好調ジョコ vs. お疲れ錦織では当然の大差負け。しかし状態は思ったよりは良かった(当社比)(2016WTF準決勝)

2016 World Tour Finals
Semifinal
Novak Djokovic[2] def. Kei Nishikori[5], 6-1,6-1

どんな状態で試合に出てくるか心配していましたが、練習はしたみたいだったし、いざプレーしてみたら故障というほどではなかったようで、そこは安心しました。
ですが、疲労はありありで動きは悪く、序盤はフォアがほんとうにひどかったです(当たってなかった)。

しかし1stセット終盤から少しずつ調子を上げ、いいショットも出ました。
特にバックのストレートは今日一番の武器でしたし、よく決まっていました。

最初の錦織の不調を見て余裕を持ったジョコビッチがどんどん調子を上げ、いつもより攻撃的にプレーしてきました。
最大の武器である俊敏性がなりを潜めた錦織にとってこの攻撃はきつすぎました。
リターンから攻めてきて、速くて深い球がどんどんと突き刺さってきました。
(2ndセットの錦織の1stサーブは良かったと思いますが、それでも鋭く返してきた。)
そのせいでキープが遠く、2ndセットにようやく1ゲームをキープしたのみでした。

今日の調子でももう少し頑張りようはあったとは思いますが、予想より調子の良いジョコビッチに、予想より状態の良い錦織が対戦して、結果としてスコアとしては予想通りになったかな、という感じです(当社比)。

マレーがヘロヘロになりながらも大接戦を制したので、どうしても比べてられてしまいますね。
確かに、差があります。そこは認めるしかないのですが、情けないとまでは思いませんね。
世界No.1やGS優勝を目指すと言っているので、厳しい意見も結構なのではないかと思いますが、
全身全霊をかけて奮闘している選手に、自分の期待と比べて感情的な言葉をぶつけるのはどうかと思います。
いつもできていることができないなら苦言も呈すれば良いと思いますが、「またか」みたいな意見は、自身の現状認識の方を修正したほうがよいのではないかと思います。
期待は期待で、現状認識は現状認識で。
現状を理解した上で、目標を達成するために足りないものは何かを考える、それを埋めるためにはどうすればよいかを議論する、ここはそういう場でありたいと思っています。

私は、マレーと接戦したのは喜ばしいと思うものの、彼とはまだまだ差があると思っていますし、
逆にチリッチに3連敗してもまだチリッチの方が強いと思いません。同レベルだと思っています。
ランキングが割といい感じに実力を現していると思います。
ドロー運も確かに1年通じて多少はあったかと思いますが、それも長期的には平均に回帰していきます。
ラッキードローも相手が調子が悪いことも、これからあると思いますよ。

今年は収穫が多い年でした。
フェデラーとの対戦はありませんでしたが、マレーと4回、ジョコビッチと6回、ナダルと2回(でしたっけ?)、バブリンカと3回対戦しました。
ジョコビッチを除く3人から1勝ずつ挙げました。
対戦成績としては物足りない気もしますが、内容に見所ある試合が多かったですし、得た経験値はこれまでの年で最高でしょう。
これが来年に活きないわけはないです。

全米以降はやや不調でしたが、夏までにオリンピックを含めてハードスケジュールをこなしたことによる疲労や体のダメージが抜けきらなかったのかもしれません。
錦織は1試合の体力はありますが、激闘のあとにガス欠になってしまうということは、昔から良くありました。
またショートラリーでポイントを取りづらいプレースタイルが疲労と怪我リスクを増幅させます。
ツアーの中では小柄な体格に加え、全身を使った打ち方。グリップが厚いことも関係しています。
これはもう錦織に課せられた試練です。今から変えることは出来ません。

出来ることは、これまで以上に(極限まで)テニスにストイックになること、フォームの改良、思い切った休息、スケジュール調整、目標に向けたコンディションのピーキング、など様々ありますが、個々の効果はおそらく、僅かなものです。

その僅かな向上をかき集めて大きな効果にしていくしかないのです。近道はありません。

ただ、私が切に錦織陣営に臨むのは、「データ分析」です。
今やビッグデータの時代。膨大なデータがホークアイを通じて蓄積されています。
専属のデータアナリストを雇って、お金に糸目をつけず解析するということはやらないのでしょうか?
マレーが専門の会社に依頼してデータを収集しているのは有名な話です。
感覚派の錦織が必ずしもデータを直接理解する必要はなく、適切に解釈ができるコーチが、細かいことは言わず結論を作戦として錦織に伝えれば良いと思います。
この件についてはひょっとしたら錦織陣営もすでに行っているかもしれず、これまで発言に対しては慎重になっていましたが、
いろいろ情報収集をするに、少なくともマレーほどは行ってないだろう、と推測するに至りました。
錦織のテニス脳、勝負勘は卓越していますが、それにデータに基づいた確度の高い作戦が加わることでより優位に試合を進めることができると思うのです。

※ おそらくプロであればよく選手を見ていて、癖などは知っているかもしれませんが、思い込みバイアスを排除するために感覚ではなくてデータとして可視可することが重要です。

ぼくのかんがえる 今年の収穫

・マスターズ1000の決勝を2回
・マレーに勝って全米ベスト4
・ツアー通算300勝
・ナダルに買ってオリンピック銅メダル
・苦手だったガスケから2勝
・デルポトロから初勝利
・バブリンカから2勝
・テニスの内容の進化(バックストレート、2ndをフォアへ、ネットプレー増加、じっくり行くラリーなど)
・過去最高の79試合、58勝
・最高タイの5位でフィニッシュ
・鼻血ブログの勝手目標「GS、マスターズベスト4常連化」「BIG4と度々死闘を演じる」達成

他にも募集

こうしてみると、いい年でしたよ。
来年は、もっといい年になるでしょう。
病めるときも、健やかなるときも応援していきましょう。

282 件のコメント

  • @風

    自分はチリッチ戦は疲労ではないと思う。
    1stセット簡単にとったことで、2ndセットのファーストゲームでは、ピンと張ってた糸がちょっと緩んでしもて、フットワークやショットに影響が出てミスになってブレークされたと思う。
    それに対してチリッチはサーブの調子もストロークの調子も上がったけん、錦織は焦って精神的に引いてしもて、ズルズル行ったと思う。(何より、本人もコメントだしとる)

