復帰第3戦、レベルも上がり試金石となる大会!(2023シカゴチャレンジャー プレビュー)

大会の展望

復帰第1戦のプエルトリコ・チャレンジャーは優勝、2戦目となった先週のミシガンチャレンジャーは2回戦敗退という結果でした。
200位以下の選手には6戦6勝、180位のクドラに敗戦ということで錦織の現状の実力は100〜200位の間という評価ができそうですが、私はもう少し上と見ています(少なくとも100位前後)。

クドラ戦でフォアが乱調だったように安定性を加味したら100位以下ということになるかもしれんが、上限値も高くトータルで100位に入ってくるのではないかと。少なくとも150位以下のようには思えません。

まあ、それもこの大会である程度見えてくるでしょう。まだ不確定要素が大きいので今大会の内容次第では上記の評価を下げるかもしれませんし、上げるかもしれません。

クドラ戦の敗戦はそれほど悲観的に捉えていません。本人は「(調子の波が)ついに来たか」と語っており、十分に想定の範囲だった様子。いつかは来る事象であれば早く来てもらって早く対策したいという気持ちなのでしょう。

私が心配なのは体力。今、アメリカは相当暑いと聞きます(日本も・・・)。そんな中、クドラ戦では序盤からそれまでとは1ランク上のショットで左右に振られ、リターンからもアタックされプレッシャーをかけられ、予想以上に体力を削られたのだと思います。
これが俗にいう「試合の体力」というものかもしれません。
またプエルトリコではナイトセッションでしたが、日中の試合となったことも影響したかもしれません。

大会の中の2試合目であの状態になったことは少々不安ではありますが、これは2018年にも2021年にも見られたこと。徐々に上がってくると思います。クドラも錦織ほどではないにせよ、終盤は疲れからかミスが増えつつありましたし。

今週のシカゴは、地図で確認すると先週のブルームフィールドヒルズ(高級住宅地らしい)と近く、気温的にも同じくらいかな。引き続き暑さには注意ですね。

今大会のカテゴリーは過去2戦と同じチャレンジャー75、しかし今大会のシード選手のランキングが3大会の中で(少しだけですが)もっとも高いようです。
先週は100位台が3人、今週は4人。

第1シードは先週と同じくダックワース。清水悠太と1回戦で対戦します。また第3シードのゴメスと内山が対戦します。
錦織は1回戦、第6シードのGalarneauと対戦。知らない選手ですね。シードといっても215位。錦織にとってはあまりシードの意味はないでしょう。
QFで2シードのKovocevicと対戦。120位ですから骨がありそうです。
ククシュキン、ジョンソン、サングレンといった先週にもいたベテラン勢、2週連続で当たったウォルトンの名前もあります。

先週同様、一筋縄ではいかない試合を想定していますが錦織の底力にも期待しています。
今月末のアトランタでのATPツアー復帰に向け、いい感触を得ておきたいですね。

大会情報は後で加筆します。

大会概要

大会名:
開催地:
カテゴリー: Challenger 75
サーフェス: ハード
ドロー: 本戦S 32、予選S 、本戦D
シングルス獲得ポイント: 優勝 75、準優勝 50、ベスト4 30、ベスト8 16、2回戦 7、1回戦 0

今大会の過去の成績

出場なし

想定される対戦相手

放送予定

  • WOWOW
  • WOWOWオンデマンド
  • Challenger TV

11 件のコメント

  • 復帰第3戦、シカゴチャレンジャープレビューのアップをありがとうございます。
    ポイントのひとつは、レベルが上がった試合での体力とのこと、一方で、如何にして無駄な?動きをなくしていくかも問われるでしょうか。もっとも、相手の球の予測など、そのあたりのテニス脳は大丈夫そうですが。
    ウインブルドンでは、マレー選手がチチパス選手とフルセットの試合で惜敗し、ものすごく悔しがっていました。これはこれで心身ともに大したものだと思いました。錦織選手も是非、続いてほしいと願っています。

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  • 団長さん
    記事立てありがとうございます。

    先週のクドラ戦、試合体力がまだまだ足らないというのは
    私も同様に感じました。
    それに、仰るようにプエルトリコ大会はすべてナイトマッチでしたから日中の酷暑の中でとは体力的に多少違ったのかも・・。

    こうした試合体力の面は今後試合を重ねるごとに身についてくる(戻ってくる)はず、ですね。

    クドラ戦はフォアのミスとかちょっと気になりましたが、
    (プエルトリコ大会でのフォアが素晴らしかったと思ったので)
    そこのところはやはり「まだまだムラがある」ということなのですね。

