右手首痛を発症し、思い切ったプレーができず敗退(2017マイアミ準々決勝)

2017 Miami (Masters 1000)
Quarterfinal
Fabio Fognini def. Kei Nishikori[2], 6-4,6-2

 見ていて辛い試合でした。
 昨日は左膝痛を発症してしまいましたが、今日思い切ったプレーが出来なかったのは右手首痛だったようです。練習は10分で切り上げ、左手で打つ場面もあったようです。膝がまずいのかと思っていましたが、まさか手首とは。でも、動きも良くなかったので膝の影響もあったと推測します。
 序盤から元気がなかったのですが、途中からさらにフォアが思い切って打てず、振り切らないフラット系ショットがメインになりました。サーブにも影響がありました。
 この状況でもなんとか形を作り、タイミングで取るウィナーを見せるなど1stセットは見せ場も作りましたが、動きも悪く、勝てる要素があまり見つかりませんでした。リタイアしてもよかったくらいの状況でしたが、結局最後までプレーは続けました。

 ちょっとツイッターでは厳しめの意見を書いてしまいました。すなわち、この状態では途中で止めても良かったのでは?という意見です。責めているわけではありません。錦織はやれる範囲で頑張ってはいたという前提です。頑張ってもあのくらいの状態だったのであれば、治療に専念して欲しかったという思いです。
 やってみないと分からない部分があり、最初痛かったけど途中からプレー出来る感じになるということがありますので、試合に出たことはいいと思います。最初、恐る恐るのプレーになってしまうことも仕方ないと思います。でも、どこかのタイミングでギアを上げていかなければ勝利はおぼつかないわけで、それができないどころかむしろ、さらにプレーの質が落ちてしまう状態でしたので、私としては途中でやめても問題なかったのではないか、と思いました。かなり辛そうで、ポイントを取っても下を向いたままでした。

 私の意見のせいで、(少なくともこのブログ上で)今日の錦織に対する批判が集まってしまうことを少し恐れていますが、取り繕うこともできませんので正直な意見を書かせていただきました。批判ではありません。「最後までよく頑張った」という意見はあってしかるべきものですし、錦織に対して何を見て、何を望むかの違いによってスタンスの差が生まれます。私も、痛みがある中で工夫してポイントを取ろうとした姿勢には感服しますし、できることはやったと思います。ただ、長期的な視野に立って考えるとここで試合を最後までプレーすることで、何か多くのものを得られるかというとそうは思えなかったというだけのことです。ひょっとしたら、錦織自身のポリシーやプライドで、リタイアを良しとしていないのかもしれません。ですので錦織の選択は尊重します。

 私のこのスタンスは、2008年ストックホルムでソダーリングに同じような状態で負けたときから変わっていません。当時、ブログ1年目で今よりずっとアクセス数は少なかったにも関わらず、300を超えるコメントが集まり、私に対する批判も多くありました。あんまりそっちの記事を注目して欲しいわけではない、むしろそっとしておいて欲しいのでリンクは張りませんw。開設当初は黒歴史が沢山ありますが、精力的に活動して活気があった時代でもあります(今はすいません・・・)。
 その後状況は変わり、どちらかというと私が錦織のリタイアや、怪我によって思うようにプレー出来ないことを擁護し、コメント欄で厳しい意見が支配的になる、ということの方が多くなりました。しかし、そのような場合は大抵、「状態が悪く厳しいものの、工夫によって少しは勝つ可能性があった」(リタイアしなかった場合)あるいは「見込みがないため諦めた」(リタイアした場合)だったはずです。今日は工夫でどうにかなるレベルではなかったと思いますし、逆に今日のレベルのプレーが精一杯であれば、コートに立っていることは危険で心配です。

