お手数でも一次情報(元の記事)を探してお知らせください。

また、故障の原因や今後の処置、復帰の時期などについても、情報が増えるにつれ考察も可能になると思われ、トライしてみたいと思います。

損傷箇所と損傷の程度

公式発表のメールをいただいた直後、マネージャーのオリバー氏に以下の質問(+α)をぶつけてみました。

  • 痛めた腱は、親指側か小指側か。
  • 数週間の経過観察の結果、手術に踏み切ることはあり得るのか。
  • 日本のファンはこういうときこそ支えていくつもりである。復帰までいくらかかろうが待っているので、圭に激励の言葉を伝えて欲しい。

※ 3つめは私個人ではなく、「日本の多くのファンから」という趣旨で伝えました。

残念ながら答えは、「情報のアップデートを待て」の一言でしたが、質問しても答えが返ってこないことが通常なので、今回は返ってきただけマシです。親指側の腱か小指側の腱かで治るスピードが違うので1つめの質問を投げましたが、それだけにデリケートな問題なので明言を避けたのでしょう。(2つめの質問も同様で答えにくかったのでしょう。3つ目にはぜひ答えて欲しかったところですが、残念ながら言及なし。伝わったかどうかは不明です。)

と、思っていたら、小指側の腱の損傷だというニュースがありましたね。

結論は尺側手根伸筋腱の部分断裂。手首の小指側にある腱で、サーブやバックハンドなど手首の曲げ伸ばしをする時に負担がかかる部位だ。

錦織 今季残り全休 右手首腱部分断裂、選手生活大きな岐路に|スポニチAnnexより

知り合いの整形外科位に確認したところ、親指側より小指側の方が治りが遅いそうです・・・。
また、裂傷か断裂(完全には切れている)かによっても治りや処置方針は変わってくるそうです。

オリバー氏のメールには「tear」とあり、文字通り受け止めれば「裂傷」であり完全には断裂していません。断裂なら「rapture」を使うと思いますが、tearという単語も使われ方が広いようですので、詳しいことはやはり、数週間後、ギプスを取ってからになるでしょうか。

オリバー氏のメールでは、次の判断をするのは「in next weeks」でしたので「数週間後」でししたが、上記スポニチのリンクでは、「ギプスの期間が4〜6週間」となっています。何か追加で情報を得たのでしょうか。これについても、鵜呑みにはせずまずは参考として捉えておきたいと思います。

故障原因の推測

原因については、個人的見解として聞いて欲しいのですがサーブだと思っています。サーブのフィニッシュの形がかなり、手首を内側に折っており負担がかかりそうに見えます。

バックハンドでも手首を内側に折りますが、バックハンドは左手主導であり右手の負担はそれほどではないのではないでしょうか。

また、錦織のフォアハンドのフォームではラケットが大きく弧を描くので手首を使っているように見えますが、使っているのは主に肘でしょう。フォアハンドの場合、手首は外側に折った状態を解放してまっすぐにするだけで、負担は無いわけではないでしょうが、明確に内側に手首を折っているサーブのフォームよりは負担は小さいのではないかと推察します。

実際、サーブの練習中に故障を発生したことからも、サーブが主要因ではないかというのが私の推論です。

繰り返しますが推論ですし、私は医者でもトレーナーでもないので、鵜呑みには議論のたたき台として上記推論を使ってください。

いずれチームあるいは専門家が原因究明をして対策を打ってくれると思いますが、何らかのフォームの矯正は必須だと思われます。この際、フォームの総チェックで故障を起こしにくく、かつ効率的な打ち方を研究して欲しいと思います。

他に情報が出てくればこの記事に追加するか、大きな情報であれば新しい記事を立てます。
みなさまからも情報提供をよろしくお願いします。

手首の故障に関する一般的情報

ITF Tennis – SCIENCEANDMEDICINE
診断、ファーストエイド、回復方法、バックハンドについて、再発防止法が解説されています。

故障後の経過の記録

日付等は徐々に埋めていきます。

8月○日 シンシナティの練習中、サービスを打った際に右手首に故障を発症。
8月○日 IMGサイドより故障についての発表あり。
・・・
9月○日 ロビー大橋氏の元でリハビリをしていることが判明。

9月○日 公式アプリの画像で、ギプスが取れたことを確認。

10月○日
ベルギーに渡ったことが判明(クライシュテルシュのアカデミーに滞在)
主治医はDr. Frederik Verstreken。数多くのテニス選手の手首を診察してきたらしい。 禮さんによる詳しい主治医情報

10月17日 ボールを打ち始める(ただし、子供用のオレンジボール)

161 件のコメント

  • nakaさん
    朗報ありがとうございます!
    少しずつでも順調に回復しているようで、嬉しいです。

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  • 調べると、Verstreken医師は、かつてクライシュテルスを診ていて、最近ではベンチッチやリバリコバの(二人とも左手首)手術をしていたようです。特にテニスの手首の問題では著名な医者のようです。錦織選手は、マイアミの右手首の故障も含めて、過去Verstreken医師に診てもらっていたのかもしれませんね(単なる推測です)。

    錦織選手が手首を故障したのはシンシナティ練習中の8月13日(日曜日)だったので、ほぼ2ヶ月ぶりにラケットを握っているということになりますね。ダンテ・コーチのラジオでのコメントでは、ラケットを握るのは11月だろうということでしたが、予定より少し早いですね。焦らずじっくりリハビリに取り組んで欲しいです。

