ランキング試算(6月13日付)  ケイメヒコ

錦織の1回戦前にアップ間に合いませんでした。ケイメヒコさん、申し訳ありません。

錦織選手のランキング関連データ 6月6日 現在

現在ポイント 857   本年の対戦成績 16勝11敗(含む予選など 19勝12敗)

現在ランキング  60位(-1) 本年年初 98位   本年最高位 46位

現在45位の選手とそのポイント  Isner, John (USA)  990

WC           年間  5枚  使用数 1枚 残り 4枚

今週はQueen’s、Halleの250大会です。全仏は単復とも1回戦突破の1週目で終わり、英国での芝への調整に励んだとのことですから、そこそこの成績が期待できるかな?全英前のQueen’s、そしてEastbourneの成績はアメリカのMSのエントリーに効きます。

クレーのMSの時にも言ったようにMSはキャリヤーハイでも無理で、今からではハードルが高いです。両大会で準決勝進出4+3合計7勝して何とか届く程度です。合計6勝の場合、全英で2勝すればCincinnatiには届くかな?何れにしても、参戦できた大会は一つでも多く勝ち上がる意識を強く持って戦って欲しいものです。それが次の参戦を容易に得られる道です。

簡単な対戦相手はいないレベルの大会です。その気迫が薄れて居るのではないかと心配です。参戦大会が絞られてきます。

Queen’sの初戦はデフェンディングチャンピオン、2歳年上の長身選手、Querreyとの対戦で、大会側も期待の1回戦のカードのようです。過去の対戦は1回で、あのDelray Beachの準決勝でフルセットタイブレ勝利でした。その時は邪念を持たず、ハングリーに一球一球集中していたと思います。それが今一番求められていると思います。

Halle 参戦のKukushkinが10点下に行きます。同じ得点を得るのにQueen’s はHalleよりも1勝多く勝つ必要があります。
錦織選手のベスト18が10点ですので、加点=(得点-10)*(得点>10)

1回戦敗退 857 (加点0) 対Querrey 最高で59位があります。
2回戦敗退 857 (+0点) 最高で59位があります。
3回戦敗退 867 (+10点) 最高で58位があります。
準々決勝  892 (+35点) 最高で55位があります。
準決勝  937 (+80点) 最高で48位があります。
準優勝  997 (+140点) 最高で44位があります。
優勝   1097 (+240点) 最高で40位があります。

この最高順位は現在の基礎点での値です。ですから日を追って最高順位は下がって行く傾向にあります。勝ち続けている間は下位者に追い越されることはありませんので、最悪値は敗退後にします。

今後の予想スケジュール(錦織選手のエントリー状況)です。
(GS:グランドスラム、MS:マスターズシリーズ、500:ATP500、250:ATP250、DA:ダイレクトアクセプタンス、OUT:DAまでの差)

短いたった3大会の芝シーズン

6月 6日 Queen’s 250 56Draw DA
6月13日 Eastbourne 250 32Draw DA
6月20日 全英 GS 128Draw DA

北アメリカシーズン前

7月 8日 Davis Cup
7月11日 Stuttgart、Båstad 何処にもエントリーしていません。
7月18日 Atlanta、 250 28Draw 多分ストレートDA(6/9判明)
7月25日 Los Angeles、 250 28Draw 多分ストレートDA(6/16判明)

北アメリカのハードシーズン

8月 1日 Washington 500 48Draw 多分ストレートDA(6/23判明)
8月 8日 Montreal MS 56Draw ストレートDAの可能性は低い。(6/30判明)
8月14日 Cincinnati MS 56Draw ストレートDAの可能性は低い。(7/7判明)
8月22日 新Winston Salem 250 48Draw 多分ストレートDA(7/14判明)
8月29日 US Open GS 128Draw 多分ストレートDA(7/21判明)

上位選手について

Djokovicの連勝を止めたのはFedererでした。本調子ではないNadalはクレー故か、Federerに勝ち、全仏6回の優勝で終わりました。
今週は案外多くのトップ選手がエントリーしていましたが、250大会のせいか参戦辞退者が多く出ました。250大会ですので、ポイント取得による順位変動は起こりにくいです。

  • Nadalはどんな成績でもトップ維持です。Djokovicが参戦辞退したからです。しかし、全英でも全仏と同じように優勝して基礎点維持、Djokovicが決勝進出したら、No.1の座を明け渡すという状態が続きます。
  • Federerはどんな成績でも1点も増えませんので、順位は変わりません。去年の決勝戦で負けた相手Hewittとの1回戦という強烈なドローです。
  • Murrayは4位キープですが、250大会のポイントが一大会分しかありませんので、少しでもポイント獲得したいでしょうね。
  • Soderlingは本年250大会ですでに2勝していますので、優勝しても1点も増えません。参戦辞退し休養を優先したのでしょう。
  • Roddickは優勝すると参戦辞退のFishの上に行け、アメリカ人トップに返り咲きします。トップテンの順位的にはこれが起こるかどうかだけですね。

7 件のコメント

  • ケイメヒコさん、いつもありがとうございます!!!