 このあたりは本当に人によって受け止め方が変わると思います。冷静に状況を考える人、常に頑張る姿勢に感銘を受ける人、様々です。私が願うのは、スタンスの違いをお互いに批判しないでほしいということです。「リタイアした方が良かった」と考えても、それがすなわち応援していないということにはならないし、頑張っていないという批判にはなりません。怪我の悪化を心配する気持ちかもしれませんし、思い切ってプレーできない錦織を見るのが辛いという気持ちかもしれません。逆に「プレーするなら最後まで応援する、最後までよく頑張った!」という意見を、「怪我が悪化したらどうする」などと批判するのもナンセンス。この意見は錦織の選択を肯定的に捕らえ、選手を支持する気持ちを表明しているだけであって、決して怪我の悪化を心配していないわけではありません。もっとも、この二者択一の気持ちである人はほとんどいないでしょう。皆、両方の気持ちをもっていてどちらに重きを置いているだけだと思います。実際、私も、「最後まで続けたのは観客のためもあったんだろうな」、とか、「勝ち目がないと分かっていても諦めきれなかったんだろうな」と思う気持ちを同時に持っています。ファン同士の喧嘩こそがナンセンスになると思います。

 誰も怪我したくてするわけではないし、怪我したのはこれまでの試合で精一杯頑張ったからです。あっさり負けていたら怪我していなかったかもしれません。だから今日の敗戦は致し方なし、責める気持ちは全くありません。むしろフォアの調子が上がらない中、負けてもおかしくない試合を粘り勝ちした内容を考えると今後に向けて大いに希望が持てる大会だったな、と思います。今日の故障が長引かないことを祈ります。
 

399 件のコメント

  • 今日の試合は、どう観戦すればよいか、最後まで分からずじまい。頑張れとは言いづらい状態でした…。身体が反応できないのであれば、試合のどこをどう観れるのか?…そういう試合もありか?と思いかけても、こじつけだな、に至り。勝利うんぬんより、コートに立つ姿にワクワクできないのが、悲し〜。

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  • 見ていて辛い試合でしたが、錦織だって色んな葛藤があったはず。まずは治療に専念してほしいです。
    ランキングかなりさげるかな?
    ラファ、フェデラー残ってるけど、ラオニッチ、ワウは敗退。

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  • デ杯もスキップして、アカプルコを避けて一週前のリオにした。それでもこの状態なら昨シーズンの疲労をひきずったままなのかも知れない。このまま例年通りにクレーシーズンに向かっていいのでしょうか?

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  • 痛めたとしたら、昨日のSFMの時ですかね?

    クレーシーズンは失効ptが多いですが、上位陣が総じて不安要素があるし、8位との差もかなり有るので、治療優先で幾つかスキップするのも有りかな?って思います。

    後、人として成熟ですか・・・
    私自身未熟者なので、他人に対し成熟を求めるなんて、そんな小っ恥ずかしい、もとい高尚な方がおられるなんて・・・ある意味笑顔にさせてくれますね。

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  • 錦織選手は生き方が下手だと思う。
    本人の人間性が足を引っ張ってる。
    クレーシーズン全休という賢い判断もあるんじゃないかな?
    ポイントを稼ぐために大会に出ることに意味がないことを気付くべき。
    人として成熟するのはいつになるのか。

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  • 圭君、痛い所がある中、最後まで試合を捨てず、頑張りましたね。まずはきっちり治療に専念してほしいです。痛みが長びかないといいですね。また、次ですね。お疲れさまでした。

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  • バルセロナまで3週間、リカバリーに専念して欲しいです。
    失効ptが大きいから仕方ありませんが、QFまで残ったのに7位に下がるのは悔しいですね。クレーシーズン、元気に帰ってきてください(^ー^)

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  • いつも言ってるんだけど、勝つ見込みの無い試合をダラダラ続けて身体を痛め付けるのは目の前の感情をコントロールできてないということに他ならない。もっと先を見据えて割り切らないと。
    ってもう遅いか。一事が万事で、ずっとこれを繰り返してきて身体に負担かけてきたんだからね。精神がまだまだ未熟。残念です。