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  • 禮さま、nakaさま
    色々情報ありがとうございます。ラケット握る錦織選手の姿は感無量ですね。
    焦らず、騒がず来シーズンの復帰を待ちたいと思います。1月でも、2月でも、「もう大丈夫!」な時まで待ちます。

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  • みなさま
    いろいろな情報をありがとうございます。

    錦織選手、ついにボールを打ち始めたのですね!!
    とてもゆっくりですが、急がずにじっくりと「100%」にしていってほしいです。
    腰をすえて待ってますから。

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  • 今晩は。
    禮さま、nakaさま
    錦織選手情報有難うございます。こわごわながらもラケットを振る錦織選手にやっと会えて、本当に嬉しい限りです。
    チャン・コーチが、これで100%と背中を押すその日が来るまで、いつまでも待つ所存でございます。

    ところでnakaさま
    ラケット動画、スコットランドのテニス・クラブが呟いているんですね。一瞬、錦織選手はスコットランドに移動したのかと思いましたが、多分そちらのクラブのジュニア達が、クライシュテルズ・アカデミーで合宿しているのかな。そして偶然錦織選手がリハビリしていたと。
    そりゃジュニアたち、ビックリ&気分がアゲアゲMAXにもなりますね~(笑)

      引用  返信

  • naka さん、
    錦織選手のラケット動画のご紹介ありがとうございます。
    「ああ、やっとここまで来た」という思いで
    涙が出そう・・。
    ボールを打つ姿が見られてうれしいです。

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  • 皆さん、錦織選手情報ありがとうございます!!!
    8月に怪我をしてから2ヵ月と少しなのに、もう半年ぐらい経ったかのように思えます。
    いよいよボールを打ち始めたのですね。
    矛盾することを願うようですが……あせらず、無理せず、でも精一杯がんばってリハビリに集中して、一日も早く試合で躍動する姿を見せてほしいです。

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  • nakaさん
    動画ありがとうございます。ふわっと優しーくラケットを振っていますね。

    禮さん
    筆不精のうえに手首のけがのせいか、発信される情報が超少ない中で奮闘して頂きありがとうございます。
    ベルギーに手首の世界的名医がいらっしゃるとはビックリ。スポーツ医学ならアメリカというイメージがありましたので。
    でも、さすがお医者さんの腕が良いのか、錦織選手の回復力が人並み以上なのか、予定より早いペースでリハビリが進んでいるようですね。嬉しいです。

      引用  返信

  • ベルギー東部の小都市ブレーの郊外にあるキム・クライシュテルス・アカデミー(Kim Clijsters Academy (KCA))でリハビリ中の錦織選手の現在の主治医のまとめ

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    Dr. Frederik Verstreken (M.D., Doctor of Medicine)、プロフィール 

    専門:手と手首の病理学、スポーツ傷病、デュプイトラン病、神経障害、3D矯正骨切り術

    アントワープにある整形外科病院、アントワープ整形外科センター(Orthopedisch Centrum Antwerpen (OCA))の手首の専門家。

    臨床研究医(だと思います)。論文をほぼCorresponding Authorとして出している。
    論文のアカデミック所属は、1999年以来アントワープのMonica病院とアントワープ大学病院。
    最近ではベンチッチリバリコバの左手首の手術を(たぶん)OCAで施術(Verstreken医師のツイッターでベンチッチのメッセージをリツイートしてたりします)。
    OCAは今週のアントワープ・トーナメントをサポート。

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    Dr. Sam Verse (D.O., Doctor of Osteopathic Medicine)、プロフィール 

    専門:オステオパシー・トレーニング

    キム・クライシュテルス・アカデミーにあるグループ・サム(Groep SAM)代表(?) 

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    小生は、ケガをしたのがシンシナティだったので、このブログ記事で8月21日にコメントした、アメリカの整形外科医、Dr. David Dines (ATPツアー・メディカル・ディレクター、NYC HSS病院、整形外科権威)、とかDr. Christopher R. Sforzo(Nick Bollettieri Tennis Academy in Bradenton, Florida特別顧問)とかのアメリカの専門医で治療を受けてるのかとてっきり思い込んでました。たぶんコアな錦織ファンはベルギーと聞いただけで、Verstreken医師やKCAのリハビリ・センターを思い浮かべたのだと思いますが。小生は数日前にKCAのサイトを見て、トレーニング室やオステオパシー施術室(壁にテニスのスタジアムの写真があるやつ)がKeiアプリとかに出てくるのと全く同じやん(笑)とうことに気がついて確信しました。

      引用  返信

  • ベンチッチ選手と云へば、左手首の手術5ヶ月後の先月9月末のサンペテルスブルクのNevaカップ(ITFイベント)で復活の優勝を遂げましたが、年末のニュー・シーズン(というのか?)ホフマン・カップのグループBで、12月30日に大坂&杉田(日本)組がベンチッチ&フェデラー(スイス)組と対戦する予定です。大坂選手は、ベンチッチが今年の春にVerstreken医師により左手首の手術を受けた後に、メッセージを送っていたようです。二人とも1997年生まれの20歳なので仲が良いのかも知れません。杉田vsフェデラーも含めて、ホフマン・カップでの対戦が楽しみですね。錦織選手と直接関係ない話でスミマセン。

      引用  返信

  • すみません、オステオパシストの名前が切れてましたが、正しくは、
    Dr. Sam Verslegers (D.O., Doctor of Osteopathic Medicine)
    です。

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。