    調子が良かったのに、突然フットワークやらショットやらが乱れることは誰でもあるんよ。
    その要因は疲労の場合も勿論あるけどメンタル的な要因がかなり多いよ。
    選手経験あれば分かるはず。

    あと、今日のジョコは化け物やと思う。
    錦織の疲労困憊を抜きにしても、実力で圧倒されたってのが適切な捉え方やと思うよ。
    下記、本人コメント

    今日のジョコは強すぎた
    http://news.tennis365.net/news/smartphone/today/201611/112327.html?s=yahoo

      引用  返信

  • 「以前の錦織くんは怪我でリタイアすることはあっても疲労で極端に落ちてくるというような事はなかった」というご意見ですが、考えようによっては「以前の錦織くんは疲労で落ちてくる前に怪我でリタイアしていた」とも取れます。結局のところニワトリと卵の関係です。
    チリッチ戦前の練習はライストで見ましたが、私にはハードトレーニングというよりは流しているようにしか見えませんでした。課題のサーブとビッグサーブの対応の練習だけは念入りに…くらいだったかと思います。錦織選手の表情もキツそうには見えなかったです。
    これも主観100%なので見た人によっては受け取り方が違うのは仕方ない事だと思っています。

    とはいえ疲労が敗戦の一因なのは間違いありません。どうしたら疲労で落ちずにプレーできるか、その為には何を改善していけばいいのか、チームKは試行錯誤していると信じています。来シーズンどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみに待とうと思っています。
    応援あるのみ*\(^o^)/*

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  • @ROM

    完全に同意致します。

    疲労で負けたとの結論には至らないが、疲労対策はスムーズに勝ち上がるために必要不可欠。

    錦織と陣営を信じて応援するのみ。
    まさに仰る通り。

      引用  返信

  • 私も@ROM 様に1票!

    tennis365.net 11/20(日) 12:25配信のニュースを掲載します。
    本人前向きみたいで、良かった! 

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161120-00010011-tennisnet-spo

    今はゆっくり休んでもらって・・・
    グレードアップした錦織選手に来季も楽しませてもらいましょう!!

    PS 明日も5時起きしてマレー・ジョコ決勝戦を頑張って観ます!

      引用  返信

  • ラッキーわんこさん、
    私はあなたの意見に賛成です。

    レシュティさん、
    ラッキーわんこさんは
    すべての答をスタミナの求めているわけではなく、
    疲労回復が大きな課題ではないかということを言っているのだと思います。
    「1セット目は強かったのに、2セット目は調子が落ちたり、フットワークが乱れたりすることがある」のは、テニスをいつも観ている人は誰でも判ることです。たまたま今朝の試合は負けたので「スタミナ不足」と思ってしまうほど、目先の試合だけで判断しているわけではないと思います。長く錦織選手を観てきた人なら、「単に調子が悪かっただけ」なのか、「疲労も含めたフィジカル面に問題があった」のかある程度判断できるのではないでしょうか?
    (もちろん間違うことは有りますが)
    団長さんもチリッチ戦で「何かフィジカルに問題があったのでは?」と思われたように、(怪我ではなかったかもしれませんが、体調が
    万全でなかったのは確かです。そのことに、団長さんはちゃんと気付かれたんだということです。)

    >「スタミナ以外にも課題はある。」
    ということは、ここに集うほとんどの方が、判っていることだと思います。
    あと、疲労回復が巧く言ってなかった、という意見は
    「スタミナ不足」だと言っているわけではないんです。
    疲労回復の対策が巧く言ってなかった、とか疲労しにくい身体作りが
    (その他の問題に加えて)今後の大きな課題である、という提言なんです。

    ラッキーわんこさん、差し出がましいコメントをいたしまして、
    失礼しました。
    もし、意見が違っていたら、どうぞご指摘ください。

      引用  返信

  • @taniyan120 さん
    決勝は現地18時からなので、日本時間3時ではないかと。

    「練習」するのはいいけど「トレーニング」はやりすぎないでほしいですね・・・。
    休むのも「トレーニング」のうちだと思いますので、計画的に休んで欲しい。

      引用  返信

  • @勝負所のプレー さん

    >とてつもなく調子が悪かった。体が――今ひとつ反応が遅れたので――疲れは残っていないと思っていたが、多少なりは作用したと思う。

    このコメントを読めば疲労が大きな原因であるとしか思えないのですが、。「とてつもなく」という言葉を使っている以上、本当に「とてつもなく」だったのでしょう。その後身体の話になったとしたらそうとしか読めません。

    @レシュティ さん

    ジョコ戦の本人のコメントでは、ジョコが強すぎたと言っていますが、今日に関しては自分がとてつもなく悪かったと続けています。4位や3位に行ける能力はあると思う、とも言っています。

    メンタル的要因の原因は疲労にあるとは考えられないでしょうか。

    私には対チリッチということで焦って調子を崩してメンタルに影響するような、圭くんがそんな選手であるとはとても思えません。少し悪い時間帯というのなら、もちろんあると思いますが。

    >問題に対する答えを全部スタミナに求めてはダメだよ。

    確かにおっしゃる通りですね。他の課題も考えなくてはいけないですね。ただ、身体の問題、スタミナ(疲労回復)の問題が最も大きな問題であることは明らかだと思うのです。なのでこれを最優先にして欲しいと思うだけです。

      引用  返信

  • レシュティ さん、
    >「調子が良かったのに、突然フットワークやらショットやらが乱れる ことは誰でもあるんよ。
     その要因は疲労の場合も勿論あるけどメンタル的な要因がかなり多い よ。」
    は、勿論承知しています。
    錦織選手がメンタル的に引いてしまったのは確かでしょうが、その原因が「疲労のせいで身体が自分の思うように動かなくなったこと、
    とりわけフットワークが遅くなったこと」にある、と私には思えたということです。
    錦織選手は身体の状態の善し悪しに気力や判断力が影響を受け易い印象を持っています。最終的にメンタル的部分に原因が有っても、その引き金は身体の状態(自分のイメージ通りに動けるかどうか)が、引いているという意見なんです。
    ひとつ前のコメントでも書きましたが、疲労回復がうまくいくかどうかがひとつの鍵かもしれないと思っているということなんです。