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  • GS0勝、MS0勝の旅はまだまだ続きそうですね。
    私たち観てる側の忍耐力も試されてると思いますが、
    それにしても団長、一体何をどうしたら優勝できますかね?
    50年に一人の天才錦織さんでも優勝できないとなると、
    日本にどんな選手が現れれば優勝できるのか?
    「錦織さんの天才的な才能に、
    ダルビッシュや大谷のようなフィジカルエリートが
    合体した選手」
    が現れれば、日本人のGS優勝、MS優勝が見られるのか?
    しかしそんな選手が現れる可能性は低く、
    やはり錦織さんに期待してしまいます。

    ケガせず大会を戦い抜くフィジカルを持っていないのは、
    深刻な問題点だと思いますが、
    この10年、ケガさえなければ、、
    と感じたのは1度や2度ではありません。
    何をどうしたらいいのか、チーム内で
    明確な答えが出てるといいのですが。

    次のバルセロナは相性が良い大会ですので、
    良い結果を期待してます。

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  • クレーシーズン、ローランギャロスまで全休なんてどうでしょうね?
    ポイントロストは大きくなりますが、長めに休んだ後は期待以上の結果だしてきてますし。
    試合見れないのは辛いですが、何より身体に対してリミッターかけながら闘う錦織くんをみるのも辛いので(T_T)

    本気でバルセロナは回避してくれないかな~
    何ならローマも回避でマドリッドだけ調整程度で出るとか( ̄▽ ̄;)

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  • 圭君、団長ほか皆様、応援お疲れさまでした

    なんといっても表情が冴えないのが、見ていて苦しい試合でした。

    次に試合でるときは、また気合い入った楽しそうな表情を見れますように!

    何があっても応援し続けます!(^^)!

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  • 鼻血さんの言葉を借りるなら、こういう時こそ応援しましょう!ですね!

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  • お疲れ様でした。最後のほうは膝も痛かったのでしょう。よく頑張ったとほめてあげたいです。毎週々あんな怪物みたいな外国の連中を相手にしてるとどこかしら故障するのはやむをえない事かと思います。当分休んでまた元気な姿を見せてください。うつむく姿でなく軽やかにスキップする圭が見たいです。大男の前であのドヤ顔を見せてください。

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  • 正直、今日の試合は期待していなかったのですが、やっぱり棄権しないで試合するからには勝利を期待してしまいます。そういう意味では非常に残念です。これからもっと省エネテニスで早いラウンドは戦うべきですね。無駄にフルセット戦ってまた怪我しての繰り返しじゃいつまでたってもマスターズやグランドスラムは取れません。あといつも思うのですが、錦織の場合ドローは全く関係ないですね。ドロー抽選でわくわくすることがありません。まあとりあえず、バルセロナまで万全な状態に戻して優勝してほしいです。ナダルを決勝で倒してください。お願いします。

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  • よくフィジカルが弱いとか怪我が多いとか体力がないとか言うけど、それは違うよ。
    フェデラーの言葉を借りるなら、勝ち方・大会の制し方・ツアーの周り方を未だに分かっていないんだと思う。

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  • 応援してるからこそ複雑な気持ちとしか言いようの無い試合でしたね。
    待ちますから ちゃーんと治して 100%になって帰ってきてください!

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  • 2014年のダブル棄権で批判されたから、試合前の棄権がしづらくなったわけではないですよね。
    よく考えれば勝てるわけなかったと試合後に語った全英チリッチ戦と今回はなにか違うのでしょうか。

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  • 圭くん、お疲れ様でした。膝の心配をしていたら、まさかの手首負傷にびっくりして言葉もでなかったです。そして、試合も本当に見るのが辛いほどでした。。。
    バルセロナまでに怪我を治して、また元気な姿を見せてくれると信じています!