    相手が強くなればどうしてもその分だけ時間的にも体力的にも余裕がなくなるので(錦織選手に限らずどんな選手であっても)
    体力が削られることは間違いないわけで、
    だから試合体力をつけることがものすごく重要になってくるようにも思いました。
    昔から最終セットを勝ち取ることが錦織選手の強みだったことを思えば、錦織選手は並外れた試合体力の持ち主だったと言えます。
    そうでなければ5セットマッチ勝率ナンバーワンなんてあり得ませんから。

    サーブ力の問題やその他のショットの精度や試合勘なども試合体力があってこそですよね。

    クドラ戦の第3セットは私には試合体力が足らなくて落としたとしか思えないのです。

    怪我をしない範囲で、試合体力を早く取り戻せるように願っています。
    そのためには試合を重ねてゆくしかないですね。

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  • 早々とプレビュー記事をありがとうございました😊
    次の試合がすぐやってくるって、ホントに嬉しい😃
    先程、大会前のWOWOWインタビューで錦織のコメントを聞きました。
    クドラ戦での反省点をだいぶ調整できたみたいです。2、3日あった不安は
    今日(予選が始まる前)の練習でだいぶ解消されたとも言ってました。
    クドラとの試合はやっぱり有効だったかな。
    団長さんの記事も読んだし、錦織のコメントも聞けたし、応援の心の準備は
    バッチリです 👍

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  • 団長さん、プレビューをありがとうございます。
    復帰第3戦、対戦相手も強くなってきて、炎天下で戦う疲れも出てくる中、どんな風に戦ってくれるのか本当に楽しみです。

    クドラ戦後のインタビューで、「クドラは今までの選手よりレベルが上で球の威力も深さも違った。それもあったが、自分のリズムを失っていた。出だしからフォアが入んなくて、それが最後までほぼ直らなかった」と言っていました。
    第2セットからは修正できてきたなと思って観ていたのに、本人からするとずっとダメだったのか…うーん、これが試合中の実感なんですね?修正し切れないという違和感をずっと抱えて戦っていたのか…
    本人は「長く休んでいたことから来る自信のなさで戻せなかった」と言ってましたが、団長さんのおっしゃる通り、体力的な消耗も大きかったように見えました。

    復帰したばかりの体にこの暑さはこたえるに違いないですが、一戦一戦慣れていくしかないですよね。(テニスの試合は酷暑とかダブルヘッダーとか過酷な環境下でも容赦なく行いますよね。それを勝敗の言い訳にする選手は一人もいませんが、私には不思議に思えます。映画『グラディエーター』の古代ローマ帝国の剣士とテニス選手が時々オーバーラップして見えてしまう…)

    インタビューの最後、「サーブとフォアが戻せるかなというのが挑戦であり、また楽しみでもある。時間はないがしっかり練習したい」という前向きな言葉があって、胸に沁みます。「今日の負けを引きずらないように、気持ちを切り替えていきたい」とも言っていて、もう楽しみしかないですね。引き続き熱烈応援頑張ります!
    1回戦は水曜の朝ですかね?

    あけびさんご紹介のWOWOW戦前インタビュー、見てみたいと思います。

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  • 団長さん、プレビュー記事のアップをありがとうございます。
    おっしゃるとおり、「一筋縄ではいかない」対戦相手との試合になることは間違いないですよね。
    「慎重ながら楽観的」なまなざしで、気を引き締めつつも熱烈に応援したいと思います。

    ガラルノー選手は、昨年夏、(米ジョージア州の)ロームで行われたチャレンジャー大会で西岡選手と対戦し、西岡選手が6-4 6-3で勝ちました(その後バンクーバーチャレンジャーで再び対戦するも、西岡選手が途中棄権した)。
    ガラルノー選手、どちらかというと小柄(今調べたら180㎝だった)で、FH/BHのバランスがとれたプレーで、フットワークがいい印象でした。

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  • こんなに熱く錦織選手を応援してる方々がいるなんて、ほんとにうれしいです。

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  • 団長さま、プレビューありがとうございます。
    皆さんご指摘のように私も体力が心配ですが、現地では夕方、天気も小雨模様のようで、
    気温もあまり高くならないのではと期待しています。
    調整もうまく行っていると信じて、また応援します。
    ノーマルな時間帯なのがありがたいです🙏

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  • 団長さん、プレビュ―記事ありがとうございます。

    もう次の試合を観れるなんて嬉しいです。
    が、団長さんやだいあんさんの相手情報によれば、難敵のにおいがプンプン。
    暑さと相まって苦しい試合になりそうですが、ケガに気を付けてガンバレ―\(^o^)/

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  • 記事アップと試合開始時間のお知らせありがとうございます
    応援出来る喜び幸せですね
    と、おもったら、テレビ中継の物凄い雨です
    明日に順延ですね、錦織選手にとってよい調整時間が取れたと思って、また明日を楽しみに待ちます

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。