    今日のジョコビッチが強かったことも確かですし、錦織選手がうまく
    自分のテニスが出来なかった(思い通りに身体がコントロールできない状態にあった)ことも確かだと思います。
    でもこの問題は疲労回復がうまくいかなかったこととは矛盾しない話だと私は解釈しています。

    たぶん、ジョコビッチ選手は錦織選手のことを、単に調子が悪かったというよりは、「いつもの圭とは違う。相当疲労しているな」と思ったので、そのようにコメントしたのだと思います。直接対戦した彼は
    ちゃんと錦織選手の身体の状況に気付いていたということでしょう。

      引用  返信

  • 団長さんいつも読ませていただいています。

    話は変わってしまいますが、短いオフにぜひゴルフ松山選手との新春対談実現しないかなぁ。と
    テニスによりストイックに!と書かれていましたが、今でも圭君は十分ストイックなのかと…

    松山選手とは環境や目標など共通点も多いので刺激になりそうですねーーーー。

      引用  返信

  • BIG4はで毎回のように決勝近くまで進出して、かつ彼ら同士の試合で名勝負を演じて来ました。最低でも1試合そして、下手をすればSF→Fの2試合続けて。
    ある意味彼らは特異体質で、異常な存在だと思ってます。だからこそBIG4として別格扱いされているわけです。(ナダルは長期離脱はありますが・・・。)
    そして連戦に耐えられる故障しにくい身体の要件を満たしていたのは、それ以外ではフェレールとベルディヒでしょうか。ただし、この二人はGSMSに毎回のように上位進出できていたわけではないです。
    錦織は贔屓目に見てもこれらの6人よりも、生まれながらの身体能力や耐久力は劣ると思います。同じようなものを求めるのは無いものねだりだと思ってます。
    ただ、彼らよりも連戦に耐え、パフォーマンスが大きく落ちない選手他にいますか?1大会限定ということならあると思いますが、1シーズン通じて、あるいは複数年度に渡り、継続的に長期故障離脱をせずにランキングを維持してきた選手はいなかったわけです。ここ5年ほどのランキング推移が物語っています。
    ラオニッチ、ツォンガ、デルポトロ、チリッチはこの範疇には含まれないと思ってます。(ラオニッチは今後がキャリアのピークだと思うので少し状況は違いますが。)
    錦織に関しては2年以上TOP8以上を維持し、客観的に見ると現時点ではフェレール、ベルディヒ路線を歩んでいるということだと思います。(ファン目線からすると波紋を呼ぶかもしれませんが。また錦織にはMS優勝はありませんが・・・)
    もともとの身体のキャパシティが劣る中で現時点でも非常良くやっているといると見るのか、期待値がそれ以上(つまりBIG4と同等あるいは近いレベル)の方にすると物足りないと見るのか。
    調整方法や大会出場計画ひとつをとっても、議論をする際にはまずは自分と他者のスタンスを理解しないとかみ合わないと思います。
    ちなみに私は現状維持路線に賛成です。今年と同様に継続的にBIG4に次ぐ存在であり続け、ドロー等の外部要因に恵まれたチャンスを生かす大会をどこかで作る方針が良いと思ってます。次点はチリッチやツォンガのようにMSをいくつか欠場して対回数を絞って、一発にかける路線です。BIG4のようなキャリアは現実問題としては期待薄だと思ってます。

      引用  返信

  • データに関しては本当に団長さんに同意するところで、昨日のマレーとラオニッチの試合を見ていても、マレーのリターン時のサービスの読みってよく当たるんですよね。それも試合中の勘だけではなくて、何かしら根拠があって前もって動いてるように見えるときがあります。

    データに基づいた読みみたいなのは錦織の性分に合わないかもしれませんが、ただでさえ他の選手よりも頭を使うテニスをしてるわけですから、少しでも試合中に考えることを少なくできれば、と思います。

      引用  返信

  • @ぼうず さん

    ありがとうございます!

    ATPのHPでスケジュールを確認すると・・・老眼の私にはどう見ても8:00に見えるのですが、画面を拡大したら6:00でした!(寝過ごすところやん・・・)
    3時起きは厳しいけど、今季最終戦なので頑張って起きます。

    決勝戦は、2試合連続で歴史的なロングディスタンスの試合を勝ち抜いたマレーがやっぱり不利なのかな?と思っています。

    マレーも死ぬ気で1位の座を守ると思いますが、やっぱり余裕しゃくしゃくで登り調子のジョコじゃないかと・・・

    ただし、
    ここでマレーが勝つようなことがあれば、彼は来季の王者として君臨し続けるような気がします。

    マレーは、錦織戦の直後にラオとあそこまで戦える常識離れした体力の持ち主ですから、最後の1戦で王者の座を賭けて、どんな戦いをするのか?ホント楽しみです!

      引用  返信

  • @youko様
    @風様

    錦織の試合を見て、素人でいらっしゃる(選手経験・指導経験はあれどもプロではない点で私もですが)あなたが何を思うかは勝手ですが、最終的には選手本人の口から出た言葉で判断すべきです。

    以下、内田暁氏の記事抜粋
    「」内は錦織のコメントです。

    「多少なり(疲れが)作用したかなとは思いますが……」と言いつつも、それ以上に、チリッチ戦の2セット目以降、「自分から攻めず、ボールを置きにいった」精神面の影響があったと分析する。「ほぼメンタル的なところだと思います」。それが彼の想いだった。