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  • ブラッド ギルバード と ケイヒル のコメントを聴きながら 眺めていましたが ギルバードは 圭を良く知っているので プレー出来る状態では無いことを説明していましたネ!右手首がマズイとバックハンドも ノーマルに打てないのは おのずと分かりますし、ドロップショットを多用したのも 明らかに 状況を裏付けて居ました!敢えて試合を終わらせた 精神とソレを出来て不祥事が出なかったと見て 皆様と同様にホッとシテイマス!

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  • 残念でしたが、試合には出ても出なくても批判されますね。
    テニスの神様が、きみはがんばりすぎだから、少し休みなさいって言ってるんだと思うことにしました。
    ひとつだけ愚痴を‥天才で繊細な圭くんには、やっぱり同じようなタイプのコーチについて欲しいです‥フィジカルの調整がメンタルの問題にすり替わって上手くいってないような( ; ; )

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  • 団長様
    貴方の言われたことは、もっともであります。第1セットでブレイクバックしたときは涙が出てきました。それだけ見ている私も錦織選手の辛さが伝わってきて、それでも戦い続ける姿に心を打たれました。やはり、足の方は比較的軽かったのでしょうね。逆に右手首の方が深刻だったということでしょう。バルセロナには3週間あります。南米と違って環境の整った会場ですし、相性のいい大会が続きます。怪我を治して、復活して欲しいですね。しかし、ドロップショットからの切り返しやフォアハンドDTLはさすがと思わせるプレイをしていました。途中棄権しなかったのも救いかな・・・

    netdash様
    状況も分からない中で書かれた記事は、黙殺しましょう。ただ、日曜日のH氏がどんなコメントをするかは確認したいですね。

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  • 団長、それ嫌ですね〜、でも明らかに怪我プレーだったので「 まさか 」は無いと思ウン。

    圭君、しっかり休んで早く治して下さいね〜 、
    クレー 楽しみにしちゃってるんですから〜 🎵

    🌟彡 圭君の怪我が大した事ありません様に ! ! 🙏

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  • こんにちは、Twitterではちょいちょい失礼いたしました、いつもブログ楽しみにしてます。
    結局のところ負けるよりリタイアする方がよっぽど悔しいんだろうなと想像、それで試合出てもやっぱり辛くてあの元気のなさ、今日の圭くんにはおいそれとがんばれとも言えなくてただ見守るだけでした。
    団長さまのブログにあったとおりツアーを回り続けてる疲労はたしかにきてる気がしますね。なんとか心身ともにリフレッシュして体力はもちろん気力を充実させてほしいです。今日のフォニーニはまぶしかった!

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  • 今日は残念でした。
    一昨年のモントリオールSFマレー戦と同じような感じですかね、意地でも試合には出るというw
    たとえ勝算がなくても。
    右手首痛はおそらく慢性的なものでしょう、ある程度ハードなトレーニングはしなくてはいけないし、錦織は1日でもラケットを握らないと不安になるタイプ、今に始まったことではないですけど怪我とうまく付き合っていくのは難しいですねぇ。
    コーチとかが言ってある程度の期間、強制的に休ませた方がいいんじゃないですかね。

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  • ベルダスコと当たると、勝っても壊されちゃうイメージがあります。。もちろん、怪我は蓄積された疲労が主な要因だとは思いますが。。

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  • バルセロナでは早期敗退しますよ。だから、出場しないほうがいい。5月のマドリッドのMSに備えて休養すべき。
    欧米選手と比べフィジカルの弱い錦織選手はこれまでとツアーの戦い方を変える必要がある。250や500の大会では早期敗退が多くなるでしょう。その分MSやGSで爆発すればいい。今こそ、チリッチやバブリンカのような不安定かつ爆発型に変化するタイミングではないか?