    >あのDelray Beachの準決勝でフルセットタイブレ勝利でした。その時は邪念を持たず、ハングリーに一球一球集中していたと思います。それが今一番求められていると思います。

    今試合が終わったばかりですが、同感です。

    もっとガムシャラさがほしいですよね!
    アベレージのテニスにうまく折り合いがつかない日は、
    物足りなさだけが残ります。

    自分のなかできちんと消化できないと
    前に進めないタイプなんでしょうね、きっと。

    でも、圭ならきっとのりこえてくれるはず!
    そう信じて応援したいと思います(^▽^)/

      引用  返信

  • 1回戦敗退 857 (加点0) 対Querrey 最高で59位があります。

    超えていく可能性が高かったKukushkinが敗退しました。その他下位者が多く敗退しました。未だ試合がないDevvarmanは決勝進出が条件です。KavcicやGulbisは優勝が条件です。今日勝ったKunitsynやBerrer他も優勝が条件です。つまり、順位を上げることできませんでしたが、落ちることも少ないと思います。
    わたしは全然喜べません。何故なら、北米のMSのストレートDAが遠のいたからです。厳しい予選を勝ち上がる、必要があります。自分の首を自分で絞めている感じだからです。このあたりで少しばかりアップしたりダウンしたりしても何の変化もなく、ランキングは強さの尺度ではないからです。エントリーランキング以外の何者でもありません。

      引用  返信

  • 7日を終わって
    1回戦敗退 857 (加点0) 対Querrey 最高で59位があります。
    間の人はどんどん敗退したので、超えていく可能性の下位者は次の二人だけのはずです。Kamke以下は優勝しても届きません。
    Kunitsyn 優勝 次2回戦 対Del Potro
    Andreev 優勝 次2回戦 対Troicki

    それなりに調べたはずですが、確認よろしくお願いします。

      引用  返信

  • Andreev が負けたのであとは Kunitsyn だけと思います。
    59位か60位になりそうですが、59位が有力ですね。

    望みは薄いかもしれませんが、来週決勝までいくと Montrealの
    ストレートDAは難しいけど、本戦にいける可能性もあるので
    来週に期待しましょう。

      引用  返信

  • 8日を終わって
    1回戦敗退 857 (加点0) 対Querrey 59位でしょう。

    Kunitsyn、Andreev 共に敗退です。

    Atlantaは8位DAです。
    EastbourneがMontrealのエントリー、よい成績を残し、去年の11人は多すぎますので、5OUT以内だったら良いですね。最終DAしたいものです。去年は110OUTと全くお呼びではなかったから。
    そして、Wimbledonは2週目に残り、キャリヤーハイ更新し、CincinnatiにはめでたくDAして欲しい。

      引用  返信

  • Montreal ラストDA 60位(2010)、65位(2009)、68位(2008)

    過去3年だけ見ると、年々カットオフが上がって来てますねぇ。単純にこのペースだと今年のカットオフ予測は55位くらいでしょうか。ちょっと余裕を見て900点には達して欲しいなぁ。Eastbourneで2勝すれば45点ー12点(今年の失効分)=33点アップして890点ですか。うん、2勝してQF進出が最低ライン、できればSF進出で90点獲得を・・・僕の勘では途中でTsongaとTipにさえ当たらなければそれも可能なように感じていますが、さて、日本時間土曜19:00以降に発表のドローや如何に。

    一方その翌週は・・・

    Cincinati ラストDA 53位(2010)、52位(2009)、76位(2008)

    お〜、これだと50位を目標としてなんとか950点は欲しいですねぇ。するとWimbledon(今年は失効点ゼロ)で頑張って3回戦進出して90点上積みすれば!

    というわけで、Eastbourneで2勝してQF進出ならWimbledonも2勝してトータル980点で再び40位台へ突入で良し。Eastbourneで3勝してSF進出ならWimbledonは1勝でも同じく980点でOK。これが8月の2つのMSに最終DAされるための最低ノルマというカンジでしょうか。Eastbourneで1勝もしくは0勝なら、Montrealはおとなしく予選から・・・と。まあ、今年のカットオフが何位になるかは依然として不明なわけですが。例年並だったら今の順位キープでもラストDAは可能ですしね。

      引用  返信

  • すみません、上のコメントで「Cincinati」は「Cincinnati」が正しいスペルです。あと、「(カットオフが)例年並だったら今の順位キープでもラストDA可能」というのはMontrealのことで、CincinnatiへラストDAされるためにはさらなるランキングアップが必要である可能性が高いでしょう。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)