    多少なりの疲労は殆どの試合であるはず。
    チリッチ戦に関しては、そこに要因があるとは言えないと、本人のコメントからも考えられます。

    https://dot.asahi.com/dot/2016112000034.html

      引用  返信

  •  私は最近まで、錦織がNO.1になれるだろうと思っていました。また、それに沿うテニスの技術はあると今でも確信しています。しかし、この全米からの流れを見て、グランドスラムの5セットマッチで7回優勝する必要がある過酷な条件を乗り切っていく体力やパワーなどを身につけることは相当難しいのではないかと思うようになりました。英国のメディアの言うように、才能は疑いようがないのですが、体力面の不安は払拭しきれないように思います。団長様がおっしゃるように、ビッグサーブがなく、また、一発のパワーショットもない錦織は、丁寧にラリーを続け、体力を消費しながら勝つ必要があります。
     ふりすくさんが、おっしゃっている現状維持路線ですが、そうなってほしくないと思いつつ、そうならざるを得ないのではないかと思えてしまいます。
     すでに、トップ中のトップに近い選手ですし、綿貫選手の将来には期待していますが、当分の間、これほどの選手は、アジア中探しても出てこないと思える現状では、BIG4と同じような期待を寄せるよりは、錦織の試合のきらめく一つ一つのショットを楽しみ、たたえていくことが妥当かもしれません。
     もちろん、私の現状維持路線の予想を裏切り、グランドスラムで優勝し、NO.1になってくれれば、この上なくうれしいですが。

      引用  返信

  • 錦織選手の2016年シーズンが終わりましたね。正直な所、昨年のシーズンが終わった時には後半調子があまり良くなかったのを見ていたせいもあり、来年は何位になってしまうのかな?と心配していました。
    それがそんな心配は杞憂に終わり5位でした。
    皆さんの書かれているようにたくさんの感動的な試合も見る事が出来て、一歩一歩確実に成長し続けているのをリアルタイムで応援出来る事が何より嬉しいです。

    錦織選手の試合があると前日から楽しみでワクワクします。勝つと嬉しくて幸せな気持ちでしばらく過ごせます。
    逆に負けるとなんで負けたのかな?とずっと答えを探して納得するまでモヤモヤしています。
    試合を見る事に夢中の日々です。
    こんな毎日が楽しくて仕方ないです。

    錦織選手の活躍でたくさんの人の生活に楽しみを彩りを与えてくれてるんですよね。出来るだけ長く活躍を見て行きたい。それが1番の願いです。
    昨日の試合の時にコートに侵入しようとした人がいましたね。すぐに取り押さえられましたが、その時の写真を見たら、チームK(ダンテさん、中尾さん、チャンさん)とご両親はその騒動の様子を見ないで錦織選手を見ていました。
    こんなに大事に想ってくれる人達が周りにいる錦織選手は幸せですね。そしてその人達とこれからも一緒にいて欲しいと強く思いました。 

    長くなりまとまりもなくすみません。
    団長さん、今年もブログの運営お忙しい中ありがとうございました。このブログがあることに感謝しています。
    そして錦織選手1年の長いシーズンお疲れ様でした。
    たくさんの感動をありがとうございました。

      引用  返信

  • @MIYA@London
    私も同じです、勝敗より1年が終わったなぁという、気持ちになりました。そして1年でも長く錦織圭のプレーを見たいと思いました。今回の海外初観戦で感じたことは日本人以外のたくさんの人が錦織圭というテニスプレイヤーを応援してくれていること、とても嬉しくなりました。さて、私も日本に帰ります🇯🇵。楽し時間を共有していただきありがとうございました。

      引用  返信

  • WTFでは,(ATPのハイライト動画を観ると)錦織のボレーに対してマレーは迷うことなくコートサイドの反対側に走って行きましたね.あれなんかもデータに基づいて迷わずという印象を受けました.もちろん,一か八かで走ったという可能性もありますが.マレーは最後まで諦めずに攻撃の手を緩めないし,防御にも最善の手をうってくる.その貪欲さがデータの活用に繋がっていますね.錦織にはマレーを左右に振って走行距離を節約できる利点があるわけですから,それを利用して勝つ戦略を作って欲しいですね.

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  • @風

    何度も申し上げているように、
    メンタルとフィジカルは関連性があることは、誰でも知っています。
    しかしながら、多少なりの疲労なんてものは、大会で試合を重ねて勝ち進む以上は必ず存在します。
    疲労対策をしたって残りますよ。
    それとも、陣営の疲労対策が不十分だと?
    どのような疲労対策をしているか知っていて言っているのですか?

    すなわち、疲労対策をしても多少なりの疲労は残るという前提を理解してください。
    それがテニスというスポーツです。
    疲労とメンタルは関連性がありますが、完全に重なっているわけではありませんので、分けて考えるケースが多いです。

    チリッチ戦に関しては、錦織本人も言っているように、明らかにメンタル部分の問題です。
    疲労は残ります。これが前提です。
    疲労が多少の影響を与えることは前提で、
    あのチリッチ戦のメンタルの崩れは、メンタルの問題として考える必要があります。
    すなわち、疲労対策の向上によって、疲労がメンタルに与える多少の影響を軽減するよりも、メンタルそのものを鍛えることによる改善が不可欠です。

    勿論、錦織の疲労を現在以上に軽減できる方法があれば、それに越したことはありませんが、それはそれ、これはこれです。

      引用  返信

  • 怒涛のシーズンが終わってしまいましたね。
    錦織選手、現地応援の方々、錦鯉の皆さまお疲れ様でした。
    たくさんの感動、喜び、嘆きを皆様と共有でき幸せです。
    団長様には特に敗戦後、冷静沈着、叱咤激励も交えつつ愛情あふれる錦織愛に満ちたコメントを読み、落ち込んでモヤモヤした気持ちを払拭させておりました。
    きっと団長様も試合の内容などを分析・文章におこすことで気持ちを切り替えておられたことでしょう。
    今日の敗戦がすごくショックで、私の中ではすっかりかすんでしまいましたが、今シーズンはオリンピックの銅メダル獲得や全米でのマレーとの死闘で勝利、MS決勝に2回進出し、そしてファイナルズにも3年連続出場で、それなりに収獲があったと思います。
    あまりにもあっさり勝ち続けると期待値もどんどん大きくなり「もっとできたはずなのに!」と勝手に思い込んでしまいます。そうすると負けた時の喪失感は半端ないですよね。錦鯉は本当にメンタルが鍛えられます。
    プロテニス界では体力的に劣る彼ががんばってがんばってこの位置にいるのですよね…並大抵の努力ではないはずです。
    オフはテニスのことを忘れてゆっくりしてほしいです。
    私はポヤ~~~ンとした素の錦織クンも好きなので、リラックスできるバラエティ出演は楽しみです。
    来年は今年終盤の悪夢を払拭できるよう、新たな目標に向かってスタートをきってほしいです。
    「病めるときも、健やかなる時も」応援し続けます!