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  • ニュースで「格下にまさかの敗戦」と報じられたとしても、ちゃんと取材してないのはテニスファンならばわかる事なので全くスルーすると思います。あの状態で棄権しなかったのは素人の私には全くわかりませんが…。
    ポイントのディフェンドよりも身体の方が大切です。ブログよりも身体の方が大切です。
    錦織選手も団長さまもまずはしっかり休んで下さい。全仏で歓喜の雄叫びをあげるためにしっかり体調整えて欲しいです。

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  • 負けた試合なのに、求められた人達に今日はサインしてましたね。
    きっと良い試合を見せられなかった事を本人が不甲斐なく思って、せめてサインはしようと思ったのかなと想像しました。
    棄権した方が良かったとか、全力で戦えないなら途中でも棄権すべきとか批判される事もあると思いますが、結局の所はみんな錦織選手を応援してるからこその気持ちからですよね。みんな勝って欲しい気持ち、怪我が悪くならないでと願う気持ちは一緒。
    怪我したり、負けたり、良いことばかりじゃないけど、ファンも夢は続いて行きますね。

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  • おはようございます。

    残念でした。棄権かもなと思ってたので、出てくれたのは正直嬉しかったけどな。無事なんや。と。けど負傷が膝から手首に変わってたのは驚きでした。
    ダスコくらいから、フィジカルには徐々に亀裂があったんかなぁ。

    今日の議題はなかなか難しいですね。
    ニー二の為に出た訳ではないでしょう。
    チーム錦織の答えかと。
    棄権する結論には至らなかったという事でしょうかね。
    いつぞやのチリッチ戦で脇腹、絶対負けるやん、ハレでの足引きづりプレー、滑ったらどないすんねん、と棄権なかなかしない錦織選手…
    全部受け止めて応援していくしかないわ。

    次のクレーに支障がないように祈ります。
    お疲れ様でした、圭‼︎

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  • フェデラーみたいに長期休養して身体を回復させ、弱点を克服し、強くなって戻ってきてほしい。

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  • 棄権するとレコードにもそう記録され目を引きますが、出場しての敗退なら数ある敗退の中のひとつにしかならないじゃないですか。
    怪我が多いっていう自分のイメージをわかってるからせめて出場してって考えたのかなぁって想像してます。結局本人が棄権がいやだからこの選択になったと思うので。尊重するし、責める気にはなりません。

    ラオニッチのほうが怪我してるイメージあるww思い切って棄権するけどなかなか良くならないですよね・・・可哀想です。

    手首ですと、ここ数ヶ月のフォアの不調の説明がつきませんかね?

    あと、スケジューリングよりもプレーの内容を変えるほうが良い気がします。
    一番思うのはもっとボレーに出たほうがいいかなぁという所です。相手をストロークで崩すのは得意ですが、ふわっと帰ってきた球をブチ抜くパワーショットはあまり無いので相手を崩しているのに決めきれないというのが多い印象です。フェデラーとまでは行きませんが、もっと積極的に行けないでしょうか。

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  • 本日はコート上に立っているだけでも良しと思っていた試合でしたが、膝というより手首の負傷の方が大きかったのですね。
    いつ負傷したか・・・昨日のファイナル セット下半身がいつも通り使えない分、上半身 特にリストを利かしたショットを打ち過ぎて痛めたのかもしれません。

    手首は古傷でもあり、デルポトロの例もあるので慎重に治療して欲しいものです。
    個人的には全仏まで様子見ながらで良いのではと。
    ※錦織ロス感は大きいですが

    これで、トップ5で身体的に元気なのはワウリンカだけ。トップ10でも安定感があるのはフェデラー ナダルと、そこだけ見るとまるで10年前に戻ったかのようです。

    トップハーフは準々で若手代表 ベテラン代表を決めた上での世代対決
    ボトムはフォニーニ ナダルにも比較的相性いいし、ソック含めて誰が上がってくるのかやら

    錦織がいなくなってしまったマイアミ
    優勝者がフェデラー ナダルなら、混沌しながらもまだ秩序が保てそうですが、それ以外だと一気に群雄割拠の時代に突入しそうです。

