試合前のコイントスでは選択権を放棄してウマー(゚д゚)

試合前に絶対必要な作業、それがコイントスです。

草トーや練習試合だとラケットを回して「Which?」と聞き、「Smooth(スムース)」か「Rough(ラフ)」で答えますよね。当たればサーブ or レシーブの選択権、あるいはコートの選択権を得ることができますね。

サーブが得意な人はサーブから始めたがるでしょうし、敢えてレシーブを選択して対戦相手の調子が出る前にブレークを狙う、という作戦もあります。

あるいはどちらか特定のコートサイドから試合を始めたいという場合もあるでしょう。

しかしコイントスに勝ったとしても、コートの選択権を行使することってあまりありませんよね?

なぜなら好きなコートサイドを選べたとしても、サーブ/レシーブの選択権が相手に渡ってしまうので、必ずしも思惑どおりにならないからです。

例えばカンカン照りの日。対戦相手にまずまぶしいサイドからサーブさせたいと思ったとします。

コイントスに勝ち、まぶしくない方のサイドを選択しました。しかし対戦相手がレシーブを選択すれば、相手の最初のサーブはまぶしくないサイドからになります。

このように実は、サーブ・レシーブの選択権ではなくてコートの選択権を行使したい場合は、コイントスに負けた方が有利です。

相手の出方を見てから自分に有利なサイドを選択することができます。

先ほどの例では相手がサービスを選択したら自分はまぶしくないサイドを選択します。すると相手のサーブはまぶしいサイドからになります。

相手がレシーブを選択したら、今後は逆にまぶしいサイドを自分が選択します。やっぱり相手の最初のサーブはまぶしいサイドになります。

(ただしこのときは、自分もまぶしいサイドからサーブをすることになります。)

相手がコートの選択権を選択したら、同様に相手のサービスがまぶしいサイドからになるようにサーブ/レシーブを選択することができます。

こんな時のために知っておいた方がいいことは、コイントスに勝っても選択権を放棄できるということです。

放棄すれば、上で述べたような作戦が使えます。

理屈の上ではコイントスによって有利・不利などなくルールは平等です。ただ個人的な事情・思惑があるだけです。

上の例でも相手にまぶしいサイドからサーブを始めさせる代わりに、自分もまぶしいサイドからサーブを始めなければなりません。これはどんな場合でも当たり前ですね。

しかし自分だけがサングラスをしているとしたらどうでしょうか?やっぱりまぶしいサイドからサーブさせたいですよね。自分には影響がないわけですから。

また、この作戦が一番威力を発揮するのが、「右利き+左利きのダブルスペア」の場合です。

選択権を放棄することによって、2人のサーブの順番を変えずに、2人ともまぶしくないサイドでサーブをすることができます!

コイントスに勝ってサーブやレシーブを選択してしまうと、相手のコートの選び方によっては、2人ともまぶしくないサイドからサーブを打つためには2人のサービスの順番を入れ替えなければならなくなります。

そういう事態を避けるためにも、「選択権放棄」これはお勧めの作戦です。私のペアは左利きなので結構使いますwww

まあ選択権を放棄された対戦相手は結構「?」って感じになることがありますが・・・。

ん?

誰ですかセコイって言ってるのは・・・。

10 件のコメント

  • おひさしぶりですw
    そっか~。その手があったかー。
    たとえば太陽だけじゃなくてペアの一人が
    風上からのサーブが得意な場合とかに
    その作戦を使えばかなり有利になりますよね。
    よーし、今度テニス始めたらやってみよー。

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  • 素朴な疑問なのですが、トスで勝ち、選択権を仮に放棄したとして、相手がサーブなりコートなりを選択、その次の「選択権」って、ルール上、認められているのでしょうか(「コートの友」を読め、と言われそうですが;;)。

    ルール上認められてない場合は、こちらがトスをして、当たっても外れても相手に「当たりです」と言ってしまえば済むという話はありつつ。。

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  • 2000年版ですが、Webでコートの友見つけました。
    http://www2.biglobe.ne.jp/~hit/frame_rule_part1.html

    規則6を見てください。

    第1ゲームのエンドの選択およびサーバーになるかまたはレシーバーになるかの権利は「トス」で決める。「トス」に勝ったプレーヤーは次のいずれかを自分で選ぶか、または相手方に選ばせることかできる。

    とあります。

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  • あ、意味が違いましたね、失礼。
    まあルールのエビデンスということいで残しておきます。

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  • 規則を見ますと、確かに選択権放棄後に、相手の選択のあとに自分が選択できるかどうかについては明記されていませんね。

    ですが、まあ大丈夫ではないでしょうか。コートの友に書いてないことについては、基本的にコートレフェリーの判断になると思います。

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  • なるほど!

    有難うございます。私の記憶は、2000年版の方だったようで。。安心しました。今後、使わせて戴きます。

    しかし、さすがは鼻血団長!素早いです。私が午前中テニスが雨天中止になってふて寝してる間に、有難うございました。

    と言うか、我が家界隈は大雨@雷付きだったんで勝手に中止と判断したら、現地は全く降らなかったようなんですが(泣)。。

    夕方、壁打ちでもして来ま~す。

    錦織君も中々復帰できず、ブログ更新も大変かと思いきや、毎度色々面白いネタをご提供戴き、有難うございます。ほぼ毎日読んでいますが、また時々コメントさせて戴きます。

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  • http://pdf.openvista.jp/view/large/p22/http://www.itatennis.com/Assets/ita_assets/pdf/2009FriendAtCourt.pdf
    9. CHOICE OF ENDS & SERVICE
    The choice of ends and the choice to be server or receiver in the first game shall
    be decided by toss before the warm-up starts. The player/team who wins the toss
    may choose:
    a. To be server or receiver in the first game of the match, in which case the
    opponent(s) shall choose the end of the court for the first game of thematch;
    or
    b. The end of the court for the first game of the match, in which case the
    opponent(s) shall choose to be server or receiver for the first game of the
    match; or
    c. To require the opponent(s) to make one of the above choices.

    英語版の方がわかりいい.
    a,bの場合 the oppent(s)=もう一方 が選ぶ.
    c の場合,the oppent(s)=相手が選び,その the oppent(s)=自分たちがまた選ぶと.

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  • はじめまして。素晴らしい考え方ですね。私もそう思います。

    実際テニス強くなるならサービスとレシーブから始めた方がいいと思います。どんなポイントでも必ずそこから始まりますから。

    とはいっても初心者はラリーが続くことが楽しいので、フォアから練習するって考え方もあるかと思いますが。

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  • あ、失礼しました。

    コンチネンタルグリップでほぼすべてのショットが打てる、

    という記事に投稿したつもりでした。

    トスの選択権を譲れるのは知らなかったです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。