      引用  返信

  • 風さん、代弁をしていただき、ありがとうございます。
    メンタルかフィジカルかというのはもしかして、不毛な議論かもしれませんね。
    なぜなら、メンタルとフィジカルは非常に密接に絡み合っていて、どちらかがどちらかの引き金になるということもありますからね。
    勝負どころのプレーさんが錦織君のコメントを上げていましたが、まさか、「疲れていたので負けた」とは口が裂けても言えませんよね。

      引用  返信

  • @ふりすく
    自己レスですがバブリンカのことを完全に失念してましたw(誤字脱字もひどいですね。。。)
    バブリンカはここ4年はランキング維持+ビッグタイトル獲得をやってのけているので、安定性がかけているように見えて、多くの選手が目指すキャリアモデルなのかもしれません。
    近い将来BIG4が現役を退いた時に、現時点の顔ぶれでは10年前ぐらいののフェデラーのような長期安定政権を樹立できそうな選手は見当たらないので、群雄割拠の時代になった場合には一発ある選手がおいしい思いをできるのかもしれません。

      引用  返信

  • 繰り返しになりますが、
    今年は錦織陣営が本気でGSやMSの優勝を目指していたとは思っていません。

    勿論錦織本人は勝ちたいとは思っていたでしょうけど。
    それよりも更なるフィジカルの強化やテニスの引き出しを増やしたり、ポイントを稼いでGS、MSの4シード以内を目指すといった事を優先していたように思われます。
    勝負はおそらく来年からの2、3年ですよ。
    確か錦織本人も28歳ぐらいがピークになると言っていたようなので。

    比較的相性のいいMSやGSに照準を合わせて、少しの運が有れば勝てる所までは来ていると個人的には感じているので、ファンの立場として目の前の試合の結果に一喜一憂するのは分かりますが、 来年以降の活躍を楽しみに待てばいいのではないでしょうか。

      引用  返信

  • @ラッキーわんこ

    錦織は「疲れたから負けた」なんて、そこまで極端なことは言いませんが、

    疲労が原因で負けたような時は、「足が重かった」など、必ず言います。

    チリッチ戦に関しては、そうではなく、「ほぼメンタル的なところだと思います」とまで言っているのです。

    すなわち、集合で言うところのフィジカルとは重なっていない部分の、メンタル部分の課題を錦織本人が感じているということです。

    失礼ですが、錦織本人のコメントを「疲労を言い訳にしたくないから、そう言っただけだ」みたいに、勝手な解釈で捻じ曲げないで頂きたい。

      引用  返信

  • @元気印

    元気印さんが2017年のお願いとして書かれています、「デ杯は当然出場しない」。
    私は、デ杯の立ち位置を理解出来ていないので教えて頂きたいのですが、錦織選手は2017年デ杯に出場する確率が低いのが定説なんでしょうか?

    人気選手が多く強いフランスが対戦相手国という事もあり、てっきり錦織選手は出場するものだと思い込んでいました・・・。(早々とエアチケットとホテルを予約してしまいました)
    実際に出場するかしないかは直前にならないと発表されないのはわかっているのですが、テニスに精通した方々の中では「錦織は出場しない確率が高い」と思われているのでしょうか?

      引用  返信

  • メンタルとフィジカルは 確かに お互いに関連があるな せやけど メンタルはメンタルだけの フィジカルはフィジカルだけの 部分も大きいで
    フィジカル トレーナー と メンタルトレーナーがおることからも分かると思うけどな
    ある試合で メンタルとフィジカルの どっちにより大きな 原因があったかまで 判断できんくなるほど 密接な関係があるわけでは ないで
    多少の影響はあるにせよ チリ戦は メンタルを ジョコ戦 は フィジカルを 反省せなあかんと思うな
    圭パイセン は分かっとると思うな

      引用  返信

  • @スムージー さん
    まだ出るとも出ないとも言ってないはずですよ。
    錦織くんは日の丸を背負うのが好きな様子なので、出ると思います(これも個人的な推測です)。
    ただ、仮に出たとして、いまの状況ではよくて錦織くんの2勝のみになりそうな気もしますが・・・。悲観的ですかね。

      引用  返信

  • チリッチ戦は本人も自覚しておられるように、明らかにメンタルそのものの部分に課題が残る試合です。

    疲労とメンタルの領域は綺麗に重なっているわけではありません。
    それにも関わらず、疲労がメンタルにも一定の影響を与えるからと言って、
    メンタルそのものの領域に問題があった試合を、あたかも「疲労がなければメンタルは崩れなかった」というように、問題をすり替えてしまうのは個人的には賛成致しかねます。

      引用  返信

  • @スムージーさん
    ぼうずさんも書かれていますが、錦織選手は基本的に日の丸を背負う試合は好きなようですし、過去のデビスカップも体調的に出られないとき以外は毎回出場していたはずです。
    なので、むしろ出場する可能性が高いと思いますよ。ATPのランキングやグランドスラム制覇だけの事を考えると、少しでも疲労回復の時間を取るために休んだ方が良いとは思うのですが。

      引用  返信

  • 圭くんの1年が終わりましたね。団長様を始め、ここのブログの皆様のコメントでたくさんの情報をいただき、ありがとうございました!

    考えてみれば、圭くんがNO.1を目指すっていうことは、そんなことができるか見当も付かないような頂を目指してるんでしょうね-。その夢が叶うかどうかはわかりませんが、それを目指す圭くんをまだまだ応援していきたいです。

    実はIPTLに行ってみようかと考えてます。圭くん出られるのかなあと思いつつ、他の選手を見るのを楽しみにしています!