    テニス史の転換期の象徴的 大会になるような予感もします。

    まずは この後のナダル ソック 戦。 ソックが勝つと・・・

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  • アルゼンチンからマイアミまでのまでの試合を見てきて、昨年までの強さが鳴りを潜めてるのではないか?結果が出ていない。コーチ解任も選択肢では?故障が多いのも気になる。じっくり休む期間が必要では?ミロッチと同じ運命をシンクロしてる。とにかく怪我を回復することに全力を。

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  • 棄権覚悟で見ていたので、負けても、いつものような、悔しさは全くないけど、時間とともに、色んなことを考えて、落ち込んでしまいます。きっと、錦織くんも不安でいっぱいかなー。
    今年は上位シードの優勝がない、シードダウンがすごいと言われてきているけど、当たり前だなと。
    皆んな、身体を酷使してきているから、あちこち不具合を、悪化しないように試合をするから、思い切りよくできないんだろうなあ。
    錦織くんの今年の試合もそんな感じだなあと思って見ています。
    フェデラーのように、すっぱり、休めていけば、パワーも戻ってくるのかもしれないですよね。
    色んな事が、あつて、なかなか決断はできないのでしようけど。
    笑顔で、生き生きした錦織くんに飢えています(T ^ T)

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  • マイケルの解任はありだと思う。マイケルのおかげでトップ10の壁を乗り越え、世界4位まで登りつめた。十分な結果は出ている。
    しかし、現状維持にとらわれては大きな飛躍はない。勇気はいるが変化を求める時期ではないか?錦織さんの決断を見守ります。
    天才型の錦織さんに合うコーチがきっともう一段階上のレベルに引き上げてくれるはず。

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  • お早うございます。
    ハンドル・ネームに差別的表現を使用されている方、今後はどうかハンドル・ネームを変更して頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
    先日その方は、実在の病名を出して、選手やその病に苦しんでいらっしゃる方々を揶揄するようなコメントをされたので、私が団長さまに対処を求めましたところ、ご自身でコメントを消去されました。
    なので、ご本人はお解りになるはず。にも拘らず、本日もコメント内でさほど変わらない表現をなさっていますが…。
    何卒宜しくお願い致します。

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  • いつも洞察力のあるブログ、楽しく読ませてもらっています。
    フォニーニも肘の故障を抱えていたという情報もありました。
    また、棄権することで次戦の対戦相手(ナダルかソック)が不利になるという責任感もあったのかもしれません。
    個人的には、今回もトッププロの選択ですので尊重したいと思います。

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  • 今マイケルチャンを解任するのは時期尚早な気がする。リスクの方が大きくなると思うので、せめてクレーコートシーズンRGまでは現チーム錦織で戦ってほしい気持ちです。

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  • さすがにこの試合は期待してなかったのですが、このポイントロストは痛いですね。ワウリンカ・ラオニッチよりも1つ上まで行けたのは運が良かったですが。

    精神的な成熟ですかぁ…意味は分かりますけど、なかなか難しいんでしょうね。プレースタイル的にも何かがダメなら総崩れする訳じゃなく、違う武器で試合は作れてしまいますからね。それよりついに手首に来ましたか、意外とはじめてなんじゃないでしょうか?ナダルやデルポのように結構長引く可能性もあるから心配ですね。

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  • 一番状態が分かってるのは本人とチームなので、本人にとって最適な選択をした結果と信じます。昨年の全英強行出場からの五輪出場なんてかなり無茶に見えましたが見事に成し遂げましたしね。

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  • 今回は残念だった
    錦織はプロではあるが自分のためにテニスをしてるんだから自分のやりたいようにやれば良いと思う
    けどそこに明確なビジョンがあるかだけど
    テニスが上手いからってテニスを続けないといけないなんて理由もないので楽しくやって欲しいと思います

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  • オッズとしても錦織1,33 フォニーニ3,60と錦織優勢からこれなので全世界で驚かれてると思います。
    うーんこんなことならフォニーニに賭けておけばよかったかな笑
    冗談はさておき解説の方も言ってましたが手首はいつから痛めているのでしょう、こんなに表面化してるとは知りませんでしたが。
    ストロークに影響が出ていたのもあるとは思いますが、素人目からはサービスがひどく感じました。
    特に2nd、どうしても確率を重視するとスピンを使わざるを得ないが手首の痛みからコースの振り分け、深さが成りを潜めている。そんな印象を受けました。
    2ndセットは2回目までブレイクダウンしたら駄目だと思った矢先にブレイクされ、そのあとバックされましたが思った通りリターンゲームのほうがポイントを取れていましたね。ただ錦織の行動については声を荒げるほどのことではなかったと思いました、まあしいて言えば2ndセット終盤で棄権が一番だと思いましたが。ただどうしても素人なので的外れな意見かもしれません、ご了承を。
    どうも去年のWBでのチリッチ戦と被るような気がして心配になった一戦でした。

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  • お早うございます。
    錦織選手QF敗退、残念でした。右手首に来るとは想定外。でも元々右ひざ情報で心構えはOK、悔しいですが落胆はしていません。錦織選手自身が一番悔しいことでしょう。寧ろ、そんな状態であそこまでのプレーができるとは、やはり稀有な選手だなと感嘆です。
    万全な体制でクレー・シーズンが迎えられますよう、チーム圭の皆さま、リカバリー宜しくお願い致します。南北米シリーズ、お疲れさまでした。

    一般紙ですが、本人のコメント掲載。短いですが産経新聞より。
    <錦織圭は4強ならず「やり切れない悔しさがある」左膝に加え右手首も痛め精彩欠く>
    http://www.sankei.com/sports/news/170330/spo1703300002-n1.html
    やはり右手首を痛めたのは4Rのデルボニス戦。左ひざを庇うが為に手首に負担がかかり…という連鎖でしょうか。勿論蓄積されたものもあったと思いますが、これは全選手に起こり得ることです。
    団長さまの前スレ記事通り、コントロールできないものに杞憂せず、今はただ回復を祈りたいと思います。

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  • 世界トップ10にいるということのものすごさが当たり前になっているのでは?
    とんでもないことですよ。

    批判される方々は「ベイビーステップ」を読んでみてはいかがでしょうか?

    しかし手首だったとは。
    西岡くんともども心配です。

    ツアーのまわり方の問題だとは思いませんが、うまく休みをとってほしいですね。

    しかし、またロジャーが優勝するのでは・・・?

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  • 私もフェデラー優勝だと思います。
    ズベレフはまだ経験少ないし。

    錦織選手って天然でもあるけど、武士なところもあるかと思っているので棄権せずプレーしたのは第二シードの責任もあったのかなと思ってます。
    ジョコマレーがいないうえラオニッチ以外たくさん棄権して、大会も困りますよね〜

    ATPはもはやブラック業界だと思っているので、出場義務はありますが個々の選手が身を守れるようスケジュールはよく考えてカラダにあわせて立てるべきなので、長期の休みもありなんじゃないかと思ってます。
    体力のあるマレーでさえ肘だけでなく体調不良、以前フェデラーファンの方も2008年に伝染性単核症にかかったことを言ってらっしゃいましたが、疲労の蓄積からくる免疫力の低下はこわいです。
    ランキングも大事ですが、ゆっくり休んで本来の調子を取り戻さなければ、優勝以前に体が壊れてしまう。
    今の陣営を変更する必要はないと思いますが、体調とスケジュールについては、これまでの延長でなくまず体ありきで考えるべきだと思ってます。

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  • デルポニス戦の3セット目最終ゲーム30-0にした所で、手を振って痛そうな顔してる場面あります。たぶんその頃痛みが出たのかな?

    身体の心配しないでプレイが出来るようになれば、きっと結果も出てくる!
    これからも応援!応援!

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。