      引用  返信

  • そもそも積んでるエンジンが錦織さんとビッグ4では違う、
    5セットマッチを7試合勝ち抜かないといけないGSでの優勝は無理、
    勝ち続けないと1位になれないATPツアーのシステムで錦織さんが1位になるのは無理、

    と、話をまとめるとこんなところでしょうか。

    ただ錦織さんの全盛期は来年、再来年の2年間だと思うので、
    まだGS優勝、MS優勝は諦めるべきではないかと。。
    気になるのは錦織さんの勝ち運の無さです。
    2014年マドリードは錦織さんの優勝だったのに、
    勝利目前で棄権、
    同じく2014年全米もチリッチなんて余裕かと思ったら、
    まさかの確変チリッチだったというオチ。
    運も味方につけないとビッグタイトルは難しいです。

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  • 今回の負けはとても残念です・・・
    しかし、錦織選手は、2014年の全米オープンで、マラソンマンと呼ばれた男。
    体力がない訳などありません。
    来年は、ファイター錦織への変身を期待しています。

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  • @てつやん さん
    まとめないでください(笑)
    個人的には、ランキング1位は難しいと思ってますが、GSMS優勝は来年も十分可能性があると思ってます。

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  • レシュティ さん、
    >「多少なりの疲労なんてものは、大会で試合を重ねて勝ち進む以上 は必ず存在します。疲労対策をしたって残りますよ。」
    って、言葉にちょっとびっくりしています。
    そのようなことは誰だって判っていることは前提で話をしていたつもりでしたが、・・・。
    この問題は見解の相違があって、これ以上議論しても仕方ないと思われます。
    私は自分の見解を申し上げただけです。「自分が正しい。あなたは間違っている」という主張をしたつもりはありません。
    「あなたとは違う意見もあるのです。だから、違う意見の人の言い分も尊重してほしい」という気持ちを込めて、自分の意見を述べさせていただきました。
    (ラッキーわんこさんに対しての上から目線の物言いに対して違和感を覚えたのも事実ですが。)
    ともかく、それぞれの違う意見を「そうですか、あなたはそう考えるんですね。でも私は違うんです。」という様な種類のやりとりを望んでいました。
    団長さんもそのようにおっしゃっておられましたし・・。

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  • 勝負所のプレー さん、
    あなたとも、意見の相違があって、これ以上議論しても見解は違ったままのような気がします。
    >「最終的には選手本人の口から出た言葉で判断すべき」という
    あなたのスタンスは理解します。基本的にはそれは正しいスタンスだと思うから。
    ただ、すべてがそれだけではないと私は思っているということです。
    錦織選手の今後の課題に疲労対策を揚げたいということなんです。
    ただ私は他者に対して自分が絶対正しいと人主張する気はないです。
    考えは人それぞれですから。
    なので、意見は違ってもそれぞれが意見を出していいわけで、そういう前提で、「どうなのかな?こういう考えも有るんだけど・・。」
    という感じでコメントさせていただきました。
    また見解の相違があるかもしれませんし、一致する部分も出てくるかもしれません。それはそれでいいと思っています。

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  • @ゆりりん さん
    私もまったく同じ気持ちで、コメント嬉しく拝見しました😄 錦織圭は日本人ですが、日本だけのプレイヤーではないことを、海外に行くとより実感します。本当に誇らしい気持ちでいっぱいです✌️️

    フィジカルの話になっていますが、生で近くで見ると、他の選手に比べて本当に細くて小さくて、よくこの体格でここまで闘っているなと胸がいっぱいになることがあります。細く見えるジョコでさえ、体感はしっかりしているし、何しろ手足が長いです。チリッチやラオニッチは言うまでもなくで、「俺小ちゃい」と嘆きたくなるのもわかります。そこではない部分が錦織圭の魅力であるのは、もちろん理解してのことですが…

    それでは私も帰ります🇯🇵。夢のような時間を本当にありがとうと感謝したいです

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  • 錦織選手は体も強いし体力もある、ただその配分に問題がある。
    労働生産性を考えて、対戦相手ではなく大会グレード・各ラウンドに対してコスパに見合うテニスをする。
    相手がそれを上回れば素直に負けを受け入れる。
    例えば東京ソウザ戦の様な無駄にトップギアのテニスはしない。
    ベストテニスはシーズンでも数えるくらいしか出来ないのでGSMSの決勝に残しておく。

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  • 錦織のガス欠みたいのは、
    持論としては、1セット目を取る!という「命題」を、まじめに、こなそうとしているからゆえ
    なのでは? という気がします。

    これは、グランドスラムなど、勝ち切るための体力温存の対策として、
    近年、マイケルチャンが、錦織に要求していることなのでは・・・?
    まえに、なにかの試合で、かなり厳しく言われていた、
    という話があった。

    本来、錦織はスロースターターで、1セット目を取られることが多く、
    私は、いつも「あ、データ収集してるな!」と思って見てました。
    で、2セット目からエンジンかかり、ゲット!
    3セット目には、データ分析も完成し、リターンや、ストロークがバンバン決まり、勝利!!
    のパターンも多かったです。だから3セット目の勝率が、歴代1位だったりしてた。

    このパターンを、変えさせるべく、1セット目への集中を、半端なくやっているのでは? と思ったりします。
    これは、本来の錦織にとっては、自然ではなく、かなり無理をしていることになる。
    で、いまんとこは、結局2セット目に疲れて、がくんと集中力がなくなり、2セット目取られて、結局3セットプレイすることになり、疲れた状態が、3セット目まで、尾を引いて、そのまま負ける…。というパターンが、結構よく出てくるようになった気がします。

    つまり、錦織にとっては、きつい命題に挑戦している、ってことなのではないでしょうか?
    いづれは、それができるだけ普通にできるようになることを、目標としてるのではないでしょうかね。

    今回の、マレー戦も、チリッチ戦も、そうでしたね。
    そういうアプローチは、疲れているときほど、エネルギー使った後の疲労度が違うと思う。
    要するに、発展途上中?

    ふつう、接戦をものにしたり、いいテニスでセットを取れたら、「あげあげ」の気分になって、どんどん勢いづく、というのが自然だと思うのですが、
    (ワウリンカとか、すごくそういうの、わかりやすいですよね。)
    錦織の場合は、ガクンと、落ちることが結構ある。
    私たち凡人とは、いささかちがう感性というか…、それだけ集中することに凡人には分からない力を使う故に、あんなスーパープレイができるので、その疲労度は、半端ないのかもしれません…。
    本人も、「ほとんど放心状態だった」とか、言ってますね。錦織としては、かなり無理してる。

    でも、時には、本来の、スロースターターの錦織で、やっていく試合があってもいいのでは、
    と思うことがあります。いつもいつもでは、疲れちゃいますよね…。
    ジョコは、そこへ勝負かけてきて、圧倒したけど、
    「命題」としては、圧倒的な失敗。それに、落胆も大きくなっちゃう…。

    試合のやり方に、いろいろなパターンを持ち、それをバランスよく、
    コントロールして、こなしていけるようになることが、
    これからにとって、とても大切なことになるでしょう。
    トップの選手は、試合中にも、さまざまな作戦、対応を変えていく能力があります。
    「こんなはずでは…」とあわててるうちに、試合が終わる、なんてことはなく、
    必ず、押し返してきますからね。

    やっぱり、発展途上中なのでは?
    来年もがんばろう!! \(^o^)/

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  • 今晩は。
    MIYA@Londonさま、ばぁばさま始め現地観戦の皆さま、沢山の観戦レポート有難うございました。とても楽しいレポートばかりで、私もまるでロンドンにいるかのような気分にさせて頂きました。今後他の地に観戦に行かれる際も、是非宜しくお願い致します。

    内田暁さん、既出の朝日さんに続きSportivaさんにコラム掲載です。
    <2夜連続の失速。なぜ錦織圭は後味の悪いシーズン終幕となったか>
    https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/tennis/2016/11/20/post_628/index.php
    既出内容と被る文面もありますが、やはり内田さん読ませてくれます。

    綿貫敬介さんのコラムです。大活躍でしたね、綿貫コーチ。
    <錦織完敗の要因…「明確に戦略だった」ジョコビッチのバックハンド対策>
    https://the-ans.jp/column/2162/
    綿貫さんは純粋に、試合内容について解析してくれます。

    最後に英衛星放送スカイ・スポーツ記事の抄訳記事です、短いですが。
    <錦織は完敗も、ジョコビッチが奮闘称える 「素晴らしい今季におめでとう」>
    https://the-ans.jp/news/2158/

    内田暁さんや杉山愛さんが常日頃から仰っているように、錦織選手はメディアに対して正直すぎるくらい正直です。チリッチ戦を「置きに行って攻めなかった」、ジョコビッチ戦を「勝ちを取りに行く気持ちが足りなかった」というのは間違いなく本音でしょう。なので私は錦織選手のコメントを額面通りに受け止め、来季も心から応援したいと思います。

    長文失礼致しました。

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  • > 病めるときも、健やかなるときも応援していきましょう。

    団長のこの言葉が沁みました。
    錦織応援の中心者としてばかりではなく、人としてご尊敬申し上げます。

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  • フィジカルとメンタルについての皆さんのコメント、興味深く拝見しています。
    この連戦で、メンタルとフィジカルどちらがどの試合に影響したか私にははっきりわからないですが
    ただ想像するのは、体の疲れと連敗のショックがボディーブローのようにきいていて、それでジョコビッチにとどめを刺されたこと。
    WTFはエリートが競うお祭りのような華やかな一面がある反面、調子が悪ければ徹底的にやられてしまう恐ろしい場なのだと改めて感じました。

    全仏の時も、ツォンガやガスケなど特に地元勢と当たる時、コートがローマの円形競技場のように思えることがあります。思いきり見世物になっているような。しかもアウェーで。
    生き返るのに時間がかかるという本人のコメントを聞いて、弱肉強食的な西洋文化の中でがんばっている錦織選手の姿が試合に負けた直後よりも切ないです。

    いまが病んでる時でしょうか?
    十分に休んで、心も体も、あと自信も回復してくれることを願うだけですね。

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  • 一年間、錦織選手本当にお疲れ様でした。そして団長様の温かいコメントにウルウルさせてもらい、皆さんの時には熱いコメントに感心させられ、楽しく読ませていただきました。ひと言お礼を書きたいと思っていたら、のりのり様、くまぞう様が私の言いたいことを書いてくださっていて嬉しく思いました。錦織選手の成長はみなさんも認めていると思いますが、この一年間私の見方も随分変わったなと思っています。それは、昨年までは、スコアがかなり離されてしまうと最後まで見れなくて他の事をしたりその場を離れたりしていたのですが、今年はたとえ負けていても最後まで見れるようになったというか、これから逆転できると、真剣に思って応援することが出来るようになったことが嬉しいです。来年も信じて応援していきたいです。

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  • 金曜2セッション、昨日のセミファイナル2試合観戦しました。
    金曜はサイドコートでしたが、昨日はエンドコートの前方で、ボールの軌道や、選手の気持ちが痛いほどわかりました。
    圭さん、ジョコ戦は、圭さんが気持ちを入れて向かっているのに、体が動いてくれない、苛立ちを本人が感じているのが痛いほど分かって、せつなかった。
    でも4選手の中で、キレの良い盛り上がるスーパーエースを打つのは圭さんだと感じました。
    最初はバックダウンザラインが素晴らしかった。
    自分の疲労を言い訳にせず、相手をたたえるのはさすがだなと。きっと自分が1番腑甲斐なく思っているでしょう。でもまた、すぐ前を向いて、夢を追いかけてくれるはず。
    隣のおじさんが、大きなセルビアの旗持って、自分は日本の旗。後ろの女の子が一緒に立って応援してと。やったらすごく喜んでくれて。ほっこりしました。
    許せないのは、おじさんが最後の方、 l want money back と叫んだ事です。
    このサイトではみなさん温かい意見多くホットしています。
    マレーは凄いです。バブリンカ戦、両者、相当の気合いでした。ボールが深いこと、深いこと
    。1セット目はどちらに転んでおかしくない中、マレーが取り、バブリンカはこれだけ俺もいいのに、なんで劣勢なんだーと、ラケットをボキッ。目の前で見た迫力すごかったです。
    その試合の翌日、あのラオニッチ戦の死闘です。
    入場からスタンディングオベーション。1セット目を取られて、明らかプレーが変わりました。1セットオールでマレーが、ぎりぎりから生きかえり、会場も大盛り上がり。でもラオニッチはひかず2度のサービングフォーザマッチをしのぎ、タイブレも追いつき。
    ものすごいものを見たと興奮、特にマレーに感動しました。応援は力になるけど、プレッシャーも凄いはず。ラオニッチもすごく変わった。サーブ力に加えてストロークミスしなくなってる。ラオニッチ、チリッチ。これから圭さんのライバルとして怖いです。
    今日は年間ナンバー1がかかってる決勝。マレー体力相当キツイから、心配です。がんばれ~応援してきます。長文失礼しました。

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  • 若い頃の私は、テニスコーチを目指していたこともありまして、他人に認められたくて焦っていて、かなり酷い人間でした・・・”(-“”-)”
    それこそ、こちらのブログにいらっしゃる、負けたら飛び出てジャジャジャ~ンの方々と違って、テニスの知識、見識、技術論も日本の元トップレベルであった方々にも一目置かれるレベルであったので、反論の余地も許さず、かえってJrの子達等を深く傷付けてしまったことも多かったかと思いますm(__)m
    たとえ、正しく、揺るぎないものを身に付けていても、それを使う状況が間違っていては、人を傷つける口舌の刃になるばかりです・・・(T_T)
    その頃の自分自身を思い出すと、顔から火が出るほど恥かしいばかりです・・・m(__)m
    幸運な出会いに恵まれてから、テニスに対する姿勢が変わったのか、信頼されることも多くなり、色々と教えをいただいた方々に感謝するばかりですm(__)m
    こちらに集う皆様には、団長さんがいらっしゃいます!錦織選手と団長さんに出会た幸運を大事にしてほしいですね~ヽ(^o^)丿
    錦織選手!今シーズンも沢山の感動をありがとうございます\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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  • @スムージー さん

    今までの言動から推察すると、錦織選手は日本を背負うデ杯は出たい派だと思います。
    でもジョコやフェデラー、ナダル等のトップ選手にはデ杯をパスする派が多いのも事実です。

    確か2017年のフランス戦は日本開催ですね。
    日程的には全豪>デ杯>アカプルコとなると、オーストラリアから日本、そしてメキシコとなり気温差も激しく、私としては正直心配です。そして全豪で勝ち進めば疲労を考えてデ杯はパスする可能性も大きいでしょう。(チケット予約しているのにすみません💦)。

    この辺は、下団さんの意見も伺いたいところです。

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  • みなさま、1年間応援お疲れさまでした。

    最後は残念でしたが、プロなので疲労やケガは敗戦の理由にならないでしょう。
    対戦相手は「疲れていたようだ」と気を使ったコメントをするでしょうが、本気でそう思っているかはわかりません。
    疲労で負けたと言ってしまうと、勝っても「相手が疲れていたから」ということになってしまいかねません。

    といいつつ、
    2014のマドリッド決勝でケガしなければ・・・全米でチリッチのサーブが絶不調だったら・・・
    などと未だに思ってしまいますが。

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  • 錦織選手今年も一年間お疲れ様でした。本当にゆっくり休んでほしいです。
    >>期待は期待で、現状認識は現状認識で。
    まさに。期待はこちらが勝手に抱くエゴ。そこから外れたからと不満を持つまではともかく、それを書く必要はないですね。
    どのデータを見てどのように捕らえるかという主観が大きく入る、という前提のもとに現状認識やその対策を議論できる、このブログのありがたさよ。
    団長さんもゆっくり休んで下さい。あ、でも今年の試合の総括も読みたいかな。愛ある分析、楽しみにしています。

    他の国はわかりませんが、フランスではテニス選手がオフ期間にテレビ番組に出るなんてまずありえないです。
    最後の試合が終わった瞬間に荷造りしてヴァカンス地にスーパージャンプしているのだと思います。すべては錦織の選択ですが、心身ともにリラックスできる期間であって欲しいと願います。

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  • 錦織選手は、本当にお疲れ様でした。

    今朝のジョコ戦で嫌だったのが、デュースサイドからのワイドに切れる1stサーブを連続でリターンエースされた事です。あそこは分かってても返すのが厳しいコースだと思うんですが、好調のジョコなら、あんな真似ができるんですね。

    今季の後半にかけて、サービスが良くなったのは、あのワイドが効いていたからだと思いますので、来期もジョコにあのカウンターを撃たれるときつそうです。

    今年はジョコに6連敗ですが、ある意味、少し前のマレーの位置に近くなったのかなあと思います。
    来期も散々ジョコにやられそうですが、打ち勝てる型を一つずつコツコツと積み上げて行くしかないのでしょうね。

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  • @ブオ さん
    >最後の試合が終わった瞬間に荷造りしてヴァカンス地にスーパージャンプしているのだと思います。
    これ!これをやってほしいですね。
    テニス選手はテニスをやってなんぼだと思うので・・・。

    今年の正月だったか、嵐の番組に錦織くんが出てて、1時間しか時間が取れないと言ってました。
    そんな分刻みスケジュールでテレビ回らないといけないのかとかわいそうになりました。

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  • 🎾プロ テニス(の良さ)は テニスコートというチェスボードの上で ひろげられるグラディエイター的なエネルギーで11ヶ月間 の スケジュールの元で行われる 過酷 且つ 知的なスポーツです。と言ったら そんなことは 云われなくとも 分かってると反応しますが、錦織圭の良さは 見ている側にとって 恰も 自分がプレーをしているかの様に 感じさせられる 不思議な 天才的キャラクターに有ります。今回最終的に 五位の番付で終了したのが 次の 豪州Openで 4thシードを逃したと云う意味でも 極端なジレンマに 陥りざるを得ませんでしたネ! でも、錦織は錦織で錦織の ベストを尽くして せめてNo.5の座を守りました。カリブ 或いは フロリダの ビーチで 10日程 日光浴をさせてあげたいと思います!ひひ🎾

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。